育児ってとにかく孤独ですよね。
特に子供が赤ちゃん~保育園や幼稚園に行くまでの期間は
外に出る機会もあまりないのに子供とはあまり意思疎通がとれず
とにかくイライラ、これはいったいいつまで続くの?と
悩むお母さんも多いのではないでしょうか。
この孤独を解決するための3つのポイントをご紹介します。
目次
育児が孤独で辛いとき
私も子供が産まれてすぐの1年間はとにかく孤独でした。
育児ってもっと楽しいはず、と思っていたのですが
実際はほぼ朝から晩まで子供と二人っきりで1日を過ごさなければならず、
(主人は朝6時には家を出て夜は毎日22時ごろ帰宅でした)
本当につらかったです。
今日一日誰とも話してない・・・とか毎日全く同じことの繰り返し・・・
などと思ってしまって、その一方で赤ちゃんがいても外に出て
活動している人のSNSとか見るたびに
「なんで私は・・・」と悲しくなりましたね。
特に芸能人のブログとか、小さな赤ちゃんがいても
おしゃれなカフェでランチしたり、ショッピングしたり
していて、本当に「キラキラ」と輝いて見えましたね。
他人と比べてもしょうがないとはいえ、
「私は朝から晩まで子供と二人っきりだ・・・これがいつまで
続くんだろう?」とひたすら不安でしたね。
本当にいきなり世界から取り残された気がして
暗い気分だったことも多かったです。
でも、ある時からこの孤独に自分の中で折り合いがつくようになったんです。
それはネットによくある質問サイトや悩み相談のサイトで
「育児が孤独でつらいがどうしたらいいか」というような相談が
多数あるのを見つけたからなんです。
そしてそれに回答する方の「私もまさに孤独を感じています。」という
たくさんの声も。
「なんだ、みんな孤独なんだ」ってほっとしましたね。
もちろん、みんな一緒、というだけでは孤独の根本解決には
なっていませんが、とりあえず「孤独を感じている母親」であることで
自分は駄目な母親なのかもしれない、という不安は
なくなりましたね。
ママ友がいなくて寂しい!どうやって作るの?
そしてママ友がなかなかできない、という問題もありますよね。
私も子供が生後3か月を過ぎたころから近所の子育て広場に
参加するようになったのですが、ママ友がなかなかできなかったです。
連絡先を聞けない
なんとなく気が合って話せるママも何人もいたのですが、
「名前を聞いたら失礼かな?」とか
「連絡先聞いたら失礼かな?」とかいちいち考えてしまって
「みんな、育児で忙しいし、家に帰ってまで連絡取りたくないかもしれない・・・」とか
一人で考えて連絡先を交換する仲にはなれませんでしたね。
その反面、周りのお母さんは子育て広場にもグループで来ていたり。
「この前〇〇ちゃんの家に行かせてもらってー」など、
楽しそうにお互いの家を行き来している話も聞こえるので、
仲いい人同士、家に招待しあう仲なんだな、と思うと
「私はママ友できない・・・」とますます落ち込んでいました。
自治体で行われている離乳食教室に参加したり、予防接種を
毎週のように近くの小児科に受けに行ったり、と
他のママと話す機会はそれなりにありましたが、やはり
その場限りで話すのみで、私の場合、結局1人もママ友はできませんでした。
何でママ友できないの?と悩む
こんなにたくさん子供同士の月齢が近いお母さんと会っているのになんで一人も友達ができないんだろう??って結構悩みました。
そして深刻にとらえていましたね。
「自分は話しにくい人間かな?」とか、「このままずっと孤独なまま子育てをしないといけないのかな」と悶々と考えていました。
でも、その後子供が1歳になって保育園に入ると、連絡先を交換する
ママ友ができました。
それも向こうから「連絡先を交換しませんか?」って
言ってくれたんです。
そのときは「えっ、私でいいの?」と本当に嬉しかったですね。
そのお母さんとは今も親子で仲良くさせてもらい、
お家もたまにですが行き合う仲になっています。
なので、ここで私が言いたいことはママ友ができなくても
それは大多数の人がそうだし、「今はそういう時期なんだな」と自分なりに理解して、「できたらラッキー」くらいで無理に作る必要はないのかな、ということです。
私自身も実際、ママ友がほしいと思いながらも結局「連絡先を教えてもらえませんか」と聞くこともありませんでした。
友だちになりたい、と思っていながら自分からは行動しないで、誰かに声をかけてもらえるのをひたすら待って、それで「私って孤独」って思っていました。
自分から声をかけなかったんだし、ママ友ができなくてもしょうがなかったな、って今なら思えます。
それにやっぱり子供が産まれて1年以内くらいって子育てに必死になりがちですし、誰もが余裕がない時期だと思うんですね。
そんなときに「友だちになりませんか?」って声をかけるなんてそんなリスク(拒絶されるということ)のある事なかなかできない、という人の方が多いですよね。
それでも自然とメールアドレスを聞いてしまったり、今度一緒に公園に行く約束をしたり、となればそれはそこまでの行動を起こしうるシンパシーが二人の間にあったという理解でいいのではないでしょうか。
そこまでの友達に自然と出会えたなら、とっても幸せなことですよね。
そしてあなたがまだママ友がいないのであれば、そこまでうまの合うというかノリが一緒の友達にまだ巡り合えていない、というだけなんです。
ただでさえ赤ちゃんのお世話は大変ですし、無理にママ友を
作ってそのあとの付き合いに頭を悩ませるくらいなら、
今は赤ちゃんと一番いっしょにいられる時間!と
割り切ってみるといいかと思いますよ。
ママ友ができるきっかけ
心配しなくても、その後子供が保育園や幼稚園に入ると
自然と周りのお母さんとのつながりも増え、ママ友もできるように
なります。
もっとも、私の親戚のお母さんの話によると、
「同じマンションのママ友グループに入ると本当に大変~!!」だそうで、
「ママ友は最低限、本当に仲がいい人と、自然に
友達になるのがいいよ!」とアドバイスされました(笑)
何やらママ友同士の人間関係にまつわる怖い話がぽつぽつあるそうです。
それはそれで怖いですね。
ママ友がいないのはあなただけではないので、本当に
気にしないで大丈夫ですからね!
育児の中での楽しみの見つけ方
1年間、平日昼間は赤ちゃんと2人きりの生活を送って一番に思ったことは、
「子供ができると、与えられた環境でいかに自分なりに心を整えられるか」が
すごく大切だなー、ということです。
独身時代や結婚しても子供がいないときは自分が落ち込んだら
「今日はもう寝るー!」と宣言して1日寝ていても問題なかったです。
孤独でつらかったり、ストレスが溜まっていたりのときには
「今日はちょっと贅沢して外食してストレス発散しちゃおう♪」など
いくらでも気分転換の方法はあったわけなんですよね。
でもそれが、子供がいるとすべてが子供ファーストで
自分までかまってあげる時間も環境もないです。
なのでそんな中でも自分で工夫して自分の心をいたわってあげる、という
習慣がとても大切だなと思うわけです。
具体的には、普段から自分は何をしているときに楽しいのか、
ストレス発散ができるのか、などを探しておいてリストアップしておきます。
そして孤独やイライラでストレスがたまったときに
そのリストを1つずつ実行して、自分の心をいつも少しでも健全に
なるよう調整してあげるといいのかな、と思います。
私がやっていた自分なりの楽しみ
・子供と一緒に電車に乗って近場のショッピングモールにお出かけ
(行ってみたかったお菓子屋さんに行ってケーキだけ買って来る、なども)
・本をたくさん図書館で借りて読む
(育児の本もためになるのでいいですが、育児とは全く別の世界の
本は気分転換にぴったりかもしれません)
・子供と一緒に行ける習い事に参加する
私の場合は子連れOKのカメラ教室に行きました。
4回完結、など短めの期間で完了するもの、子供の急な体調不良時には
振り替えできるところ、などがおすすめです。
・同じく育児中の友達に電話する
(私は週に1回1時間、前の会社の同期で半年違いの子供がいる
遠方の友達と話していました。
向こうの方が先輩ママだったので本当に参考になり、
「それわかるー!」と育児あるあるも話せてありがたかったです。)
まとめ
誰にでも訪れる、育児での孤独。
でもそれは有限のものなので自分なりのやり方で
忙しい毎日にも楽しみを見つけ、心をケアする方法を身につけられれば、
子供だけでなく、自分もすごく成長することができると思います。
子育てって、実は自分育てだな、って最近ひしひしと感じます。
今日も育児を頑張っている世界中のお母さんにエール!
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