もうすぐ子供とずっと一緒の生活も終わり、いよいよ子供を預けて仕事復帰。
「やっと自分も外に出て仕事ができる、バリバリ頑張るぞ!」という方はいいのですが、
「仕事復帰がとにかく憂鬱。できれば逃げたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。
かくいう私も絶対的に後者の人間でした。
本当に子供はかわいいですし、仕事は久しぶりなのできちんと役に立てるのかわからないか不安ですよね。
どうやって仕事復帰について考えるのも嫌な状態から抜け出すのか、私の経験からヒントをご紹介します。
目次
仕事復帰が憂鬱で仕方ない、何が心を重くするのか
仕事復帰が憂鬱でつらい、という方、そもそも何がそんなに辛いのでしょうか。
私の場合は特に以下の2点が不安でしたね。
元々の仕事が社内の部署間で調整を行ったり、プロジェクトを進行していかないといけない仕事で、私には責任が重い仕事でした。復帰後もその仕事に就くことはわかっていたので、変わらず重要な仕事を任せてくれるのはありがたいですが私には荷が重い、と思っていました。
前の子どもがいない状態でもぎりぎりやっていた仕事だったので、育児と両立できるか?を考えるととっても不安だったのです。
そうでなくても、子供と1日一緒の生活で、脳の機能は衰えている気がしていましたし、産休前の知識もかなり忘れている気がして不安でした。
自分の体力は持つのか?ごはんが毎日作れずお惣菜ばかりになったりしないのか?いろんなネガティブな想像を一通りしたと思います。
「今こんなに大変なのに、これプラス仕事なんて想像できない・・・」といつも自分を追い詰めてしまっていました。
憂鬱な心を軽くする3つの方法
それでは上記のような育休取得後の仕事復帰の不安な気分を解消するための3つの方法をご紹介していきます。
大丈夫です、私でもなんとかなったのできっとあなたもなんとかなりますよ。
復帰後の生活をシュミレーションするだけで不安は取り除ける
何が不安か考えてみたとき、上であげたとおり、2つのの不安があったけれど2点目の「家事と育児だけでぎりぎりなのに仕事まで両立できるのか不安」なら準備で少しでも解消できるかもしれない、と思いました。
そこで仕事復帰の2か月くらい前に復帰後の朝と夜にやることを考えて、その通りにできるか試してみよう、ということになりました。
これは主人も協力してくれました。
この時はゴミ出しに自分のメイク、子供のおむつ替えなどの細かい用事もできるだけ事細かに書き出すことがポイントです。
②主人と私の2列のタイムテーブル表を作って、そこに①で出てきたタスクを当てはめていくだけです。
③日を決めて、まずは1日、そのスケジュールどおりに実行してみます。
④すると無理のある時間、無駄がある時間、などが見えてくるのでそれを二人で話し合ってどんどん改善していくだけです。
取り掛かりがちょっと面倒くさくはありますが、この効果は絶大ですよ。
育休中は私が専業主婦状態だったのでできる限りの家事育児は私がやっていましたが、今後は二人で分担しなければ生活が成り立たない、と夫の意識も変えることができたように思います。
夫も〇〇の仕事だけはやってくれる、と思うと自分としてもかなり心強く思いました。
そして、家事+育児+仕事はとにかく時間がなくて大変そうーと
思っていましたが、この復帰後の生活シュミレーションをすることで「意外となんとかなりそうかも?」と少しずつ不安が消えたのが実感できましたね。
最初からうまくシュミレーションが回るわけはないので、「ごはん作りに時間がかかっていてとても毎日できそうにない」ともしなれば、それから「じゃあ作り置きできるおかずのレパートリーを増やしてみる?」「調理が楽な半加工品の食材にも頼ってみる?」など1つ1つの問題の対処法をゆっくり考えていけば大丈夫だと思います。
試行錯誤、の過程は必要にはなりますが、シュミレーションを繰り返せば繰り返すほど、本当に仕事に復帰した時には必ず楽になっているはずです。
あまり難しく考えずに今の比較的時間があるうちに、いっぱい失敗しながら復帰後のやり方を見つけていければいいと思います。
復帰後に手抜きできないか?を考えて。道具にも頼ろう
あとは復帰後の生活、今より手抜きをできないか?を考えてみることも大事です。
我が家はそれを考えて食洗機を導入しました。
賃貸住まいなので「我が家には置けるはずがない」と思っていたのですが、調べてみるとなんとか我が家の狭いキッチンにも置けることが判明。
おかげでキッチンは狭くなりましたが洗い物の負担が減ってとにかく楽になりました。
仕事復帰とか関係なく、今までなぜ検討しなかったんだろう~と思いましたね。
あと私がお世話になっているのは生協の宅配を利用することです。
週に一度、インターネットで食材を注文するのですが自然と1週間分のメニューを考える癖がついて効率的に料理もできるようになりました。
それと意外かと思うのですが、買い物の時間ってかなりかかるんですよね。
育休期間中は昼間の混雑しないスーパーにいつでも行けたのですが、仕事復帰してからは基本、夕方の人がごった返すスーパーで買い物しなくてはいけませんので。
毎回、買い物に最低20分、それもあまり計画的に買い物に行かないと週に3回とか買い物に行く必要があることも。
会社には相談や挨拶を先手で行う
そして、会社に行きたくない、復帰後が憂鬱であればあるほど会社とは「連絡も取りたくない」と思ってしまうものですが。
(私がまさにその状態でした。ちょっと会社から書類が送られてきただけで、「はー、もう復帰まであと2か月だ、どうしよう。。」ととにかく追い詰められた気分に自分で勝手になっていました)
それはとにかく先が見通せないことによる不安であることが多いです。
仕事復帰後のことを想像するのは初めはしんどいと思いますが、
・周りの人は前と変わっていないか
・仕事復帰は何日ごろにするのか
等を早めに会社の人、上司と話し合っておくことで先が見通せ、無駄な不安はなくなります。
特にしばらく仕事に行っていないと、「私なんか必要とされていないかも」とか「みんなに自分が休んで迷惑、と思われているかも」と変な脅迫観念がどんどん生まれてきますが、会社の人と話して今の会社の雰囲気をつかんでおくだけでも全然気持ちは落ち着いてきます。
私も復帰前は本当に不安でしたが、復帰に当たってわからないことは早めに上司に相談したり、自分から積極的に復帰前の職場挨拶に出かけたりすることで不安はかなり解消されました。
「みんなに自分が休んで迷惑、と思われているかも」と思っていましたが、それも良くも悪くも自意識過剰、だったこともわかりました(笑)
もちろん、会社の同僚には自分が1年近く休んで迷惑をかけているのは確かですが、
それを「私しかできない仕事がああるのに休んで迷惑をかけている」なんて思うのは自意識過剰だった、ということです。
1人いなくても会社は回っていくようになっていますし、上司も調整してくれています。
それに感謝して、仕事復帰後に休んだ時の分を仕事で返していければいいのだな、と思って気が楽になりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ずっと子供と一緒の育休期間が終わるとなると、やっと家にこもり気味の生活から解放される、
と思いきやそこは人間の贅沢なところで今度は「大変そうだから仕事には復帰したくない」と思ってしまいます。
でも、これはみんなの通る道かと思います。
仕事復帰の不安を受け止め、事前に準備することで少しでも減らせないか?と検討することで不安は一気に軽くなりますよ。
悶々とした気持ちで過ごして、最後の育児休業期間を過ごすのはもったいないですしね。
大丈夫です、本当に思っている以上に仕事復帰後は何とかなりますしなるようになります!
復帰前に今できる準備を少しずつ進めながら、今しかできない、子供とのふれあいやお出かけもたっぷり楽しむことをおすすめします。
よかったら参考にしてみてくださいね。
職場復帰というと、私は1人目出産後に食欲が止まらなくて上司に「ぽっちゃりしたね」と言われた経験が。。
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