夏になると作る機会が増える冷製パスタ。
おいしい冷製パスタを作りたいけれど、いつも硬くなっておいしくできない、とお悩みではありませんか。
そこで今回はパスタを冷製で作るときの茹で上がった麺の冷やし方のポイントをご紹介。
また誰でも一度は抱いたことがある!?疑問、茹でた後のパスタを洗うのはありなのかどうかもご紹介します。
パスタ冷製のときの冷やし方
熱々のパスタもおいしいですが、細麺でちゅるちゅる食べる冷製パスタのおいしさもたまらないですよね。
でも冷製パスタを家でつくると固く、ぱさぱさした感じになっておいしく作るのって難しいですよね。
実はスパゲッティが茹で上がった後の冷やし方にポイントがあったんです。
冷製にすると硬くなるのがパスタ!
まず、ご紹介したいのが冷製にするとパスタは固くなってしまう、ということです。
茹でたパスタを冷蔵庫などで冷やして次の日に食べるとくっついて硬くぱさぱさでおいしくない…というのは経験があるかもしれません。
茹で上がった後にパスタの温度が下がるとでんぷんが固まって麺の表面をカバーし、味は浸透しないし硬いし、という状態になってしまいます。
冷製パスタの茹で方のポイントとゆで時間
冷製パスタは固くなりやすいので、袋に書かれた茹で時間より1-2分長くゆでることをおすすめします。
茹で上がったら素早くざるに取って熱湯を切り、それをあらかじめ用意しておいた氷水にざるごと浸けると急冷できます。
氷水はざるより一回り大きなステンレスのボウル(熱伝導率がよく一瞬で冷めやすい)に入れておくといいですよ。
氷たっぷりで用意してくださいね。
麺全体が冷えたら、すぐにざるを引き上げて水気を切り、パスタをふきんにあけて包みます。
ふきんを軽くねじるようにして水を絞ってくださいね。
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さらし布巾セット |
これで冷やす作業は完了です。
水には浸けますが、うどんやそうめんなどの水洗い方法とは異なるので注意してみてください。
冷製パスタは普通の温かいパスタ以上に時間との勝負になりますのでこの後は、すぐにソース等と和えてパスタを完成してください。
そのためにも、事前に冷製パスタのソース、具を作ってしっかりと冷蔵庫で冷やしておくことが大切です。
また、
冷製パスタをおいしく食べるためにも、仕上げでパスタを盛る皿を冷蔵庫で冷やしておくと完璧です。
パスタを茹でるときに洗うのはあり?
温かいパスタを作るときには茹で上がり後水で洗うことはしません。
これはパスタをゆでたときにできる表面のでんぷん質を水で洗い流してしまうとそのあとのソースとの絡まりが悪くなるからですよね。
また、うどんやそばに比べ、パスタだとめんそのものに元々弾力があるから水で締める必要がない、という理由もあります。
ですのでパスタをゆでたときには水で洗ってはダメなのですが、冷製パスタの時は例外です。
表面のでんぷん質が多少落ちたとしても氷水で一気に冷ますことで冷たい温度で食べたときにおいしくなります。
また、氷水で締める際もうどんやそうめんをゆであがりに水で洗うようにごしごしぬめりを取るように洗わず、氷水にさっと浸けて熱を解放 ⇒さっと上げる という方法をとってくださいね。
CHECK!>>そうめんの保存ダニ発生を防ぐには?冷蔵庫がベスト?保存容器もご紹介パスタも冷製にするとどうしてもぬめりが取れるのですが、それがまたパスタにものどごしを生んで、夏にぴったりのちゅるっとした食感にしてくれて最高です。
温かいパスタとの違いを楽しんでくださいね。
冷製パスタの冷やし方・締め方 まとめ
いかがだったでしょうか。
冷製パスタの場合のスパゲッティの冷やし方についてご紹介してきました。
パスタを作るときは大きな鍋にざるを用意したり、氷水を作っておいたりと何かと手間がかかりますが手間をかけてゆでるとパスタ自体の味が全く異なるので、ぜひポイントを守って作ってみてくださいね。
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