体調不良の方、病気療養中の方に年賀状を送る場合、添え書きはどうしたらいいんだろう、と悩んでしまいますよね。
そこで、そんなときにも使える相手の健康を気遣いつつも新年にふさわしい前向きな例文をご紹介します。
年賀状の一言
年賀状の一言といえば、健康に関するものが定番ですが、「体調不良もしくは病気療養中であることがわかっている相手」に
「お元気ですか」や「ご健康をお祈りします」などの言葉を書くのは失礼になることも。
人生100年時代、健康ではないときがあるのは当たり前のことですが、いつもよりも慎重に言葉を選びたいですね。
また、たとえ病気やけがをされている状態であっても、同じように新年はやってくるもの。
変に暗くならずに前向きな一言を書く、となると難しいですが相手の方を気遣いつつも爽やかな新年のご挨拶になるような一言にしたいものですね。
賀詞をどうするか
年賀状では賀詞を最初に持ってきますが、「Happy」だったり、「寿」だったり、「あけましておめでとうございます」だったり。
このようなお祝いムードのある賀詞では受け手に「そんな気分にはなれない」と思われてしまうこともあります。
ただ、手書きで一から書くのではなく、プリントされた年賀状の場合はそのような言葉でもデザインの一部、と捉えてそのまま使い、手書きの一言のみ「お祝いムード」の言葉は控える、という考え方でもありかな、とは思います。
お相手の怪我や病状の深刻さによっての判断となりますが、迷うのであればやめておく、というのが無難です。
おめでたい言葉を自粛する場合でも使える賀詞はこちらです。
こちらの賀詞は目上の方や友だちに使うことももちろん可能ですので、これから年賀状のデザインを決める、という場合は一律にこの賀詞の年賀状にしてしまってもいいですね。
療養中の方への年賀状の一言
お相手の方がどのくらいの病状なのかによって、書けるメッセージは異なります。
もしも深刻な場合は病気や快復については触れず、「〇〇な一年になりますように」という類の一言が適切です。
病状についてあれこれ書くのもはばかられますし、余計なことを書かずに簡潔な言葉を書く方が適しています。
いつもより控えめで、場合によっては無機質にも思える言葉であっても、「自分のことを考えて抑えた言葉遣いにしてくれたのだな」ということは伝わります。
- 心穏やかな一年になりますようお祈り申し上げます
- また笑顔でお会いできる日を楽しみにしています
- 今度お会いする時は好物のお菓子をお持ちしますね
- 1日も早いご快復をお祈りしております
- 何かお力になれることがあればいつでもおっしゃってくださいね
- 新年が晴れやかな年になりますように
病気の方への年賀状の一言 まとめ
いかがだったでしょうか。
病気療養中の方への年賀状の一言をご紹介してきました。
年賀状は毎年出すことにも、ちゃんとした意味があると思います。
いつもより抑えた言葉であっても、「相手のことを思って今年も出す」ということで相手にはこちらの気持ちが伝わることと思います。
いつも以上に丁寧に心をこめて書きたいものですね。
こちらの記事では令和最初のお正月にしか書けない例文をたくさんまとめました。
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