浴衣を着ると、どうしても着崩れてしまう、はだけてしまうなんてお悩みではありませんか。
そこで今回は男性のゆかたが着崩れしないために気を付けられるポイントをご紹介。
はだけてしまったときの応急処置までご紹介します。
目次
浴衣 男の場合の着崩れしないための方法
ゆかたをせっかく着たのに、お祭りや花火など長時間歩いているとすぐにはだけてしまう、崩れてきてしまう、なんてお悩みありますよね。
そんな浴衣の着崩れを防止する方法をご紹介します。
・体型が細みであれば補正をする。
・姿勢、歩き方に気を付ける
・おびは小まめに下げて直す
・たまにトイレなどで前からチェックする。
5点ご紹介しましたが、1つずつ見ていきます。
自分に合ったサイズのものを着る
これはゆかたを今日明日着る、という人にはもう対処の仕様がないと思いますが、自分の体型に合った浴衣を着るというのはものすごく大切です。
浴衣姿が様になっている人、というのを見ると自分のサイズに浴衣がきちんと合っており、ぶかぶかだったりすることもなく浴衣がしっくりときているのです。
サイズが合っていると浴衣に変なしわが入ることも避けられますし、着崩れにくくきれいに着られますよ。
今後浴衣を新調する可能性がある、という方はぜひこの点を覚えておいてみてください。
既製品ではなく反物から仕立てる、というと敷居が高いように思いますが、自分のサイズにぴったりあった浴衣は着やすいのでむしろ初心者の方におすすめです。
浴衣 崩れないための男の着付けのコツ
次に、着崩れないために着付けでできるポイントです。
体型が細みであれば補正をする
着崩れが起こりやすい人、というのは細身の体型の方のことが多いです。
恰幅がいい人だとお腹周りがしっかりとしているので、帯があがってくることもなく、着崩れを自然と防ぐことができるからです。
そこで、体型が細身だという方の場合は家にあるフェイスタオルなどを使って簡単に補正することができます。
タオルで腰回りを固める、というような方法です。
簡単で高価は抜群なので、細身で着崩れやすく、悩んでいる方はぜひお試しください。
やり方はこちらの記事でご紹介しています。
CHECK!>>浴衣 男の場合の着付けで細い時はどうする?粋にきまる補正の仕方もご紹介姿勢、歩き方に気を付ける
他にも大切なのが浴衣を着ているときの姿勢や歩き方です。
浴衣は洋服とは違うので、普段とは違った身のこなしを意識した方が着崩れは起こりにくいです。
洋服の場合は体にフィットした形になっていることが多いので多少動いてもはだけてくる、なんてことはないですが、着物は直線の羽織物を体にかけて腰部分で押さえているだけなので、普段より意識した姿勢にすることが大切です。
まず、立っているときは背筋をまっすぐにすることが大切で、私も経験があるのですが猫背になっているとすぐに衿元が緩んではだけてきてしまいます。
また、歩くときも大股で歩かないように注意してみてください。
座ったときに大きく脚を開けない、座ってから立つときには体の前側の帯を両手で押し下げるようにして帯の位置が上がってこないように注意する、なども大切です。
帯は小まめに下げて直す
上でも少しご紹介しましたが、帯はどうしても上がって来やすく(ウエストよりお尻の方が出っ張っているため)、それが着崩れの原因になります。
気づいたときに小まめに帯を下げてあげるのがポイントです。
また、帯は前下がりに締めた方がおさまりがよく、着ていても楽です。
女性の着つけでもこれはよく言われるのですが、体の正面側は少し下げ目に、後ろ側から帯が下がってくるように帯の正面部分を両手で下げるといい感じで帯がおさまると思います。
たまにトイレなどで前からチェックする。
どんなに着つけが上手な人でも、全く着崩れない、というのは難しいです。
トイレなどに入ったついでに鏡で浴衣姿を前からチェックするといいと思います。
衿元の浴衣の交差部分がのどぼとけの真下にくるようにするだけでも、浴衣姿は美しく見えるのでぜひチェックしてみてください。
浴衣が崩れてきたときの応急処置とは?
それでも浴衣が着崩れてきたときの簡単な応急処置として、浴衣の打ち合わせを直す、というものがあります。
着崩れるときはたいてい、衿元がゆるんでだらしなくなってしまうので、そこを引き締める方法です。
こちらの動画の4:25~で衿元の直し方を紹介されていますので、参考になると思います。
また、男性のゆかたの場合はトイレでさっと帯を締め直すこともできると思うので、(女性は難しいです)、1つの帯の結び方を完璧に覚えておいて、トイレで腰ひもと帯を締め直す、というのもありだと思います。
浴衣 男の場合の着崩れを防ぐ方法まとめ
いかがだったでしょうか。
男性のゆかたの着崩れを防ぐ方法と応急処置についてご紹介してきました。
男性の浴衣は着崩れる、といっても簡単に直せることも多いので慌てずに大らかな気持ちで浴衣をたくさん楽しんでみてくださいね。
こちらの記事では待ち時間が多い夏のイベント中に楽しむ方法についてご紹介していますので合わせてご覧ください。
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