年末年始

年末は食材が高い!年末年始の食費を節約するためにできること

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年末の食材の高さは異常!いつもの食材が買えない!とお悩みではありませんか。

そこで今回は年末年始の食費を節約して少しでもお得に食材を揃える方法をご紹介します。

年末は食材が高い!

年末は異常なくらい食材が高いですよね。

去年2018年に私がリサーチした近所のスーパーでは普段400円弱で買えるみかんが600円、お刺身は1000円超えのものばかり…

食品全体的に1.2倍~1.5倍くらいにはなる、(野菜は2倍のことも!)と考えた方がよさそうです。

例えば、来客のおもてなし用に作ったタコのサラダ1品にも材料費が2,000円ほどかかりました。

デフレ傾向が続く日本なので高くてもみんなが買う、という時期があるのもいいことなのかもしれませんが、

お財布に直撃してくれるのは困ったものです。

年末に食材が高い理由

ここで年末に食材が高い原因を簡単に押さえてみます。

  • 特別仕様商品になる
  • 上のランクの食材の陳列が増える
  • 食材が欲しい人が増える
  • 卸売市場が休みになるため新鮮な食材が少ない
  • 高くても買うので「安売り」商品が少ない

年末になると、かまぼこも鯛入りだったり、煮豆もおめでたい特別パッケージのものだったり。

「普段の商品でいいよ~」と思ってしまうのですが、高い商品ばかりが並びますね。

安いむね肉や豚肉の代わりに和牛や高級しゃぶしゃぶ肉などが並ぶので、そもそも普段使いの食品が買えないということもあります。

また、いくら最近では年明けの1日、2日からスーパーが開いている、といっても「年明けくらい出かけずにゆっくりしたい」もの。

年末にスーパーで食材を買いだめしたい 、その結果商品の需要が増えて高価になる、という側面もあります。

さらに、2019年は台風15号19号により、日本の有力産地が被害を受けています。

葉物野菜やイチゴなど、例年以上の値上がりが見られる可能性もあります。

賢く準備したいものですね。

食材が値上がりする時期

例年の傾向ではクリスマス前から食材が値上がりします。

2019年はクリスマスイブが平日にあるため、クリスマス前最後の週末が12月の21、22となります 。

このあたりから食材は高くなると考えておくと良いのではないでしょうか。


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早めに買って常温保存できる商品

まず、冷蔵庫の大きさなどに関係なく、だれでも早めに準備できるのは日持ちが長く、常温保存できる商品です。

  • 調味料(醤油みりん、お酢、砂糖など)
  • だし関連(昆布、鰹節など)
  • 缶詰(蟹、ホタテなど)
  • 瓶詰(栗きんとんに入れる栗の甘露煮、ドレッシングなど)
  • 乾物(かんぴょう、麩、ごま、乾燥シイタケ、黒豆、小豆、ごまめ)
  • 年越し用の蕎麦
  • レトルト食品(ラーメン、カレー、お鍋のスープパックなど)
  • お菓子
  • ナッツ類
  • ペットボトル飲料(お茶、ジュース)
  • お餅、お米
  • お茶やコーヒー、紅茶などの茶葉
お菓子やペットボトル飲料、レトルト食品は、年末といっても値上がりする傾向は少ないですが、安売りされることも少なくなります。

12月に入ったくらいから、安いな、と思ったら少しずつ買っていくと、ただでさえ荷物が多くなる年末最後の買い物時に楽になりますね。

ラーメンやカレーなどは年末の忙しいときや年始でおせちに飽きたときにあると重宝するのでストックしておきたいですね。

CHECK!>>年末年始の食事の献立って悩む!おせちに飽きたときもOKの簡単料理は?

根菜類は2週間持つ

おせち料理に欠かせない根菜類は2週間くらいは持つので早めに買うのがおすすめです。

レンコンだけは足が早く、すぐに茶色くなりやすいので直前に買ってくださいね。

その他のにんじん、ゴボウ、さといもは保存状態がいいと1ヶ月くらいの保存が可能です。

  • にんじん…キッチンペーパーor新聞紙で包んでポリ袋に入れ、立てて収納。
  • ゴボウ…土付きのものを買うのが大事です。キッチンペーパーor新聞紙で包んで
    冷暗所で立てて保存します。
    暖房を入れない部屋に置いておけば冷蔵庫のスペースもとらないし、いいですね。
  • 里芋…濡れていれば新聞紙などの上に置いて適度に乾燥させ、カビを防ぎます。
    新聞紙に包んでから冷暗所に置けば常温保存が可能です。
  • 玉ねぎ…風通しのよいところで保存。

私はいつも根菜類はまとめ買いをして2週間に一度ほどしか買いませんが、ちょっとの手間でぐんと長持ちするのでぜひ試してみてくださいね。

ふるさと納税を活用

この記事を読んでいる時点でまだ年末まで1か月くらいある、という場合はふるさと納税を活用してもいいですね。

牛肉、いくら、蟹、エビなどの高級食材をふるさと納税を利用していただくと家計的には大助かりです。

ただし、ふるさと納税は着日指定ができないことがほとんどで、しかも1ヶ月以上待たないと届かない返礼品も多いです。

「最悪年内に届かなくても年明けに食べればOK!」という大らかな気持ちで頼むならありです。

肉・魚はクリスマス前に買って冷凍

筑前煮に使う鶏もも肉、お重に入れるぶり、エビフライ用の海老、数の子などは早めに買って冷凍しておくと価格高騰を避けられます。

2週間は冷凍保存でおいしく食べられます。

エビなどは年末最後の1週間くらいにならないと有頭のものや特大サイズのものは出回りません。

それでも、普段の大きさで構わない、という方は12月後半になればすぐ購入して冷凍しておくのが賢いですね。

肉も魚も基本的な冷凍方法は同じです。

  1. ドリップをキッチンペーパーで拭き取る。
  2. 使う量ごとに小分けにしてラップで包む。
  3.  2.をジッパー付き保存袋に入れて空気を抜く。
  4. 金属製のバットなどに載せて冷凍。(急速冷凍ができる)
  5. 一晩経って冷凍が完了すればバットは外してOK

買ってきたときに入っていた発泡スチロールトレイでは食材が空気と触れやすいので傷みやすくなります。

少し手間ですが、鮮度を維持するためにもぜひ上記の保存方法を行ってみてくださいね。

解凍は冷凍庫から冷蔵庫に食材を移し、一晩かけて解凍します。

クリスマスよりも前に買いたい商品

常温保管はできませんが、生クリームは1ヶ月、バターは半年くらい日持ちがすることが多いので、クリスマスよりも前に余裕をもって買うと値上がり時期を避けることができます。

また、おせちのお重のセットは買わずに、冷蔵・真空パックのお惣菜の単品を買う、という場合も早めに買うことができます。

煮豆や昆布巻きなど、メーカーにもよるのですが1~2か月持つことも多いので、年末を避けて早めに買っておくといいですよ。

  • 生クリーム
  • バター
  • 冷蔵のおせちのおかず(煮豆、昆布巻き等)
CHECK!>>クリスマスケーキのホール2人用なら何号?カロリーと食べきれない対策まで

かまぼこや葉物野菜は直前に買う

かまぼこは1週間程度しか持たないことが多いので年末最後に買うことになります。

葉物野菜やれんこんも高くなりますが直前にしか買えません。

三つ葉や水菜、レタスなど、葉が繊細なものはスーパーの最終開店日に行っても鮮度がいいものが残っていないこともあります。

冷凍しないで使いたい肉や魚、生食用のたこなども最終日に購入します。

おまけ 最終日の買い物は開店直後が狙い目

毎年年末最終日のスーパーに行って思うのですが、開店直後は比較的すいていて、午後になると混むことが多いです。

年末は朝に大掃除をして、昼から買い物に行く、という人がたくさんいると思われます。

年末の混雑した店内では人をかきわけて進まないといけませんし、レジにも時間がかかります。

買い物にかかる時間も節約したい場合は、なるべく朝早くに買い物に行くのが大切です。

休み前日の閉店間際には激安になることも

もしお時間に余裕がある、すでに必要最低限の食材は変えた、という方はスーパーの年内営業最終日の閉店間際に買いに行く、という方法もあります。

翌日から数日休み、となるとお店も生鮮食品を置いておくことができません。

閉店1時間前くらいには20%引き、30%引きシールが貼られるなど、かなり値引きされるスーパーもありますよ。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

年末にはため息が出そうなほど食材価格がアップしますが、少しずつ準備しておけばその影響を最小限にできます。

賢く準備して、良い年をお迎えくださいね。

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