吉野の桜は本当にきれいなので混雑しますが、せっかくなら奈良の名物を食べ歩きして「花より団子」も楽しみたいですよね。
そこで今回は2019年に実際にお花見に行ってきたのでお店などの混雑状況やおすすめの柿の葉寿司のお店など、詳しくご紹介します。
お弁当を食べる場所についてもご紹介します。
目次
吉野の桜シーズンに食べ歩き
今回、2019年4月最初の土日に吉野の桜に行ってきました。
桜の見頃としてはまだ下千本でも三分咲き~五分咲き程度で、一番の見頃は来週かな?といった感じでした。
2019年は開花が早いかも、と思っていたのですが3月末に寒い日も多く、少し開花が遅れた感じでしたね。
そうはいってもいい天気の日、ということもあって観光客の数は多かったです。
まず、近鉄吉野駅に着くと桜のシーズンにはいくつか出店が出ています。
から揚げなどのいいにおいがします!が上に着くともっとお店があるので、私たちはここは我慢しました。
吉野の柿の葉寿司はどこが人気?
奈良といえば柿の葉寿司が大変有名で、いろんなお店が出しています。
どこのお店にも違いがあってそれぞれに美味しいんですよね。
子どもはあまり好きではない味かもしれませんが、吉野に行ったらぜひ食べてみることをおすすめします。
吉野の柿の葉寿司といえばひょうたろう
今回は吉野の紅葉は混雑する?モデルコースで効率的に!車と徒歩の使い分けもの記事でもご紹介したひょうたろうさんという有名なお店に行こうと思っていたのですが、
10時半くらいの段階ですでにこの行列でした。
しかも、これは予約していたお寿司を受け取るために並んでいる人の列だそうで、当日買うことはできませんでした。
お店の方に聞いたところ、桜などのシーズンには遅くとも2日前くらいまでに予約しておくといいそうです。
また、夏場を除いて全国発送もしてもらえるそうですよ。
吉野の柿の葉寿司 やっこ
結局、私は金峯山寺の裏手すぐにある「やっこ」さんの柿の葉寿司を頂きました。
(ちょっと見えにくいですがやっこさんの店構えです)
やっこさんも大正時代に創業、の老舗です!
なぜ吉野に柿の葉寿司のお店がたくさんあるかというと、海でとれた鯖を吉野の山奥まで腐らせずに生で持ってくる手段として酢で締める、という手法が取られたからだそうです。
7個1050円(鯖7個or鯖4個+鮭3個)で買えるので、それを買ってどこかで座って食べてもいいのですが、今回はお店の中で頂くことにしました。
店舗ではうどんやそばとのセットを食べることができます。
といっても、桜のベストシーズンなのでお客さんの数が多くて30分ほど待ちました。
店員さんはとっても忙しそうでした。
実際、注文したメニューが間違って出てきたのですが、その旨を伝えるとすぐに作り直してくれました。
頼んだざるそば+柿の葉寿司セット(1400円)です。
(↑柿の葉寿司は1つ食べてしまっているところで、本当は4つセットになっています。)
やっこさんの柿の葉ずしは初めて食べましたが、サバがしっとりしていて、とにかくまろやかなお味でおいしかったです。
お寿司ってパサついたりしがちですが、ジューシーまろやかなお寿司が好みの方にとってもおすすめです。
吉野で弁当を食べるなら
今回はレストランに入ってランチを食べましたが、どのお店も観光相場、というか正直安くはないです笑
吉野のお花見シーズンにお昼を食べるなら、やっぱりお弁当を外で食べるのが一番かな、と思います。
山なので当たり前ですが、食べられる場所はたくさんあります。
吉野駅についてすぐ、七曲坂にもベンチがところどころに置いてあってお弁当を食べている人がいました。
また、ベンチがなくてもシートをひいて食べている人はかなりたくさんいました。
急な斜面には注意して楽しみたいですね。
金峯山寺の境内でも長い椅子があって、そこに座って食べている人も。
境内に自動販売機までありました。
あとはこちらも金峯山寺の裏手の見晴らしのいいところで桜を見ながらお弁当を食べたり。
本当は上千本あたりまで行くと人の数も少なくなりますし、桜の絶景を見下ろしながら食べると最高だと思うのですが、今回は時間がなく、子供も小さかったので金峯山寺くらいまでのお花見となりました。
人は多いですが、いろんなお店があって楽しいです。
かわいい看板犬もいました。
器やちょっとした着物の古着のお店、漬物屋さんや甘栗屋さん、燻製や豆腐、こんにゃくのお店など見ているだけで楽しいです。
「THE お弁当」なものはあまり売られていませんが、探すとおこわが入ったパック400円なども売られていました。
きちんとしたお弁当を食べたい人は吉野に着く前に調達することをおすすめします。
吉野の甘味
吉野の甘味と言えば、やっぱり葛が有名だと思います。
七曲坂を上がりきったところから上に続くメインストリートには葛湯や葛切りを売ったお店がいくつもいくつも出てきます。
葛もちや葛きりの甘味処として有名な弁慶さんです。ここはお座敷もあってくつろげますよ。
それと、吉野のメインストリートでお土産の品として葛関連のものはかなり売られていて、箱入りの葛もちが800円くらい、くず粉や葛湯が500円くらいから、という相場です。
ただ、注意なのが葛粉として安めのお値段で売っているもののほとんどに馬鈴薯デンプンなどが含まれています。
なめらかで上品な味わいの葛湯を楽しみたいと思ったら、「本葛」と書かれたもの(=葛100%)を選ぶのがポイントです。なめらかさやピュアな風味が全然違いますので!
馬鈴薯デンプン入りだと、どうしてもかすかにじゃがいもっぽい、というか「穀物」という感じの風味もする、ということに今回の吉野旅行で気が付きました。
本葛だと1袋で最低でも1000円はするのでいいお値段がします。
が、せっかく吉野に来られたら本葛をお求めになるのがおすすめです。
吉野の桜ソフトクリームは定番
吉野では桜アイスクリームも多数のお店で売られています。
こちらは350円で買えました。
だいたいどのお店も300円~350円で買えます。
桜の塩漬けが入っていてうっすら塩味ですが、大人っぽ過ぎる味、ということもなくうちの3歳児もほとんど1人で食べていました。
暖かい日におすすめです。
吉野の桜シーズンに食べ歩き まとめ
いかがだったでしょうか。
吉野の桜、お花見シーズンにおすすめのグルメ情報についてご紹介してきました。
奈良にうまいものなし、など言われているみたいですが素朴でしみじみとおいしいものがたくさんあったのでぜひいろんな味を楽しんでくださいね。
こちらの記事では吉野山ロープウェイやお花見シーズンの混雑について詳しくご紹介しています。
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