浴衣で出かける時、男性はどこに荷物を入れたらいいんだろう?なんてお悩みではありませんか。
そこで今回は男性の和装姿での荷物の持ち運び方やバッグやカバンならどんなものが似合うかについて詳しくご紹介します。
浴衣のとき男の荷物はどこに入れる?
着物を着るのは夏の浴衣の時だけ、という方も多いと思います。
浴衣では普通どのように荷物を持ち歩いているのか、いまいちピンときませんよね。
あまりバッグやカバンを持った男性のゆかた姿も見かけないのではないでしょうか。
特に、男性の場合は、浴衣ではあまり荷物を多く持ち歩かない方が粋に見えます。
ですので、あまり浴衣姿の時には持ち物を減らし、できるだけ小荷物にしてコンパクトにして持つのがポイントです。
浴衣では懐に財布を入れるもの?
まず、財布などの大事なものは懐(胸元)に入れる?と思う人もいると思うのですが、それは難しいと思った方がいいです。
昔は着物の下にさらしを巻いていたので、その間に財布などを差し込むようにしてしまうことも可能だったようですが、現代のようにただ肌着やTシャツだけを着た状態で胸元に物を入れて固定する、というのは難しいです。
浴衣に何か物を入れたい場合は袂(たもと)、つまり袖の中に入れるようにします。
といってもあまり重い物やかさばるものを入れると着崩れたり不格好になったりするので、ハンカチやティッシュくらいのものを入れておくといいと思います。
あとは財布の持ち方としては
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こういった小銭入れに紙幣を折って入れておけば袂に入れることもできます。
普段長財布を使っているという人で、小銭入れを1つ持っておいて夏祭りなどのイベントの時だけ、中身を入れ替えるという持ち方をしている人は結構いますよね。
御祭りの時は縁日など最低限のお買い物しかしないと思いますし、小銭+紙幣数枚を持ち歩けば十分ではないでしょうか。
そして小銭入れがない、袂に入れておくとなくしそうで怖いという方は信玄袋や合切袋と言われるような巾着袋に入れるとスマートかと思います。
合切袋とは一切合切入れる、というところからその名がついているそうですね。
こういったきんちゃく袋はリーズナブルに買えるものも多いので、1つ持っておくと便利です。
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携帯電話・スマートフォンもそれなりに重量があるものなので袂・袖に入れるのではなく同じく巾着袋に入れておくのをおすすめします。
スマホや財布は帯に挟める、という人もいるのですが花火大会や夏祭りなど、人が大変多いときだとすられる可能性もありますし、もし落としても気づかない、という危険性もあります。
帯に挿すのは扇子やうちわだけにしておくのをおすすめします。
やっぱり落としてしまったときに、被害は最小限にしたいですもんね。
他に自分や彼女が慣れない浴衣で鼻緒擦れを起こしたときのために、絆創膏数枚も袂や巾着袋に入れておけば完璧ですね。
CHECK!>>花火大会デートの持ち物は?便利な物や持って行きたい食べ物まで浴衣のとき男がバッグを持つのはダメ?
巾着袋が浴衣に合うことは分かったけれど、鞄を持つのはダメなの?と思っている方。
もう少し荷物が多い、という場合はこういったバッグを持つのもOKです。
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こんな風に浴衣とコーディネートできます。
浴衣、という普段着なのでこういうバッグを持たないといけない、というきまりはありませんが、
大きすぎるバッグだと生活感が出てしまうので、できるだけコンパクトなものをおすすめします。
あとは帆布のトートバッグや麻素材のバッグなども浴衣に浮かず組み合わせ安いかと思います。
参考にしてみてくださいね。
CHECK!>>浴衣 男の場合の帯の結び方 定番から粋な結び方まで種類ごとにご紹介浴衣のとき男の荷物はどこに入れる?まとめ
いかがだったでしょうか。
荷物はできるだけコンパクトに!が難しい場合は花火などのイベント中に必要なもの以外はロッカーに預ける、などの方法も一つです。
すっきりと小荷物の方が絶対様になるのでぜひ意識してみてくださいね。
こちらの記事は男性のゆかたを簡単に美しく着るための秘密のポイントについて書いていますので合わせてご覧ください。
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