生活の知恵

シーツの破れの補修方法 20分でできる穴の簡単な縫い方を画像多数でご紹介

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布団のシーツに穴が開いてお困りではありませんか。

シーツも安いものではないので、できれば修理して長く使いたいところ。

そこで今回は簡単なシーツの破れの補修方法を画像多数でご紹介します。

  

シーツの破れの補修方法

まず、うちのシーツに最近できた破れがこちらです。

2センチくらい、結構穴が開いていますね。

シーツ自体もダブルガーゼの、少し透けるくらいの薄いものなので破れやすい、ということもあります。

うちはダブルロングサイズの、少し大きなシーツを使っている、ということもあってシーツを買い替えるのも高いです。

できれば同じものを長く使いたいので修理して使っています。

シーツも1枚1万円くらいしますし、お気に入りのシーツは長く使いたいですもんね。

シーツの穴の縫い方

シーツは毎日の摩擦で知らず知らずのうちに薄くなってしまっているようです。

そこで、接着芯で当て布をしたうえでステッチをかける、という方法を使ってシーツの穴あきを補修していきます。

【用意する物】
接着芯
ミシン糸、ボビン
ミシン
ハサミ
アイロン

①穴より大きく接着芯を切る

まず、シーツに大きく穴が開いてしまっているので、それをふさぐ必要があります。

当て布の役割ですね。

接着芯が手芸店に数百円で売っているのでそれを使います。

私が持っているのはこちら↓

接着芯とは片面に熱で貼りつく糊がついている布です。

丈夫にしたい布にアイロンで貼って補強するものです。

私はシーツの布地に合わせて極薄タイプを使っています。

それと、シーツは生成り色で接着芯は白色ですが、最後までやってみると、この色の違いは目立たなくなりますので色は気にしなくてOKです。

接着芯がないときは?

また、接着芯が家にない、という方もいると思いますが、その場合はシーツと似た色の布を用意してください。

これだとアイロンで接着はできませんが、どうせ最後ミシンをだーっとかけるので大丈夫です。

普通の布を用意するときは、②の手順でアイロンを使う代わりに、布の端をシーツに手縫いでざっくり、縫い付けてずれないようにすればOKです。

 
では、その接着芯をシーツの破れ箇所より2周りほど大きく切ります。

シーツは破れ箇所の周辺も薄くなっていることが多いので、ちょっと接着芯が大きすぎる?くらいの方がいいかもしれません。

穴の上に接着芯をシーツの裏側から置くとこんな感じです。

②アイロンで接着芯を貼る

まず、シーツがしわしわだったのでシーツ単体で穴周辺にアイロンをかけます。

そして次はいよいよ接着芯の接着です。

接着芯にはテカテカした面があるので、そちらをシーツの裏側に密着するように置き、アイロンをかけます。

接着芯に書かれた温度を参考にしたらいいのですが、たいてい低温~中温くらいの温度です。

アイロンは滑らすというよりかは、押し当てる感じでかけてくださいね。

きれいに接着できました。

この状態で表側から見るとこんな感じです。

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③ミシンを往復してかける

あとは、ミシンでダーッと往復して縫うだけです。

この、ミシンで縫うというのが穴とその周りの生地を補強する、という役割も果たすのですね。

で、ここで大切なのがミシン糸の色です。

できるだけシーツと同じ色を選んでください。

そうすれば、ちょっと離れてみれば繕っているのがわからないくらい同化します。

↑シーツの色に合わせて生成り色のミシン糸を選びました。

では、シーツを表側にして、ミシンにセットします。

このとき、シーツはかなり薄いのでミシンの台部分のギザギザしたところにひっかけないように注意です。

↑このざらざらしたところに別のいらない布を置いておいたうえでシーツをおいた方がいいかもしれません。

シーツは大きいので穴の場所によってはかなり多い分量をミシンの押さえの下で移動させないといけませんので。

そして、下の図の赤矢印のように、ミシンの直線縫いで普通に縫う⇒返し縫いをする⇒普通に縫う⇒返し縫いをする、を繰り返します。

ミシンステッチで布を織るようなイメージですね。

折り返すときも糸を切る必要はなく、一筆書きでひたすら往復しながら、少しずつずらして穴部分より1周り位大きな面積をステッチすればOKです。

往復を繰り返して半分くらい縫えたところです。

全てステッチをかけてシーツの裏から見たところです。

余分な糸を切って、シーツを表にするとこんな感じ。
結構きれいですよね。

接着芯の白色もわからないくらいにミシンの糸でカバーできています。

ラフにミシンをかけても、結構いい感じにカムフラージュできていますね。

だいたい、この穴の補修作業に20分くらいかかりました。

我が家のミシンは返し縫いが低速でしかできないために時間がかかるのですが(ちょっとイライラしました…)返し縫いも高速でできるタイプのミシンならもっと短い時間でできると思います。

ぜひやってみてくださいね。

うちも今回は簡単な修理ですみましたが、今後も何回も破れてくるようなら買い替えを考えないとな・・・という感じです。

シーツにも寿命がありますもんね。

ちなみに今使っているシーツは買って3年半ほどで初めての破れができた模様です。

インテリアショップに行くとおしゃれなシーツがたくさん売っていて憧れますが、いいものはやっぱりお値段もいい…!ですし、かわいい柄だと飽きもきやすいかも。
私は

・シーツは単色などできるだけシンプルなものを買う。
・逆に枕カバーみたいに面積が小さいものは柄物を買う。

という方法をとって、お金をかけずにおしゃれさを追求するのがおすすめです。

枕カバーなら低予算で買えるのでちょっとおしゃれな物も買えますし、飽きても買い替えやすいのでいいですよ。

小さいので自分でも簡単に作りやすいですしね。

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シーツの破れの補修方法 まとめ

いかがだったでしょうか。
自宅で簡単にシーツの裂け、破れを直す方法をご紹介してきました。

取り掛かるまでが面倒ですが、意外と早くできますし、穴が広がらないうちに、ささっと仕上げてみてくださいね。

気づいたときにさっと直すのが、物を大切にするのに一番大事かな、と思います。

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