今年は夏祭りや花火大会で子供に浴衣を着せたいと思っているあなた。
でも着付けに必要なものって何だろうとお困りではありませんか。
そこで今回は子どもの浴衣着付けにこれだけあればOK!の準備する物リストと簡単な着せ方をご紹介。
履物やバッグなど浴衣用に用意すべきなのかどうかもご紹介します。
浴衣子供の着付けに必要なもの
子供の浴衣はなんとなく簡単に着られそうに思うものの、いったい何を用意しておけばいいの?と思いますよね。
子供のゆかたは大人女性に比べてとっても簡単に着られます。
必要なものをリストにしますね。
- 胸紐つき浴衣
- 兵児帯
- 襟ぐりの開いた肌着
- サンダルまたは下駄
- 透け防止のスリップ(浴衣が透ける素材なら)
- バッグ(持ち歩くものがあるなら)
- 髪飾り(なくてもOK)
子供用の浴衣の着付けはこんなに最低限の準備で着られるんです。
まず、浴衣は胸にひもが縫われた状態で兵児帯とセットで売られていることが多いと思います。
胸に紐が計2本つけられていれば、それ以外に腰ひも等の準備は不要です。
あとはこれに肌着さえあれば、簡単に着付けができてしまいます。
肌着もタンクトップなど、普段着ているものでOKです。
着付け方法は後でまたご紹介しますね。
ただ、ゆかたが淡い色の場合は足元が透ける可能性があります。
子供なのでそこまで神経質にならなくてもいいとはいえ、こういったスリップがあると安心かな、と思います。
|
【日本製】 【メール便 送料無料】 【子供】 【肌着】 ラン型スリップ 100/110/120/130/140/150/160 日本製 キッズ ジュニア 肌着 女の子 |
(大人女性の浴衣で透けないための着方はこちらの記事で詳しくご紹介しています。)
おすすめ!>>浴衣の肌着が透ける!最適な色と種類は?インナー暑い問題の回避方法まで
子供浴衣に帯板は必要ないの?
大人の浴衣では使うこともある帯板(前板)。
使うことで帯の見た目が美しく、すっきりして見えるのですが子供の場合は兵児帯を使用しますし、帯板はなくても大丈夫です。
帯板があるとお腹に熱がたまってどうしても暑くなってしまいますし、元々体温が高い子どもは1枚でも身につけるものを少なく、ということと
帯板があると兵児帯が時間の経過とともにウエストのへこみ部分に寄って細くなってしまうことを防げますが、子供の寸胴体型ならその心配もあまりしなくていい
ということが帯板がなくてもいい理由です。
帯板についてはこちらの記事で詳しく書いています。つけた場合の効果と代用方法も紹介しているのでよりきれいに着せたい!という方はぜひご覧ください。
CHECK!>>子供の浴衣に前板は必要?ゆかたでの役割と代用方法をご紹介
浴衣子供への着せ方は?
子供への浴衣の着付け方もご紹介しておきます。
こちらの動画では浴衣を着せる~帯結びまで4分ちょっとで説明されているのですが、本当に5分でできるくらい簡単です。
慣れてくると子供さん自身でも上手にできるようになりますよ。
とってもわかりやすい動画なので説明は不要かもしれませんが、3点だけ補足をしておきますね。
胸紐の通し方は言葉では説明されていませんが、0:15頃に子供の浴衣の左側(子供から見て左側)の脇に浴衣の右側についた胸紐を通しているのがポイントです。
0:52頃に背中のしわをきれいに伸ばしている手順が出てきます。
胸紐を結ぶとどうしても背中にしわがよってしまうので、後ろの紐に中心から両手を入れて、左右それぞれから脇の方にしごくようにするときれいになりますよ。
1:02頃からは帯の締め方の説明になっています。
ここではきちんと左右の帯の長さ(手先、たれ先)の計算をしたうえで身体に巻き、文庫結びをされていますが、そこまできちんとできなくても体に兵児帯を2~3回巻き付けたうえで、後ろでちょうちょ結びをするだけでも大丈夫です。
↓こちらの記事では子供の浴衣・甚平をお安く買える店や方法をご紹介していますので合わせてご覧くださいね。
CHECK!>>子供の浴衣・甚平はどこで買う?安い店とおすすめの買い方をご紹介浴衣の子供の履物はどうする?
ちょっと悩んでしまうのが浴衣姿のときの子どもの履物です。
下駄や草履を用意する方が、より浴衣らしく着こなせますが子供には慣れない下駄で歩かせるのは大変です。
せっかく下駄や草履を用意しても、
「靴擦れができて痛い!」
「下駄だと走り回れない!」
なんて子供には不評、ということはよく聞きます。
また、実際地元のお祭りに行くと幼稚園~小学生くらいの子はビーチサンダル、ストラップ付サンダルなどのサンダルスタイルの子が圧倒的に多いです。
たまにスニーカーを履いている子もいるくらいです。
そしてそれに目くじらをたてるような方もいないように思います。
ですので、キッズの足元は小学生くらいまでは、歩きやすさ優先、で普段履きなれたサンダルなどの靴を履かせてあげることをおすすめします。
せっかく下駄などを買っても、何回も履けるものではないのでもったいないですしね。
浴衣の子供 バッグ
浴衣姿の場合、子供が持ち歩くのはお小遣いや夜店の金券くらいではないでしょうか。
ですので、こういったポシェットを首から下げているだけでかわいいですし、浴衣用のバッグをあえて買わなくても大丈夫かと思います。
|
実際、私の地元の自治会の夏祭りでは子供たちはかわいいキャラクターもののポシェットの子が多かったです。
あまり大きいものだと浴衣には合いませんし、首から下げられるコインパースのようなものもおすすめです。
もう少し大きい女の子や、ポシェットを持っていない、という場合はハンカチや風呂敷で結ぶだけで作れる簡単な風呂敷バッグを作るのもおすすめです。
ほんと、数分で結んで作れるバッグです。
かわいいハンカチで作ってあげてくださいね。
浴衣子供の着付けに必要なもの まとめ
いかがだったでしょうか。
子供の浴衣の着付けに必要な物をご紹介してきました。
思っていた以上に少しのものだけで着られることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
着付け方もシンプルですし、子供がはしゃぎすぎて万一着崩れすることがあっても、着付け時と同じ手順をやり直すだけで簡単にお直しもできそうですよね。
ぜひ、今年の夏は気軽に浴衣を親子で着て夏を満喫してくださいね。
浴衣の着方がわかれば、次は子供さんのかわいい髪型を考えてみませんか。
こちらの記事で簡単に道具最小限でかわいく作れるヘアアレンジをご紹介していますので合わせてご覧ください。
おすすめ!>>浴衣の子供用髪型 ロングのおすすめ不器用でも簡単にできる髪型4選