浴衣を初めて本格的に着ようと思っているけれど、帯結びはどうしたらいい?難しい?なんてお悩みではありませんか。
そこで今回は初めての方でも今日すぐできる男性のゆかたの帯の結び方をご紹介。
これを見れば、一通りの定番の締め方がわかって浴衣を着るのが楽しみになりますよ。
浴衣 男の場合の帯の結び方
男性の浴衣は女性に比べて簡単に着られるものですが、帯結びも慣れてしまえば簡単です。
男性の帯でも、ワンタッチ帯といって結び目を作ることなく、マジックテープで簡単に装着できる帯もあります。
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こういった帯は楽で便利ですが、男性の帯結びは初めての方でも練習すれば10分くらいでマスターできますので、ぜひ普通の角帯で手結びしてみるのはどうでしょうか。
その方がよりフィットする、粋な着こなしができると思います。
私の主人も浴衣を初めて着た日に帯結びもマスターしていましたし、どなたでもできるかと思います。
では、これから定番の結び方3種類をご紹介しますね。
浴衣 男 帯 結び方 種類
女性の浴衣の帯結びはかなりバリエーションがありますが、男性の場合は以下の3つくらいが定番です。
②浪人結び
③片ばさみ
1つずつ、わかりやすい動画で結び方をご紹介します。
どの動画でも「手先」と「たれ」という専門用語が出てくるのですが、
- 手先とは帯を半分の幅に折った側、巻き始めの側
- たれとは帯幅を折っていない側、「垂れる」という言葉にも由来するように帯の巻き終わりの側
とこの機会に覚えておくと便利ですよ。
貝の口
まず、一番定番で男性に最も選ばれている結び方である「貝の口」です。
2分ほどで見られる動画です。
動画を見ていただいてもわかるように、腰に帯を巻いた後は、普通の固結びと大差なく簡単に結べていますよね。
帯は胴に巻き付けるごとにしっかり引き締めて緩みがないようにすること、結び目もきっちり帯を引いて形作ることがポイントです。
また、後ろに結び目を回すときは右回りで、ゆっくり慎重に行ってみてくださいね。
浪人結び
貝の口に比べたら少し複雑かな、と思える結び方です。
やっている人が多くない結び方なので、人とあまりかぶりたくない方におすすめです。
片ばさみ
3つの帯結びの中で一番簡単にできるのが片ばさみです。
結び目がフラットなので、長時間座るときなどにも適した帯結びです。
上の動画で使われている献上柄ですが、シンプルで男女ともに人気がある帯模様です。
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福岡藩の黒田長政が将軍家に献上したことに由来する帯なんですよね。
浴衣 男 帯 簡単な結び方
その他にも、もっと簡単な帯結びはないの?ほどけてきても楽に締め直せるものはないの?とお考えの方に、兵児帯もご紹介したいと思います。
兵児帯とはこういった帯で、絞りやしわ加工などが施された柔らかめの帯で、ちょうちょ結びをするだけで簡単に結べます。
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へこおびって子供がするものでは?と思われる方もいるかもしれませんが、元々は青年男子が締めていた帯なので堂々と締めてください。
詳しくはこちらの記事でルーツや締め方をご紹介していますので合わせてご覧ください。
CHECK!>>浴衣の兵児帯は大人の男性でも締められる?簡単で粋な結び方もご紹介いかにもリボン結び、だと女性っぽい!?と思われる方のために、メンズっぽく結ぶ方法の動画もご紹介しています。
靴ひもが結べる方なら、1分で練習なく結べる帯ですので、本当に不安なく結んでいただけると思います。
浴衣 男の場合の帯の結び方 まとめ
いかがだったでしょうか。
男性にポピュラーな角帯での結び方3つと、兵児帯での結び方についてご紹介してきました。
簡単に結べる方法ばかりなので、ぜひ好きな形を見つけて楽しく浴衣を着こなしてくださいね。
帯結びが決まったら、次は荷物の持ち方に関する記事もぜひ読んでみてください。
おすすめ!>>浴衣のとき男の荷物はどこに入れる?バッグを持つのはダメ?