日々の食事

サフイーストと他のドライイーストの違いは何?両方使って明らかなこと

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パンの本や教室ではサフイーストが推奨されていることが多いけど、それはなぜ?

他のスーパーでよく売っているものと違いがあるの?なんてお悩みではありませんか。

そこで今回は、両方を使って分かった、サフ・イーストとその他のドライイーストとの違いを詳しくご紹介します。

サフのイーストに違いはある?

私はホームベーカリーで週に3日ほどパンを焼いていますが、パンレシピの本を見るとサフのイーストを使用するように書かれているものって多いですよね。

また、パン作りが上手な方のブログでも、サフレッドやサフゴールドが使われていることが多く、どうしてみんなこぞってサフを使うのかな?と私は思っていました。

そもそもサフのドライイーストは普通のスーパーに売ってないことが多いですよね。

私が近所のスーパーで一番手に入りやすいのはこちらの、ニップンふっくらパンドライイーストというものです。

サフも色んなお店で探しましたが、近所で売っているのは製菓材料専門店でした。

そもそも始めてホームベーカリーでパンを焼くようになってからはずっと、手に入りやすいニップンのドライイーストを使っていたのですが、 特に不満点はありませんでした。

ホームベーカリーのレシピでも本のレシピ通りでもよく膨らむし、味も普通に美味しい。

でもサフが売ってあるのを見て一回使ってみようとなり、購入してみることに。

すると明らかな違いがあったのです。

サフのイーストの違いは風味

私がサフを使ってみて、一番に思ったのは「風味がいい」ということなんです。

(私はまだ、サフ・レッドという赤サフしか使ったことがないので、以下は赤サフについて書きます。)

焼きあがったときのパンの香りがいいのはサフのイーストも、普通のニップンドライイーストもほぼ同じなんですが。

(は~、パンの焼きあがる、いい匂い!と思います笑)

焼きあがったパンをスライスして食べる瞬間、サフで作ったパンは明らかに風味がいいことに気が付きました。

ドライイースト特有の、鼻にちょっとひっかかるような匂いがないんです。

この、ドライイーストで焼いたパン特有のにおいというのは自分でパンを焼くようになるまで気が付かなかったんですが、明らかに、小麦やバターなどと違う、異質の香りがあるんですよね。

自分でパンを焼くようになるまで、スーパーで買える比較的お手頃なパンを食べているときは気が付かなかったんです。

スーパーの食パンはドライイースト以外にも、いろんなものが添加されているのでドライイーストだけが原因、というわけではないのですが。

自分でパンを焼くようになると添加物がほとんど入らないパンばかりを食べるようになるので、純なパンの味(パン材料に必須の素材の味)と、何か余計なものの味(本来のパンの素材ではない味)との差分がわかるようになった、というのが近いかもしれません。

サフのイーストは、鼻にちょっと感じる臭みのような風味が全くない!と思いました。

私はこだま酵母のドライ酵母も使ったことがあるんですが、ちょっとそれに近いというか、ドライイースト特有の香りがなく、小麦やバターの味をしっかり楽しめるパンになった、と思いましたね。

この、風味を知ると「これは、次からも絶対サフを買ってしまうな…」と思いました。リピートです。

やっぱり、作って食べてみて、なぜ皆がサフを選ぶのかがよくわかりました。

パンを手作りする人にとっては、やっぱり風味、というのはとても大事なものだと思います。

せっかく小麦粉やバターなど、いいものをこだわって使っていても、イーストによって余計な香りがついてしまったら、もったいないですよね。

こだわっている部分が打ち消されているというか。

ですので、サフをまだ使ったことがなく、一度買ってみようか迷っている、という方には「よりおいしいパンを作りたい方にはおすすめします」と自信を持って言えます。

サフ・イーストとニップンドライイーストの違い

そもそも、私がサフイーストを買おうかどうか、迷っていたのはサフがお高い、というイメージがあったからなんですよね。

私がそれまで使っていたニップンふっくらパンドライイーストは税抜きで198円くらい、サフレッドは写真で値札が付いている通り、税抜き385円なんですね。

「いいものなのかもしれないけど、サフ、高いな…」と思っていました。

でも、実はサフの方がニップンの2倍以上の量が入っていて、お安いんです!

サフは 125gで385円

ニップンは60gで198円

です。

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私の買っているところでは、の話ですが。

サフはお値段も高いと思っていたのですが、そうでもないんですね。

こうやってパッケージを比べてみると大きさがあまり変わらないように見えるのですが、(上の写真はサフが使いかけです、すみません)

サフの方がぎっちり入っていて、かなりたくさん使えます。

そうはいっても、ドライイーストは生き物なので冷蔵庫で保管するとしても数か月以内で使った方がいいかな、とは思います。

すぐ使用しない分は冷凍もできますが、新鮮なうちに使いきれる方がいい、ですよね。

その他サフとニップンドライイーストの比較

その他、風味以外の部分で2つのドライイーストを比較してみます。

原材料

サフ・レッド・・・パン酵母、乳化剤、ビタミンC
ニップンドライイースト・・・イースト、乳化剤、ビタミンC

原材料を比較してみると、どちらも添加されているものは同じ成分でした。

乳化剤とビタミンCが添加されています。

完全に無添加のものを作りたい、となるとやっぱり天然酵母のものがおすすめかな、と思います。

原産国

サフ・レッド・・・フランス
ニップンドライイースト・・・フランス

これはどちらも原産国はフランスでした。

パンを常食する国、だからでしょうか。

私が過去に使ったことがある、カメリヤのドライイーストは日本製だそうです。

ホームベーカリーで作った時の扱いやすさ

サフ・レッド・・・安定してよく膨らむ
ニップンドライイースト・・・安定してよく膨らむ

これはどちらも膨らみやすさに違いを感じなかったです。
サフイースト使用時

ニップンドライイースト使用時

写真を撮るアングルが違いすぎてあまり参考になりませんね。

でも、使用してみて膨らみ方に違いが、とかこっちのイーストには発酵むらがある、とかは特に感じないです。

そもそも私はほぼホームベーカリーでのみパンを焼いているので、微妙な差がわかりにくいのかもしれませんが。

手ごね、手で成形してパンを焼く方は細かな膨らみ方の差が扱いやすさや出来上がりに大きな違いとなって表れると思います。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

日々食パンを焼いている人間として、サフイーストをなぜ皆買うのか?というのが疑問だったため、使ってみての比較を細かく書いてみました。

パンを手作りする理由はいろいろあると思いますが、風味はやっぱり大切だと思います。

サフを使って、より幸せなパン生活を楽しんでみてください。

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