保育園や幼稚園によっておやつ事情はさまざま。
でも、大人にとっておやつが楽しみなのと同様に、子供にとってもおやつはとっても大切な体の栄養であり、心の栄養でもあります。
だからこそ、安心できるものを食べてほしい。
子供の通う保育園の市販のおやつに疑問を感じたことがあったので添加物などはどうなのか、食べさせたくないときはどうすればいいのか、我が家の経験をご紹介しますね。
目次
保育園のおやつは市販品?
保育園のおやつにはどんなものが出るのか?気になりますよね。
保育園や施設によって考え方、設備はさまざまであるため、いつもおやつが手作りの園、1日のうち1回だけが手作りの園、おやつは持参の園などもありますね。
市販のおやつのラインナップにびっくり!?
わが子の通う保育園ではおやつは午前10時のおやつが市販品、午後3時のおやつが手作りのものとなっています。
今年で通わせるのは2年目になりますが、入園したての1歳では「おやつにこんなものを食べるの?」とびっくりしたことを覚えています。
市販品のお菓子としては
ハッピーターン
ビスコ
マシュマロ
ぱりんこ
リッツ(その後ルヴァンクラシカルへ)
などが出され、まだ1歳になったばかりなのにクリームが挟まったビスコを食べるの?と思いました。
ぱりんこやハッピーターンも塩分が高すぎるのでは?と心配になりましたね。
手作りおやつでも心配!?
逆に手作りの方のおやつは
おからクッキー
きなこラスク
中華おこわ
黒糖ケーキ
などなどで、こちらは手作りで一から作っていただけているので安心!なのですが献立表の材料の部分を見ると、マーガリンなどもガンガン使われていてちょっと心配になりました。
マーガリン=100%悪とは思っていないですが、トランス脂肪酸は体に良くない、アメリカでも使用が禁止の方向というのを聞いて家では使わないようにしています。
確かにマーガリン、ショートニングのほうがバターより低コストなのでしょうが、これだけその危険性が指摘されている今、保育園のお菓子には出さないでほしいな、と思ってしまいます。
市販の洋菓子でマーガリン、ショートニングが入っていないものを探す方が難しいとは思うのですが。
保育園のおやつの添加物が気になる!
おやつといえば添加物が最も気になるところですよね。
スーパーで買える市販のお菓子には必ずと言っていいほど気になる添加物が含まれています。
例えば先ほど子どもの保育園で出ると言っていた白い風船、こちらには酸化防止剤がしっかりと入っています。
白い風船といえばクリームがサンドされたお菓子なので、それを日持ちさせるためなのでしょうね。
また、ルヴァンクラシカルには加工油脂が入っています。
加工油脂と聞くとどんな油かわかりにくいですが、その実態はマーガリンやショートニングと同じく、トランス脂肪酸が含まれているのです。
ハッピーターンもおいしくてやみつきになりますが、そのやみつきには原材料に含まれている調味料(アミノ酸)が起因しているかもしれません。
調味料(アミノ酸)はグルタミン酸ナトリウムなどのうま味調味料のことで、大量に摂取するのは体に良くないとされています。
市販のお菓子を子供に上げるとなると、添加物は避けて通れないということですね。
わかってはいますが、3歳ぐらいまでは極力添加物が入ったお菓子は避けたいところですよね。
保育園のおやつを食べさせたくないときは
さて、話は戻りまして保育園に子供が1歳になったばかりのときにビスコや白い風船、ハッピーターンを食べさせると聞いたので私は正直驚き、担任の先生に相談してみました。
これが3歳4歳の子なら構わないのですが、1歳といえば離乳食がやっと完了しようかというときなので気になったのです。
栄養士さんに相談
「あのー、まだ1歳になったばかりなのにこんな市販のお菓子を食べさせるのは心配なのですが、なんとかならないんでしょうか。
できれば家でもあげている赤ちゃんせんべいなどにしてほしいのですが」という風に聞いてみました。
すると、園の栄養士の方を呼んで回答してくれました。
回答は「赤ちゃんせんべいは1枚当たりのカロリーが低く、1歳の子がおやつに必要なカロリーを補おうとするとお煎餅4枚が必要になり、本人も食べるのが大変。これがビスコなら1つでカロリーが補える」とのことでした。
確かに、毎回赤ちゃんせんべいを4枚食べるのは大変ですが、量の問題ではなく、添加物を体に入れないかどうかが一番問題なんだけどなー、と思いました。
食べる量の多さ、大変さを気にするあまり体に負担のあるものを食べることがあってはおやつとしての意味(体に栄養を補う)が本末転倒になるのではと思いますが。
それでも赤ちゃんせんべいよりもその他の添加物が多いお菓子を採用するのは、赤ちゃんせんべい4枚よりもビスコ1枚の方が低コストだからなのかな、と思っています。
また、「なんとか赤ちゃんせんべいを食べさせてもらえませんか」と聞いたのですが、「他の子はビスコやハッピーターンを食べている中、〇〇くんだけ赤ちゃんせんべいをたくさん食べるのは大変ですし、その後どんどん必要カロリーは増えていくので赤ちゃんせんべいというのはちょっと・・・」と言葉を濁されつつ、拒否されました。
コストの面で?
赤ちゃんせんべい以外にも添加物が少なめなお菓子はあるとは思うのですが、やはりコストなどの面で難しいのでしょうね。
保育園も慈善事業ではないのだから、きちんと低コストで回していかなければならない、というのもわかります。
また、ある程度「大人が食べておいしい」お菓子にする方が子どももくいつきやすく、おやつの時間が短時間で終わる、というのもわかります。
集団生活ですし、こちらは預かってもらう立場ですので文句は言えない、という感じです。
そのほかにも栄養士の先生に、「他のお母さん方はこのような添加物が入ったお菓子をあげるのは特に問題視されていないのでしょうか」と聞くと、「園で市販のお菓子を食べさせないでほしいと言うお母さんはいないが、やはり家ではできるだけ添加物の入ったものはあげない、という方は結構聞く」とのことでした。
また、保育園でできたママ友にも「園で出る市販のお菓子についてどう思いますか?」と聞いてみたところ、「自分の友達の子供が通う保育園でも同じように市販のお菓子が出る、ともともと聞いていたし保育園はそんなものかと思ってあきらめている」とのことでした。
園の方針に従わざるを得ない?
保育園に預ける立場なので、自分が行くと決めた保育園の方針に従うしかない、という感じですね。
でも、保育園に子供を通わせるお母さんの中には園と相談してわが子専用のお菓子を持参させている子もいると聞きます。
保育園のおやつ事情でもやもやするのであれば、一度園の先生に相談されてみてはどうでしょうか。
また、園では市販の大人が食べておいしいおやつでも、家ではできるだけ手作りのもの、市販のお菓子でも添加物の少ないものを選ぶようにしたいですね。
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保育園に入れるというのはある意味割り切りが必要で、集団生活にこどもを入れるというのは預かってもらえる施設の方針に従うしかない、それが嫌なら事前に徹底的に園の方針を調べて自分が納得できる園に入園する、ということが必要ですね。
保育園に入りにくい昨今、園の方針に完全に満足して入るというのは難しいですが、与えられた選択肢のなかで納得できる!を探す必要がありますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
保育園は集団生活を行う場、それも親が仕事をしている間に見ていてもらえる場所なので保育園の事情に合わせるしかない、といった側面もありますね。
実際、1歳の間はわが子にはずっと赤ちゃんせんべいを家のおやつではあげてきましたが、保育園でビスコなどを食べている割には、赤ちゃんせんべいにも不満を言うことなく、おいしく食べてくれていました。
乳児の間はこのまま様子を見たいと思います。
市販のお菓子の添加物などは気になりますが、園は園、家は家で割り切り、それぞれのおやつタイムを子供が楽しめるようになったらいいなと思います。
こちらの記事では市販のお菓子でも比較的こどもにあげやすいお菓子をまとめてみましたので合わせてご覧くださいね。
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