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浴衣の染み抜きの方法自宅でできる方法とクリーニングすべきケースを説明

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お気に入りの浴衣にシミがついてしまってショックを受けているあなた。
なんとか染み抜きをして、復活させたいところですよね。

そこで今回は自宅でできる染み抜きの方法をご紹介。
また、クリーニングやプロの染み抜きにお任せした方がいいケースについてもご紹介します。

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浴衣の染み抜きの方法を行う前にチェックすること

浴衣にシミを発見!そんなとき、まず何からすべきでしょうか。
染みの原因などのチェックポイント別に見ていきます。

浴衣のシミができて間もないかどうか?

浴衣のしみができてすぐの場合。
これは自宅でも比較的簡単に染み抜きが可能です。

例えば、お祭りの縁日でたこ焼きのソースを浴衣につけてしまってその日のうち~数日以内に洗う、というような場合ですね。

逆に、以前はシミはなかったのに、浴衣をしまっておいて久しぶりに取り出してみたら、シミができていた、なんてときは注意が必要です。
久しぶりに浴衣を出してみたら発見されたシミの場合はしみの原因がわからないことも多く、原因が不明なほど自宅での染み抜きは大変です。

ただ、年月とともに浮き上がってきたシミというのは汗や皮脂、カビが原因であることが多いです。

時間がたってしまったシミも、家でできるところまで取りたいし、万一浴衣が傷んでも許容できる、という場合はあとでお伝えする染み抜き方法を繰り返し行ってみてください。

シミの原因が水溶性のものかどうか?

シミが水溶性のものなら、自宅で比較的簡単に落とすことができます。
例えばお茶や汗、醤油やソースも水溶性の汚れなので、ついてすぐであれば家で落とせる可能性が高いです。

ただ、ファンデーションや皮脂、油性ペンやチョコレートなど油性のシミだと難易度は上がります。

浴衣が綿・ポリエステル素材のものかどうか

まず浴衣の素材を確認してみてください。
浴衣が綿やポリエステルのものだと、比較的家で染み抜きがしやすいです。

浴衣には麻素材のもの、綿麻素材のものもありますので、洗濯表示を確認してみてください。
水洗いOKのマークがついていれば、自宅で染み抜きも可能かと思います。

浴衣が高価なものでないか?を確認

また、浴衣自体がどれほどのお値段のものなのか、にもよります。
浴衣が数万円以上する高級なもので最初からお金をかけてでも、自宅でやって失敗するリスクをとりたくない、という場合はすぐにクリーニング店か着物の悉皆屋(しっかいや)さんに頼むことをおすすめします。

浴衣の染み抜きを自宅でやるには

では、自宅での染み抜きの方法です。
基本的には1つ目の中性洗剤を使った方法を試し、それでだめなら2つ目の漂白剤を使う方法を試してみてください。

また、いずれの場合も、浴衣の目立たない部分で洗剤をつけて色落ちのテストをするなどしてからの施術をおすすめします。
大幅に色落ちしてしまって、「これなら少しくらいシミがあっても、色落ちするよりはましだった」なんてことになる可能性もありますので。特に濃色の浴衣は気を付けてくださいね。

もしテストで色落ちしてしまったら、クリーニング店や着物の悉皆屋に持ち込むことをおすすめします。

また、以下の方法を試すのは自己責任でお願いします。
うまく落ちなくても許容できる浴衣でのみやってくださいね。

浴衣の染み抜き1 中性洗剤での方法

①まず、水溶性のシミの場合はシミ部分を水でしっかり濡らします。
油性のシミの場合は濡らしません。

②しみ部分に台所用の中性洗剤を塗りこみ、浴衣のシミ部分の下に白いタオルをしいて、歯ブラシでとんとん叩くようにします。
タオルに汚れを移すつもりでやってくださいね。
このとき、こすったりすると逆効果になります。

③水ですすいできれいになったかを確認。
まだシミがあれば②、③を繰り返します。

④汚れが取れれば浴衣全体を手洗いします。
私はいつも洗面所に栓をして水をたっぷりため、そこにおしゃれ着洗い用の洗剤を分量通り溶かしたもので短時間のつけおき洗い⇒2~3回水を替えてすすぎ⇒洗濯機での脱水を短時間(1分程度)しています。

また、安くで買った浴衣で比較的丁寧に洗う必要もないものであれば、洗濯機のドライコースで素早く洗濯をすることもあります。

⑤浴衣を皺を伸ばして干します。
ゆかたを干すときには下のような着物ハンガーがあればいいですね。

わざわざ買うのはもったいない、と思うかもしれませんが、お値段ワンコインですし、これできれいに袖を伸ばせて干せるかどうかで、そのあとのアイロンがけのしやすさや浴衣の型崩れのしなささが変わってくると思います!

私は2本持っていて、着物に浴衣に活用していますよ。

 

浴衣の染み抜き2 漂白剤での方法

中性洗剤でだめなら漂白剤での方法を試してみましょう。
こちらも、まずは浴衣の目立たないところで必ず色落ちテストをしてくださいね。

①浴衣の下に白いタオルを置き、色柄物用の漂白剤(酸素系)を綿棒などでシミ部分に塗る。

こういった、色柄用と書かれた漂白剤の液体タイプのものをしみ部分に塗ります。

漂白剤には酸素系、塩素系、還元系と3つのものがありますが、酸素系のものが一番生地を傷めにくく、安心です。

②スチームアイロンがあれば、スチームをシミ部分にかけます。(直接アイロンで押さえないように注意。浴衣からうかせるようにしてスチームを当ててくださいね。)
なければ、お湯が沸いているやかんの口にしみ箇所を当てるようにします。
ドライヤーの温風をかけるのもいいでしょう。

いずれにしても大変熱いのでやけどをしないように注意して行ってくださいね。

③汚れが浮き出たら 浴衣の染み抜き1 中性洗剤での方法 の④、⑤で丸洗いして仕上げます。

④漂白剤でも落ちなければ、①の酸素系漂白剤に少し粉末の重曹を混ぜるのもお試しください。
容器に1:1くらいの割合で酸素系漂白剤に重曹を混ぜ、再度①、②を試します。


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浴衣の染み抜きクリーニングすべきケース

上でご紹介した中性洗剤を使う方法、酸素系漂白剤を使う方法を両方試しても落ちなければ、
または自分でするには生地を傷めそうで怖い、という場合はクリーニングや悉皆屋さんに出すことをおすすめします。

クリーニングの染み抜きであれば数千円くらいまでの予算でできますが、悉皆屋(しっかいや)さんの専門のシミ取りは数千円~本格的なものは数万円まで及ぶこともあります。
悉皆屋さんでは施術をする前に見積もりを取ってくれると思いますので、それを見てサービスを受けるか決めたらいいと思います。

その金額を払ってでも直したいのか。
あまりにも高い金額なら諦めて新しい浴衣を買う、という方法もあります。

せっかくの大切な浴衣なので、どうするか、は難しいところですね。
じっくり考えて決めてください。


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浴衣の染み抜きの方法 まとめ

いかがだったでしょうか。
浴衣の染み抜きを家でできるか?の判断基準と、自宅でする方法についてみてきました。

浴衣はいくら着物より手軽に着られる、とは言っても、あとのメンテナンスなどやっぱり大変ですよね。
でも、だからこそそんな浴衣や着物をきちんと着る余裕のある人が素敵に、粋に見えるのではと思います。

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