男性が浴衣を着るには腰紐が必要なの?不要なの?とお悩みではありませんか。
そこで今回は男が浴衣を着る場合の腰ひもの要否と、ちょっと間違えやすい男締めとの違い、さらに腰ひもの結び方までご紹介します。
浴衣 男の場合腰紐は必要?
男性物の浴衣の場合、対丈(ついたけ)といって切るときそのままの長さになっています。
そのため、女性の浴衣のようにおはしょりを作る必要もなく、とても簡単に着られます。
そのため、男性の場合はゆかたの着付けに腰紐は必須ではないがあった方が楽に着られる、というのが答えです。
というのが、腰ひもがあれば浴衣を羽織って帯を締めるまでの間に浴衣をしっかり留めておくことができます。
着慣れている人の場合だと、腰ひもをすることなく浴衣を羽織ればすぐに角帯を巻いて簡単に浴衣を着られるのですが慣れていないと帯を締めようとする間にも浴衣がはだけてきてしまう可能性もあります。
そのため、1工程増える、と思っても腰ひもをしてから帯を締めることをおすすめします。
また、腰紐が今ない、という人も腰ひもは安くで買えるので持っているといいと思います。
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普通に補正なしで浴衣を着る場合には腰ひもは1本、
細身の方など腰回りにタオルなどを巻いて補正をして浴衣を着る場合には腰ひもは2本
あるといいと思います。
補正の仕方について興味がある方は、こちらの記事もご覧くださいね。
CHECK!>>浴衣 男の場合の着付けで細い時はどうする?粋にきまる補正の仕方もご紹介男締めと腰紐の違いは?
また、たまに聞く「男締め」という浴衣グッズがありますがあれって何?腰ひもとは違うの?と疑問に思われた方もいるかもしれません。
男締めとは男性用の「伊達締め」(伊達締め)のことで、腰ひもよりも広い幅があるので、広い面積でしっかりと浴衣を固定できるようになっています。
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簡単に浴衣を家で着る時や寝間着として着る時に帯代わりにも使えます。
(旅館にある浴衣の帯のようなイメージです。)
でも、角帯を使ってきちんと帯を締める、という時には正直腰ひもがあればそれで十分かな、と思います。
というわけで腰ひもを使ってから角帯を締める場合は男じめは不要です。
浴衣の腰紐の結び方 男
それでは腰ひものむすび方についてもご紹介します。
こちらの浴衣の着方の動画がわかりやすかったです。
0:30~浴衣の着方
0:54~腰ひもの結び方
の説明になっています。
動画でも腰紐は1本だけ使い、男締めは使わずに着付けをされていますね。
浴衣を羽織る前にあらかじめ腰ひもを半分に折って椅子などの上に置いておくと着付けがしやすいですよ。
腰ひもは常に真ん中を持つことが基本です。
1:08では腰ひもを結ぶ動作をされていますが、このときに本結びや蝶結びなど玉ができる結び方をするのではなく、動画のように交差して逆方向同士に引っ張って腰に巻いた紐にかける、というのがおすすめです。
この上から帯を巻くため、玉ができる結び方だと体に当たって痛くなりやすいからです。
また、交差する腰ひもの結び方も強度がきちんとあるので、ほどけてくるかも、という心配もいりません。
私が着付け教室に行ったときでもこの結び方で習ったので、ぜひ覚えてみてください。
浴衣 男の場合腰紐は必要?まとめ
いかがだったでしょうか。
腰ひもの男性浴衣の着つけへの要否と使い方についてご紹介してきました。
男性の浴衣はとっても簡単に着られますので、ぜひ道具を揃えてたくさん着てみてください。
こちらの記事ではゆかた着用時にどうしても起こってしまう、着崩れを防ぐ方法についてご紹介していますので合わせてご覧くださいね。
おすすめ!>>浴衣 男の場合の着崩れしないための方法 着付けのコツもご紹介