子供の保育園幼稚園の送り迎えなどにとっても便利な電動自転車。
でも、いきなり2人乗り、3人乗りをすると怖い!転んでしまった!なかなか慣れない!なんてお悩みではありませんか。
そこで今回は電動アシスト付き自転車に乗って3ヶ月、最初は怖かったけれど今は克服して毎日乗っている私が安全に乗りこなすコツをご紹介します。
目次
電動自転車の子供乗せが怖い!
電動アシスト自転車を主婦が選ぶ理由としては、やはり子どもの送迎ですよね。
最近は前にも後ろにも子供を乗せられる頑丈な自転車がたくさん出ています。
でも、3人乗りでも耐えられる頑丈さにするために、車体、フレームがかなり重くなっているのも事実。
私が持っている自転車はこちらの26インチタイプのものです。
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たしか店員さんの話によると30kgくらいは自転車の重さがあるようで。
我が家の場合は14kgの子供1人を後ろに乗せただけだったんですが、乗り始めて数日でなんと転倒してしまいました。
自分自身、転倒するとは夢にも思っていなかったのですが。
何か考え事をしながら坂道になった交差点で少しハンドルを切りながら交差点に進入しようとするとこけてしまいました。
なんというか、「あれ、おかしい、腕で制御しようとしてもふらついて足もつかないし、もう倒れちゃう!」という感じでほんの一瞬の出来事でした。
そのときは交差点に入る手前でこけていたので事故にもつながらず、近くにいた男性2人が助け起こしてくれたので無事でした。
子供も転倒しましたが、けがをすることもなく幸運だったと思います。
でも、「電動アシスト自転車ってこんな簡単に転んでしまうんだ」と思ってその時から自転車に乗るのが恐怖になりましたね。
(子供にも「じてんしゃこわいー!」とたくさん言われるようになってしまいました。)
私はもともとこういう操縦なんかが得意なタイプではないのですが、
自転車くらい普通に乗っていたはずなのに・・・電動自転車も乗れないの?と軽くショックを受けました。
また、私は身長が比較的高いのでお店の人に「背の高い人は脚がかごにあたるので26インチにした方がいい!」と言われて26インチタイプのものにしたのですが、今って売れ筋は20インチなんですよね。
「やっぱり26インチは自転車の背も高くなるから安定性に欠けるのかな・・・選択を誤った?」という点も少し不安に。
でも、こけてしまうというのは何か乗り方で見直すポイントがあるのかも、と思って取扱説明書をきちんと読んでみることに。
(それまで全く読んでいませんでした、反省。)
すると電動自転車ならではの注意すべき乗り方がいくつも書いてあり、参考になりました。
それから3ヶ月、今では注意は払いつつも、問題なく楽しく自転車に乗れています。
子連れで2人乗り、3人乗り自転車に乗る際に気を付けるべきポイントについてまとめてみます。
子供乗せ自転車で転倒しない方法
①停止中は両足を地面につける
こちら、説明書を見るまで私は知らなかったのですが、重さのある電動自転車は停止中、片足を地面につけてもう片方の足をペダルに置いておくのでは不安定になり危ないそうです。
停止中は必ず両足を地面につけておくことが大切です。
私が転倒したときも片足のみ地面につけていたんですよね。
電動自転車は重い(再掲になりますが30kgとかあります!)ので少し子どもが自転車上で重心を移動させた、少し大人が重心を崩した、というだけでその不均衡が一気に転倒につながります。
力がある人ならその不均衡も腕の力で立て直せると思うのですが、女性の力だとなかなか難しいと思います。
自転車を停車中はペダルから両足を外し、地面にしっかり足をつけることをおすすめします。
②小回りはしない
当たり前かもしれませんが、小さく回ろうとすると自転車のバランスが崩れて転倒しやすくなってしまいます。
お店の前に自転車を停めていて、用事を済ませたので自転車の向きを変えて家に帰ろう、とする場合に子供を乗せて小回りをすると本当に倒れやすくて危険です。
また、乗りながら小回りは危険だから、大人が自転車から降りて方向転換するならOKだろう、と思ってもこれはこれで転倒しやすくて怖かったりします。
そこで方向転換するときは広い道なら安全を確認して、自転車に乗りながら大きく回るのがおすすめです。
大きく回るスペースがない、そんな時は次のポイントを守る必要があります。
③自転車を押すときは子供を降ろす
取扱説明書にも「自転車から降りて押すときは必ず子供も降ろすように」という注意が書いてありました。
子供を乗せながら、親が押して方向転換は曲がった方向に自転車が倒れてきて本当に危ないです。
こどもをいちいち降ろすのは本当に面倒な時もあります。
が、面倒でも降ろして自転車だけになるとさすがに電動自転車でも怖さを感じることなく楽々方向転換してあげることができますよ。
子供が本当に小さいうちは、降ろしたら降ろしたで子供が道路に飛び出ていきそうで怖い、という別の恐怖もありますが。。
また、どうしても自転車を押さなければいけないとき、そして子供を降ろす余裕がないときは(本当は子供を降ろすのがベストですが)自転車がどちらの方向に倒れるリスクがあるのか考え、自分の体で自転車の車体を軽く支えながら押すだけでも大きく違うと思います。
駅前や歩行者が多い道など、「自転車は降りて通行してください」という場所は子供を降ろすとなると本当に大変ですが、初めての道は事前にGoogleマップでリサーチしておくなど、以前より下調べして行くようになりました。
(子乗せ自転車は大きめなので、狭い道は本当に気を使いますね…!)
④段差に気を付ける
電動アシスト自転車だとちょっとした段差を上るときにも足元をとられてバランスを崩しやすいです。
段差に対してなるべく垂直に、慎重に上るように気を付けています。
また、雨で地面が濡れた日はマンホールや溝の上の鉄のプレートなど、滑りやすいものは避けて通行するのも大切です。
滑る時は予想もしていない時に、信じられないくらい派手にこけてしまうので怖いな、と思います。
可能であれば、雨の日は乗らないのがベスト、とは思います。
⑤アシストに慣れる
そしてこちらも当たり前かもしれませんが、自分の電動自転車がどういったタイプのアシストをしてくれるのかを把握し、早くその特性に慣れることも大切ですね。
私の自転車の場合は、ペダルを踏みこんだときに「ぐいーん」と加速してくれるタイプのアシストです。
そして停車しているところからペダルを踏みこむときは自転車が最も不安定になりやすいときのようで、私はそのときに腕で自転車の不安定さを落ち着かせよう、と力で制御しようとしていたんですよね。。
その癖を主人に指摘され、自転車漕ぎ始めはハンドルが変な方向に向かないようにする、またアシストで「ぐいーん」と押されるのにいちいち驚かないように慣れる、というのに気を付けているといつの間にかアシストにも慣れることができました。
自転車屋さんの方も言っていましたが、アシストは初めはびっくりしますが誰でもすぐ慣れるみたいなので、慣れなくて怖いという方は公園などで練習されることをおすすめします。
でも、やっぱりアシストがあると本当に楽ですね。
坂道もすいすいと行けますし、これでは運動にならないからダイエットにならない・・・と思ってしまいます。
その他
そのほか、どんなに安全運転をしていても絶対はないので、子供にはいつでもヘルメットを緩みのないようつける、子供の椅子のベルトもゆるみがないように締める、なんて当たり前のことも大切ですよね。
子供のヘルメットも、たまにつけるのを忘れそうになりますが、一番大切なところなのできちんと守ってあげたいと思います。
自分が実際に転倒して、子供も一緒にこけたのでもし車道に子供が投げ出されていたら・・・と思うとぞっとします。
万一のときのためにも確実にセットしたいなと思いました。
また、2人乗り自転車だから、やっぱり自分だけの命ではない、というのはすごく考えるようになりました。
これまで1人で自転車に乗るときは深く考えずに乗っていましたが、子供が一緒だと大きな対向車が来た、と言う時は無理せずにゆっくり待ったり。
「とまれ」の標識があるときは大げさなくらい左右を見て、かなり余裕がある時しか進まなかったり、信号も黄色になったときはいかないようにしたり、と余裕のある運転を心がけています。
歩いて子供を送迎するより電動自転車の方が危険性はあると思うので、それを認識したうえで万一危険な目に遭ったときに後悔しない選択をしていきたいです。
電動自転車の子供乗せが怖い!まとめ
いかがだったでしょうか。
電動自転車は慣れるまでが少し怖いですが、駐車場がないところにも、少し離れたところにも気軽に行けるようになるので行動範囲が広がります。
ぜひ安全に乗るためのポイントを押さえて自転車ライフを楽しんでくださいね。
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