せっかく買った浴衣。夏祭りや花火以外だけではもったいないけれどどこに着ていけばいいんだろう、浴衣で行ける場所はどこ?とお探しのあなた。
そこで今回は夏を浴衣で粋に楽しむ、女子会や浴衣イベント、普段のお出かけスポットをご紹介。
マナーを考えたときに、ゆかたでお出かけできるか?の判断基準もご紹介します。
浴衣を着て行ける場所はどこがある?
さて、浴衣というと夜の花火大会で着用するイメージなので、他にどんな場所に着ていってもいいのか、迷いますよね。
昔は「浴衣は寝間着」という慣習があったので、「浴衣でお出かけなんてパジャマででかけるようなもの」という考えのある年配の方もいらっしゃるかもしれません。
でも、明らかに現代の浴衣は昔の浴衣より「ちょっとしたおしゃれ着」として着られるようになっています。
でも、普段着、カジュアルな格好であることには変わりがないので着て行けない場所も、もちろんあります。
「こんなお出かけに浴衣は着て行ける?」を判断する基準は以下の2点です。
②Gパンを着ていってもOKな場所かどうか?
1つずつご説明していきますね。
①の季節は夏かどうか?ですが、浴衣は夏にのみ着る、素肌の上にそのまま着られる略装です。
したがって、たとえ暑くても6月前半以前や9月後半以降に着るのは違和感があります。
一番浴衣がしっくりくる季節といえば、やはり7月~8月でしょう。
最近は浴衣の着こなしも多様化していますが、着られる季節を守らないと、周りから見ると「??」となってしまいますので少し注意してみてください。
ただし、近年は着物や浴衣もより自由に楽しむようになってきています。
6月から浴衣を楽しむための方法やOKかどうかの考え方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
CHECK!>>6月の浴衣はまだ早い?ゆかたを着てもいいかの判断のポイント
②のジーンズを着ていってもOKな場所かどうか?ですが、こちらも重要です。
浴衣は庶民の普段着なので、ちょっとそこまで・・・というようなお出かけの時に本来着るものなんです。
したがって、洋服のときにデニムを着てもOKな場所か?を考えて浴衣を着ても大丈夫かどうか判断するとよいです。
そう考えると、ドレスコードのある高級レストランでは×、歌舞伎の鑑賞は×(落語は庶民のお楽しみなので〇)です。
でも、そういったドレスコードのある場所に普段行くことはあまりないですよね。
ですので、浴衣を着て行く場所はかなりあるはずです。
おすすめなのは
- カフェ ・・・古民家、町屋カフェなんかだと浴衣にマッチしてさらに素敵ですよね。
- イルミネーション、展望台など・・・花火大会にも通じる感覚で、浴衣で夜のわくわく気分を盛り上げられます!
- 水族館・・・ 浴衣は来たいけど、悪目立ちしたくない!という人におすすめ。
みんな水槽に注目しているので浴衣姿をじろじろ見られることは少ないです。
水族館の水の色に合わせて、寒色系の涼やかな浴衣できめると粋ですね。
時間帯も昔は夜のみに着るものでしたが、最近は昼間でも着てOKの風潮になっているので、夏の普段着気分のお出かけにぜひどんどん着てみてくださいね!
こちらの記事では浴衣を着用するときに必要なヘアセットでベースを作るときにも必要な巻き髪の作り方について、美容師さん直伝の方法を詳細にご紹介していますので合わせてご覧ください。
CHECK!>>湿気で巻き髪がとれる!キープするための巻き方を美容師さんに聞いてきたちなみに私は京都にもよくプライベートで行くのですが、京都はレンタル着物で散策する観光客の方が多く、夏は着物ではなく浴衣レンタルで観光されている方をそこここで見ます。
京都のような場所なら気後れせずに浴衣も着やすいのですけどね。
CHECK!>>京都最安値の着物レンタル料金
また、それでも浴衣を昼間から着用するのはどうかな?と心配される方。
特に、20代の場合は昼間から元気に浴衣でいいと思うのですが、30代以降の方になるとお昼間に着るなら浴衣より夏着物の方がしっとり美しいですし安心、と思われるかと思います。
そんな大人女性の方におすすめなのが浴衣を着物風に着つける方法です。
夏着物を着るのはさすがに暑い!という方にも気軽に試せる浴衣の着物風着こなしの方法はこちらの記事をご覧くださいね。
CHECK!>>浴衣の着物風着こなしができるもの見分け方 半襟はつける?適した帯もご紹介浴衣で女子会がおすすめ!
他にもおすすめなのが浴衣での女子会です。
居酒屋などは普段着で行ける場所ですから、浴衣でも行ける、ということなんです。
いつものメンバーとの飲み会、たまには浴衣で少しおしゃれして新鮮な気分で女子会を開催しても楽しいですよね。
着るのが難しく見える浴衣ですが、普通の着物に比べて格段に簡単に着られますからね。
浴衣に合わせて和食、も素敵ですし、女子会ならではのイタリアンやフレンチの気軽に行けるバルに行くのも素敵ですよね。
浴衣を着てテラス席で涼む、というのも素敵です!
ぜひお店を予約して、浴衣で楽しい夜を過ごしてみてくださいね。
浴衣大歓迎のイベントも増えてきた!
さらに、最近都市で目立つ浴衣大歓迎のイベント。
私は関西在住なのですが、梅田ではここ6年ほど、「梅田浴衣祭り」というものが開催され、人気のようです。
梅田ゆかた祭りのサイト(UMEDDA CONNECT)
2019年は7/20・21の土日に開催されます!
縁日が開催されたり、ミニ盆踊り、ライブなどもあります。
打ち水があったりで浴衣でも涼しく過ごすための工夫もされています。
着付けスポットや着崩れレスキューもあるので浴衣初心者の方にも安心ですね。
実際私の友人が数年前に浴衣で参加したのですが、浴衣で受けられる優待があって、(その時はバス移動の割引)楽しかったーと言っていましたよ。
今年は浴衣を着ている人にどのような優待があるのかはまだ公開されていませんが、ぜひ浴衣で参加して存分に楽しみたいイベントですよね。
他にも東京なら東京湾納涼船がおすすめです。
月~金曜の平日に浴衣姿で参加するとなんと大人は1000円オフなんだそうです。
浴衣を着て東京湾をゆっくりクルージング、なんてとっても素敵です!
公式HPはこちらです。
パーティープランは乗船の2か月前から、乗船券は1か月前から予約が可能なので、早めに予約して席を確保するのがおすすめです。
他にも全国には浴衣大歓迎のイベントがたくさんあるので、まずはそれに参加してみて、浴衣でのお出かけに慣れてから徐々に普段のお出かけにも浴衣を取り入れていく、というのもいいですね。
浴衣を着るのはやっぱり暑そうで不安、という方もこちらの記事で少しでも涼しく着る方法を書いていますのでぜひ参考にされてくださいね。
おすすめ!>>浴衣の汗対策6選涼しく着るにはどうする?汗止めの秘密兵器も使って徹底的に
私もまだ子供は小さいのですが、今年は子供にも浴衣か甚平を新調して、家族3人で浴衣イベントに絶対行ってみたい♪と思っています。
浴衣で行けるイベントや場所 まとめ
いかがだったでしょうか。
浴衣でおでかけOKの場所は意外にたくさんありましたよね。
花火大会しか着ないであとはタンスにしまっておくなんてもったいないですよね。
日本のよき文化を後世に伝えるためにも、今年の夏は積極的に浴衣を着て日本の夏を楽しみたいですね。
こちらの記事では浴衣を気軽に着るのにもおすすめの兵児帯のおしゃれな結び方をご紹介しています。
CHECK!>>浴衣の兵児帯大人女性の結び方 簡単な方法からアレンジまで粋に大人かわいく
手頃に買えてぐっとおしゃれの幅が広がる帯なので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。