2歳くらいの子供さんにどんな市販お菓子のおやつをあげたらいい?とお悩みのあなた。
私にも2歳の子供がいるのですが、子供にどんなお菓子をあげるか?は小さいようで大きな問題ですよね。
毎日おやつを手作り、は難しいですし。
チョコレートはまだあげたくない、でもいつまでも赤ちゃんせんべいだけというのは難しい、と考えている人も多いかと思います。
今回は2歳の子どもにはどんなお菓子をあげるべきか?塩分や添加物の観点でおすすめなもの5選をご紹介します。
目次
2歳児のお菓子の選び方はここが難しい
2歳は微妙なお年頃!?
2歳ともなると、離乳食も終わって1年ほどたち、かなり大人に近いものを食べられるようになっていますよね。
しかし、まだ内臓機能は大人ほど発達しておらず、引き続き子どもの食べるものはママなどの大人がよく見て管理してあげたほうがいいのかな、と思います。
2歳というのはお菓子を買うのにも一番難しい時期なのではないかなーと最近よく思います。
といいますのは、世間一般的によくチョコレートや飴は3歳以降に少量から、と言われているからです。
3歳からはぐっとこどもにあげられるおかしのバラエティーが増えるのですが、2歳はまだチョコやアイスをあげるのはちょっと・・・と考えるお母さんも多いですよね。
また、かといって1歳の頃と同じように赤ちゃんせんべいばかりあげ続けるわけにもなかなかいきません。
わが子の場合、⇒保育園のおやつは市販のもの?添加物が気になる!食べさせたくないときはの記事にも書いた通り、保育園では市販の大人が食べてもおいしいおやつを食べています。
それはしょうがない、とのことで割り切っています。
でも、1歳のころはそれでもあかちゃんせんべいばかりで大丈夫だったのですが、2歳になるとより味がついたもの、おいしいものが食べたいという意思表示があるように思います。
やっぱりよりおいしいもの、味のついたものに慣れていっているんでしょうね。
手作りできるのがベストだが
そこで、小さい子供には毎日手作りのお菓子をあげるのがベスト!なのですが育児に家事に忙しいとなかなかそうはいきませんよね。
私もこどもにおやつを手作りできる日は週に1度あったらいい方です。
おすすめ!⇒2歳児のおやつを手作りで簡単に!ヘビロテパンケーキとおからクッキー低糖質 のレシピまた、旅行など何日か連続して出かけることも2歳の頃には増えてきますので、市販のお菓子も選べるようにしておくといいですよね。
2歳のお菓子の選び方
2歳の子のおかしを市販品に頼らざるを得なくても、少しでも安心なもの、体にいいおやつを選びたいですよね。
特に気になるのが塩分、添加物、体に悪い油です。
①塩分が高くないか?
2歳の子供の1日の食塩摂取量は1日3.0g未満が望ましいとされています。
これはかなり低い値です。
自治体の1歳半検診に行ったときにお医者さんにも言われたのですが、「内臓のがんにならないためには塩分の摂取量を控えるのが有効。
味の濃い薄いの嗜好は小さいときからの食習慣によって決まるから、健康のためにも今から親も子供もみんなで薄味の食事を心がけてね。」
とのことでした。
②添加物が多くないか?
市販のお菓子、という加工品を食べる以上、添加物を0にすることはなかなか難しいですが、必要以上に添加物が入ったものはまだ幼児のうちは避けたいですよね。
必ずパッケージの裏面を見て、得体の知れない材料が含まれていないものを選ぶといいでしょう。
この添加物は体にいいの?悪いの?と判断に困るときも、単純に原材料表示にずらーっと品目が書かれていないもの、を選ぶのも1つの基準となります。
③体に悪い油を避ける
マーガリンやショートニングに代表されるような加工油脂は狂った油とも呼ばれ、体で分解の難しいトランス脂肪酸を多く含んでいます。
保育園で出される手作りおやつでも毎日のようにマーガリンが入っていたり、とまだまだマーガリンが一般的な現在の日本。
また、市販のビスケットではマーガリンやショートニングが入っていないものを探す方が難しいです。
完全に避けることは難しいですが、なるべくこれらの脂が入っていないお菓子が好ましいですね。
2歳児のお菓子の市販品ならこれがおすすめ
では、実際に我が家がよくおやつにお世話になっているお菓子、食品をあげていきます。
幼児はもちろん、大人が一緒に食べてもおいしいですよ。
岩塚製菓のもち麦とごませんべい
子供のおかしとしてよく選んでいるのがお煎餅です。
砂糖の量も少なく、油脂の量も少ないため、比較的添加物が少ないものが多いですよね。
特に、人気の岩塚製菓の商品はお煎餅自体のクオリティも高く、国産のお米100%など原材料にこだわっているものも多いんです。
こちらのおせんべいも国産米100%使用です。
普通はアメリカ米、タイ米、中国米などとのブレンドのお菓子が多い中、これは嬉しいです。
お煎餅となると比較的塩分の量は高いものが多いのですが、こちらは1枚当たり0.11gと比較的少ないかと思います。
しかもこのおせんべいは1枚がちょっと大きめなので。
大人が食べても塩味控え目とはあまり思わないですが、他の市販のおせんべいにはもっと塩味が効いたものがたくさんあるので、こちらは比較的薄味なのだと思います。
ちなみにこちらは上記写真で100gあたりの食塩相当量が0.95gとなっていますが、子供の保育園で出されている、他のお煎餅だと100gあたり1.75gとなっていました。
その他の原材料、水分量などによって食塩量は単純比較は難しいものの、保育園で食べているそのおせんべいは大人が食べても少し辛いのでこの数値による比較は間違っていないと思っています。
それでも特に子供が小さいときは塩分が気になったので、このお煎餅の場合は表面をさっと手で払うだけで塩味が落ちてマイルドなお味になりました。
もち麦とごませんべいはごまやもち麦が豊富に含まれていて、大人が食べても香ばしくておいしい!と思います。
食べごたえがあっておすすめです。
岩塚製菓の田舎のおかき
岩塚製菓でもう1つ、お煎餅をご紹介します。
こちらのほうが先ほどのもち麦とごませんべいより小ぶりで食べやすいサイズです。
原材料も4点だけ、ととてもシンプルです。
(ただ、こちらはおかきということで油の量が多めだと思います。
どうしても製造から食べるまでには時間がたつので、子供に酸化した油はとらせたくない、という方にはちょっと不向きではあります。)
食塩相当量も100gあたり0.75gで、1本当たり0.08gなので2歳児の3g/1日の食塩摂取量からいっても食べやすいおせんべいだと思います。
味もシンプルであきのこないお味ですよ。
西村のボーロ
ボーロは小さいうちからあげやすい定番のお菓子の1つですよね。
我が家ではこちらの西村のものをよく買っています。
本当は5連になって売っていますが、写真はすでに切り離して食べたものです(笑)
個包装になったものだと、こどももこの1袋を食べきればお菓子は終了、というのがわかりやすい気がします。
このボーロをお茶碗などに全部あけて、それをたべさせています。
こちらも原材料はシンプルです。
ボーロって小麦粉ではなく、馬鈴薯でんぷんってことはじゃがいもなんですよね!
あんまりグルテンを取らせたくないお母さんにもぴったりのおやつだと思います。
ちなみにボーロはシンプルなお菓子ですが、2歳台後半になっても喜んで食べてくれています。
あまりおいしくて味がはっきりしたものを最初からあげない、というのも大事かもしれませんね。
セブンイレブンの食パン
幼児にとってはおやつは食事を補うものなので、おにぎりやパン、ふかしイモなどもいいんですよね。
でも、わが子は白ごはんだけではなかなか食べてくれないので、主食系のおやつ、となると食パンをあげることが多いです。
全国で手に入りやすい食パン、ということでセブンイレブンのものをご紹介します。
大人が食べてもおいしく、ちょっと甘めの食パンかなーとは思うのですが、市販の食パンには珍しく、マーガリンが入っていないため、買っています。
下の写真で見ても、見にくいのですが「トランス脂肪酸 0g」との表示になっています。
トランス脂肪酸の表示があること自体、画期的だと思うのですが、しかも0gだとはすごいですね。
他のセブンイレブンのマーガリン入りロールパンとかだとこれがどのくらいの値になるのか、逆に知りたい気もします。
おやつの時間にもこちらを1/2枚あげてもぺろっと食べてしまうので、あげすぎには注意ですね。
1枚に食塩が0.8g入っていますし。あとこの食パンは砂糖が多いのか、少し甘めだと思います。
でも、どこでも手に入りやすく、大人が食べてもふわふわもっちりでおいしい食パンだと思います。
パンは近所のパン屋さんでこだわったものを選ぶ派の方も多いとは思いますが、コンビニでも買えるパンを覚えておくと、パンを切らしたときなどに便利だと思いますよ。
他にも、子ども用の市販のパンの選び方はこちらの記事で詳しく書いているので合わせて参考にしてくださいね。
CHECK!>>子供用の市販のパンの選び方 スーパーやコンビニで購入可のおすすめ品も
玄米フレーク
わが子はごはんよりパンが好きで、ふだんのごはんでも白米をあまり食べてくれないのが悩みです。
そのため、おやつでも小麦以外のものも食べてほしい・・・と思って玄米フレークも選んでいます。
あげ方はごはん用のお椀にひとつかみ盛って、「はいどうぞ」です。
私は本当はフルーツグラノーラが大好きなのですが、スーパーなどに売っているものは結構甘く、親も開けるといくらでも食べて危険なので(笑)、玄米フレークで我慢です。
でもこちらのものも甘さほどほどで(それでも乳児には十分な甘さですが)、玄米もぱりぱりと香ばしく、おいしいです。
各社から玄米フレークが出ているのでどれを買おうか迷ってしまうのですが、一度食べ比べしてみてまた記事にします♪
あとはちょっと硬めの食感ではありますが、スナック菓子ならこちら、化学調味料無添加なのでおすすめです。
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きつい味ではないし、親が食べても手が止まらなくなる美味しさです…!
いわしや魚介類なども入っているのでお菓子を食べている罪悪感も少なめなのもポイント。
子供が一時期偏食になったときの奮闘はこちらの記事にまとめています。
CHECK!>>2歳の子供が偏食で食べない!栄養は大丈夫?辛い時期をこう乗り越えた体験談
その他
その他だと市販の無糖のヨーグルトにきなこを混ぜたものをあげています。
アロエやフルーツが入ったヨーグルトは甘くて大人も大好きなのですが、ある時そういう果物には中国産などがよく使われている、と知ってからプレーンヨーグルトに徹しています。
息子はきなこヨーグルトは香ばしいのがおいしいのか、砂糖を加えなくてもたくさん食べてくれます。
でもヨーグルトを無糖で食べてくれるのもいつまでなんだろう、できるだけずっとそのままで・・・と思っています(笑)
こちらの記事では子供も大人も大好きなアイスクリームの選び方についても詳しくご紹介しています。
ヨーグルトを使った簡単アイスの作り方もありますよ。
おすすめ!>>幼児のアイスのおすすめは?市販の選び方と子供用アイスの簡単レシピもご紹介
あとは、最近になって知ったのですが、シャトレーゼで買ったプリンが添加物なしでおいしかったので追記します。
「無添加 契約農場たまごのプリン」
原材料は牛乳、卵、砂糖、カラメルシロップの4つのみ。(カラメルシロップの詳細は書かれていませんが。)
市販のお安いプリンでここまで何も入っていないのは珍しいですよね。
シンプルな味でおいしかったので、シャトレーゼで子供用にケーキの類を買う時はぜひ選んでみてください。
幼児の市販のお菓子の選び方 まとめ
いかがだったでしょうか。
2歳~3歳くらいの子供のお菓子は市販品なら何を選べばいいのか?迷うことも多いと思います。
でも、お母さんの目でしっかりと見極め、納得できる、体にいいお菓子を選べるといいですね。
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