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浴衣の帯の結び方30代40代50代60代まで!おすすめの大人帯結びをご紹介

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今年の夏も浴衣を着たいけれど、30代の帯結びってどうすれば大人っぽく素敵に決まる?とお悩みではないですか。

そこで今回は30代40代50代さらには60代の方におすすめの大人で粋な結び方の種類を動画付きでご紹介します。

大人っぽい涼やか浴衣美人を目指しましょう♪

  

浴衣の帯の結び方30代からのおすすめ

浴衣の帯結びって何にしようか迷いますよね。

いつまでもリボン結び(文庫結び)だと少女っぽくなってしまって年齢に合わないのでは、と心配になります。

そこで、まずアラサー以降からのゆかたの帯結びで必要なポイントについて簡単に3つまとめますね。

①崩して粋に結ぶ

浴衣の帯結びを大人っぽく、粋にしようと思えば大切なのが程よい"崩し"で大人の余裕や色気を表現することです。

例えば若い女性の着物である、振袖の帯結びは豪華絢爛、ひだをたくさんとったりとにかくボリュームを出したりという派手さがありますが。

ある程度歳を重ねた女性はそんな風に帯でかっちり着飾らなくてもOKなんです。

むしろ控えめな結び方で適度に崩すのがこなれていて余裕があって素敵に見えます。

私が通っていた着物教室の先生も半幅帯(浴衣に締める帯の名前)はしゃれものだからセンス良く崩して、粋に見せるのが何より大事、とおっしゃっていました。

半巾帯は二重太鼓のように冠婚葬祭のときに使えないもの(カジュアルな物)だから、きっちり結びすぎずに上手に崩して着る、というのが大切だということですね。

全体のバランスを見ながら、帯は粋に崩して着こなしてみてください。

▼淡い色合いが涼し気な浴衣です。大人っぽく素敵なコーディネートがすぐできる3点セットです。

②迷ったら角出しをマスター

着物の場合の帯結びといえば、振袖を除いて、お太鼓が定番ですよね。

そうなんです、着物といえば二重太鼓は何歳でも締められる帯の結び方です。

ですので、大人女性が浴衣で何歳になっても締められる帯結びを考えるなら、お太鼓をアレンジした(崩した)結び方である角出し風の結び方がおすすめです。

後でご紹介しますね。

何歳になっても結べて粋に見える結び方を1つ覚えておくととっても便利ですよ。

可能なら大人っぽい半幅帯がおすすめ

浴衣の帯はなかなか新調しない、という方も多いと思いますが、もしこの夏購入を考えている方にはミンサー織や博多献上の帯がおすすめです。

どちらも柄としては派手さはありませんが、落ち着いた日本の伝統を感じさせる柄で清楚な感じもあります。

流行に左右されずにずっと使えるのも嬉しいです。

私も20代の頃は博多献上のような帯の良さが正直わからなかったのですが、30を過ぎるとその柄の味わいがよくわかるようになってきました。

長く使える大人な半幅帯をお探しの方は、ぜひ参考にされてくださいね。

ミンサー織の半幅帯

木綿の生地でできた、石垣島や竹富島で作られている帯です。

素朴な風合いがあり、5つと4つの絣(かすり)の模様には「いつのよまでも」一緒にいましょう、という意味が込められています。

元々女性が男性に思いを込めて贈るものだったそうですよ。

献上柄

大人っぽく、上品な献上柄アレンジの帯です。浴衣だけでなく小紋の着物にも合わせられます。

30代からおすすめの結び方

それではまず30代からおすすめの結び方をご紹介します。

40代、50代、60代の方にもしていただけますが年齢を重ねた方がする際のポイントについても下で書いていますよ。

ちょっとリボンが見えつつも大人なリボン返し

まず最初にご紹介するのがちょうちょ結びを応用したようなリボン返しという結び方です。。

今回このページでご紹介する帯結びの中では華やかな方の結び方になりますが、もちろん60代の方でも大丈夫です。

年齢を重ねるほどに、リボン部分を小さくしたり、上から垂らす「たれ」部分でリボン部分をしっかり覆うようにすれば、より大人な結び方になるので幅広い年齢に対応できます。
また、リボンの立体感を抑えながら最後に結び目を整えるのもおすすめです。

着物の普通のお太鼓結びも、年齢を重ねるとお太鼓をよりフラットに控え目に作るのがよいとされているので半幅帯の場合も立体感やリボン感を押さえるように作る、と覚えておけばわかりやすいと思います。

ちょっとモダンな感じも出せるレイヤー結び

帯結びがフラットで帯が折り重なるような大人っぽい結び方がこちらのレイヤー結びです。

私が通っていた着物教室の60代の先生もこの結び方で着付けていましたので、60代以降の方も似合う帯結びです。

結構結び方もシンプルなので覚えてしまえばとっても簡単です。

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40代50代60代におすすめの帯の大人っぽい結び方

次は、40代以降のもっと大人な方におすすめの結び方です。

カルタ結び

文字通り、玩具のかるたのような平らな帯結びです。

帯に立体感がないので人混みでも着崩れしにくいのもいいところです。

この動画では帯締め(紐)+帯留め(ブローチのような飾りを使っていますが、あってもなくても大丈夫です。

いつものコーディネートにワンポイントおきたい、という方はぜひかわいい帯締め+帯留めのセットでチャレンジしてみてくださいね。

片ばさみ

こちらは帯の手先、たれ先(帯の両端)が完全に浴衣に着くようなコンパクトな帯結びで男性もする結び方になります。

帯に立体感が少なく、大人な結び方になりますがこれが似合ったら大人だな、と思います。

しっかりハリのある半巾帯で、ぜひやってみてください。

貝の口

こちらも男性がよくしている結び方ですよね。
大人女性がしてもかっこいいですよ。

ただ、こちらも張りのある帯でしないと簡単に崩れてくるのでご注意です。

貝の口は私も何度かやったことがありますが柔らかくふにゃふにゃの帯では結び目がほどけてきて貝の口の形を保っていられませんでした。

浴衣自体の着崩れない着付けの方法のポイントはこちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
CHECK!>>浴衣の崩れない着方ってあるの?着崩れ防止のためにできること3選

30代40代50代60代にもおすすめの角出し

上の大人の浴衣帯の結び方ところでも1つ覚えておくことをおすすめ、としていた角出し風帯結びがこちらです。

お太鼓部分の左右から布が少し見えているので角出し、といいます。

角出しは帯揚げという、着物の時に帯の上端部分に結んでお太鼓を持ち上げている布を使うことが多いのですが、こちらの角出し風は帯揚げも不要なので気楽に挑戦できます。

角出しは銀座結びともいいますが、とにかく粋な結び方なんです。

ぜひマスターしてみてくださいね。

浴衣でしっとり角出し風をマスターしたら、次はぜひ浴衣を着物風に着るコーディネートにもチャレンジしてみてください。
CHECK!>>浴衣の着物風着こなしができるもの見分け方 半襟はつける?適した帯もご紹介

60代でもOK!の片流し

歳を重ねてくると「リボン感」の強い結び方は避けたくなってくると思いますが、この変わり片流しなら大丈夫です。

片方だけちょうちょがあるような結び方なので甘さがぐっと抑えられた大人な結び方なのです。

(元々のシンプルな片流しは男性でも定番の帯結びなんですよね。)

また、文庫結びの応用編、といった結び方なので文庫結びができる人なら簡単にできるのではないかと思います。

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浴衣の帯の結び方 まとめ

いかがだったでしょうか。

30代40代50代60代の方におすすめの浴衣の帯の結び方についてご紹介してきました。

結論から言うと、「完全にかっちりした文庫結び」以外の結び方ならどんな年齢でも結構対応できるのではないか、ということです。

もちろん、お年を重ねるごとに結び目の立体感を控え目にするなど工夫が必要ですが、浴衣はあくまでも普段着の着物です。

そんなに年齢を気にしすぎる必要もない、と思います。

ご自分の好きな結び方を見つけて、ぜひ夏のお出かけを楽しんでみてくださいね。

この他にも、大人女性にもおすすめの兵児帯の結び方はこちらの記事で紹介しています。

おすすめ!>>兵児帯の大人女性の結び方 簡単な方法からアレンジまで粋に大人かわいく

兵児帯ならより簡単に結ぶことができますし、大人女性もOKな結び方もたくさんありますよ。

 
また、こちらの記事では暑くベタベタする日に困りがちな巻き髪のキープ方法について詳しくご紹介しています。

不器用な私でもキープできた!と重宝している方法なのでぜひご覧くださいね。
CHECK!>>湿気で巻き髪がとれる!キープするための巻き方を美容師さんに聞いてきた

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