生チョコを手作りしたいけれど、どれくらい日持ちがするの?とお悩みではありませんか。
そこで今回は家で手作りした生チョコの賞味期限をご紹介します。2020年のバレンタインデーは金曜日ですが、作るのに
ベストな日もご紹介します。
目次
生チョコを手作りした場合の賞味期限
手作りの生チョコはとっても美味しいものですが、人にあげるのなら賞味期限やおいしく食べられる期間にも気を配りたいですよね。
結論から言うと、生チョコを手作りした場合の賞味期限は
冷蔵庫で3~4日
と考えておけば大丈夫です。
「3日って短くない?」
「しかも冷蔵庫に入れておかないといけないの?」
などなど、疑問の声が聞こえてきそうですが、この理由についてはこれから詳しく説明しますね。
手作りの生チョコが数日間しか日持ちしない理由
生チョコが数日間しか日持ちしない理由ですが、これは
- 沸騰加熱処理をしていないから
- 生クリームが入っているから
- 家の設備で作っているから
という理由が主にあげられます。
生チョコは沸騰加熱処理をせずに作られる
まず、生チョコの作り方を思い出していただきたいです。
最初に生クリームを温め、それに刻んだチョコレートを入れて溶かしますよね。
このとき、生クリームが沸騰するまで熱くしてしまうと、たいていチョコレートが分離してしまいます。
そのため、生チョコを作るときに沸騰するまで熱くして作りません。
加熱して殺菌する、ということができないんです。
生クリームが入っているから
生チョコレートには生クリームがたっぷり入っていますが、その賞味期限は短く、しかも冷蔵庫でしか持ちませんよね。
乳脂肪分が高い生クリームだと2週間くらい賞味期限までの期間が設定されていることもありますが、冷蔵の温度で安定して保管した場合です。
また、次にも書きますが手作りをするため、生チョコを手で触ったり、の工程もあり、雑菌が増えやすいです。
チョコレート自体は常温で何十日も持つものですが、「生クリームが入ることによって、数日しか持たなくなる」と思っておいてくださいね。
ケーキ屋さんの生クリームのケーキは、たいてい「冷蔵保管で当日中が賞味期限」となっていると思います。
生クリームは日持ちがしないもの、と覚えておくと間違いがありません。
家の設備で作っているから
生チョコをお店で買った場合って、もう少し(2週間くらい)日持ちがしたような…?
と思われる方もいると思います。
お店の生チョコは工場などで衛生管理が徹底された設備で作られていることもあります。
また、原材料に乳化剤や安定剤、保存料などが入っていて日持ちが向上しているものもあります。
手作りの場合は完璧な衛生設備も、保存料も入れることはできませんので数日しか持たない、と考えてくださいね。
ただ、保存料など余計な添加物が入らない分、お店で売っている安い生チョコよりもおいしくできるのは本当です!
生チョコはあげる何日前に作るのがベストか?
生チョコは3~4日ほどしか持たない、ということがわかりました。
では、バレンタインデーに生チョコをあげる場合、何日前に作るのがベストなのでしょうか。
2020年のバレンタインの場合、2/14は金曜日になっています。
週末、ということでバレンタインデー当日にデートをしたりするにはピッタリの曜日なのですが、これってチョコを作る場合には大変な日程です。
なぜなら、生チョコは数日しか日持ちがしないから ですね。
バレンタインデーの前の週末(2/8、9の土日)に作って冷蔵庫に保管していても日持ちがしません。
そういうわけで2020年の2/14に渡す用に生チョコレートを作るなら、前日の2/13(木)に作るのをおすすめします。
前日に作れば、フレッシュな生クリームとチョコの風味が飛んでいない状態で、おいしいものをプレゼントできます。
生チョコは冷凍できないの?
前日に作るなんて、学校や仕事があって忙しい!冷凍保存などで日持ちを伸ばせないの?
と思われる方もいると思います。
冷凍をすれば、2週間くらいは日持ちがするので、冷凍できなくはありません。
ただ、経験者からいうと生チョコの冷凍はお勧めしません。
まず、長期間保管すると生チョコの大切なチョコレートの風味が飛んでしまいます。
また、冷凍庫の嫌な臭いもついてしまいがちです。
さらに、冷凍庫から常温に戻すなど、急激な温度変化があるとチョコの表面が曇ったり、いろいろと面倒なことがあります。
自分で食べるなら冷凍保管もありですが、人にプレゼントする生チョコなら冷凍はやめておくのが無難ですよ。
日持ちがするチョコレート菓子は?
「前日に生チョコを手作りするのは時間がない!」という方には、もっと日持ちがする
- チョコレートクッキー
- ブラウニー
これであれば、1週間程度日持ちをさせることができます。
どちらもオーブンで加熱処理をして、水分が飛んでいるため、生チョコに比べて賞味期限が長いです。
また、ブラウニーやクッキーなど、バターをたっぷり使うお菓子は出来上がってすぐより、1日置いたものの方がバターがなじんで美味しくなります。
ただ、これらのものを作る場合も、作った後に長く置けば置くほど、チョコやバターの芳醇な香りが飛んでしまいますので、作ってから数日以内に渡す方がおすすめではあります。
生チョコの手作りの場合の賞味期限 まとめ
いかがだったでしょうか。
生チョコを手作りした場合の賞味期限は意外と短いことが分かったと思います。
数日以内に食べないといけないのは大変ですが、手作りの生チョコは思いのほか美味しいので心配しなくても大丈夫ではないでしょうか。
誰かにプレゼントする場合も、「早めに食べてね」とお伝えしてあげてくださいね。
生チョコのラッピングは100均材料を使って写真で図解したこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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