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永観堂の紅葉の混雑はどれ程?永観堂の紅葉の見頃と周辺観光を知って賢く鑑賞

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こんにちは、琴子です。
京都の永観堂は個人的に京都での紅葉の豪華さNo.1です。
どの辺がどう豪華はおいおい語るとしまして。

とにかく混雑もすごいですし、外国人観光客の方も増えているせいなのか年々その混雑は増している気がします。

それでも永観堂は外せない!という方に、どう回れば効率的か?を中心に見頃と周辺観光までレクチャーします。

  

永観堂の紅葉の混雑はいかほど?

永観堂の紅葉は本当に見事です。
京都の紅葉を見るならどこが一番?と友人に聞かれたら、迷うことなく永観堂、と答えると思います。

それくらい、初めて見たときのインパクトがすごかったですね。
紅葉が燃えるような赤、そしてまたそのモミジ部分のボリュームがすごく(層が厚く)、目に焼き付いてしまうような景色なんです。

永観堂は京都では「秋はモミジの永観堂」といわれるくらい、どこを見ても美しいモミジ、モミジ、モミジの群れですよ。

こちらのツィートをご覧ください。
放生池に映る紅葉は息をのむ美しさです。

そんな永観堂の混雑はとてもひどいです。
こちらのツィートをご覧ください。
受付を済ませて門の中に入るにも待ち時間があることが多いです。

永観堂の紅葉の混雑を避けるには

混雑を避けるにはやはり、朝一を狙うのがいいですよ。
永観堂は昼の拝観は9時から17時まで開いていますので(最終受付は16時)開門前めがけて行くのがおすすめです。

それでも待ち時間があることも多いんですけどね。

でも、永観堂は「永観堂だけは外せない」、と思って来られる方も多いです。
永観堂を確実に、しかも比較的混雑していない中で見たい、と思われるなら周りの南禅寺や哲学の道に行くよりも前に、まず朝一で来られるのがおすすめです。

混雑を避けるための永観堂へのアクセス方法

永観堂へ行くのに、歩く時間を最も少なくするにはバス、という方法になります。

JR京都駅のバスターミナルからは市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分で行くことができます。

しかし、バスで行くことはおすすめできません。

それは、京都の紅葉の時期のバスでの所要時間は全く読めないからなんです。

私は2回ほどやってしまったことがあるのですが、歩けば15分くらいの距離をうっかりバスに乗ってしまったために、1時間くらいかかってしまう、ということが京都の中心部では平気であります。

そのために人との待ち合わせに大きく遅刻するなんてことも経験しました。

ですので、頼れるのは電車、地下鉄と自分の足だけです(笑)

バスも公共交通であることには間違いないんですが、ひとたび渋滞にはまると、ぴたりと動かないのが京の街ですよ。
バスの吊革につかまってじっと外を見ていると、目の前を徒歩の人がてくてく進んで、「あれーっ、徒歩の方が断然早い!」となることも。

信号待ちや渋滞にはまるとバスは10分で200mも進めなかったりします。
嘘のような本当の話です。

ですので、しつこいようですが電車と地下鉄を使い、最寄り駅についたら可能な限り自分の足で歩くことをおすすめします。

永観堂でしたら京都市営地下鉄の蹴上駅から徒歩15分です。
蹴上駅もJR京都駅に隣接した京都市営地下鉄京都駅から20分くらいで行くことができます。
地下鉄烏丸線の京都駅から国際会館行きに乗り(乗り換えがあるので進行方向の前の方に乗るのがベスト)、烏丸御池駅にて地下鉄東西線六地蔵方面行き乗り換え、蹴上駅下車です。

拝観の回りかた

上にも書いた通り、拝観前に待ち時間が発生することも多いです。
でもこれは完全に並ばなくてすむ時間帯もありません。

平日の開門前に並ぶ、のが唯一できる対策です。
ただ、一度中に入れてしまえば40分~1時間ほどで永観堂を見て回ることができます。

一番の絶景スポットである庭園を見るには、拝観者入り口から決められた順路のとおりに行くしかありません。
ですので順路を戻ったり、ショートカットしたりすることもできませんので注意が必要です。

ぞれでは永観堂の基本情報のまとめです。

永観堂
拝観料 寺宝店期間中(平成29年11月7日(火) ~ 12月6日(水)
・寺宝展 午前9時 ~ 午後4時(午後5時閉門)

永観堂の紅葉の見頃

永観堂はイロハモミジ、ヤマモミジなど数種のモミジが約3000本も見られるんです。

見頃は11月中旬から下旬がベストです。

また、少し遅めに行くことになったとしても、11月下旬~12月初旬であれば紅葉の絨毯が楽しめ、こちらもおすすめです。
地面にまだ美しいモミジが積もっているさまも、大変豪華で見ごたえがあります。

まだ踏みしめられていない、ふかふかのモミジの時に行けたらいいですね。

永観堂の紅葉の見どころをご紹介しますね。

石畳の道

多宝塔へと続く石畳の道は、道を覆うようにしてたくさんのモミジが両脇に並びます。
さらに夜は灯籠も優しく灯って雰囲気アップです。
石畳の道を過ぎると石の階段へと続きます。

カップルの方なんかは、優しくライトアップされた中を、手をつないで1段1段登っていくのはほんとおすすめですよ。
京都の11月の夜といえばかなり寒いのですが、人肌心地よく寄り添って夜間の紅葉狩りはドキドキするものです!

多宝塔

多宝塔は1928年に建てられた二重塔です。
境内の最も奥に位置します。

昼間は塔に上って拝観も可能です。
多宝塔からは京都の町を一望することができますよ。

夜のライトアップ時間帯には登ることはできないので、紅葉の木々の奥で照らされる勇壮な姿を鑑賞してくださいね。

みかえり茶屋でリフレッシュ

永観堂の紅葉をひとめぐりして少し疲れたら放生池そばの庭園にある見返り茶屋がおすすめです。

美しい庭園を愛でながらお団子やお茶で一服できますよ。

永観堂のライトアップ

夜のライトアップは昼間とは全く違った景色が楽しめると大人気です。
毎年多くの人でにぎわいます。

ただ、永観堂は昼と夜を完全入れ替え制なので、昼間の拝観からずっと中にいて、ライトアップの点灯を待つということはできませんのでご注意です。
もし昼も夜も見たければ、17時の段階で一度外に出て、17:30~のライトアップを待つ必要があります。

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永観堂の紅葉で周辺観光

それでは、永観堂周辺のおすすめの観光施設もご紹介します。

といいますのは、先ほど永観堂の回りかたを説明しましたが、とにかく近年混雑がすごいので朝一に行けば並ばずに入れます、というようなこともないですし、境内をこの順路で行けば素早く回れます、というようなこともありません。

ですので永観堂を確実に楽しむためには開門9時前に余裕を持って行き、

蹴上駅の意外と穴場のインクライン

蹴上駅まで戻って少し歩くとインクラインがあります。
ここは錆びたレールと落ち着いた紅葉の調和が素敵です。

地味目に見えるかもしれませんが、こんな紅葉もまた素敵です。
人も少なめなので、駅から近い割に穴場スポットなのかもしれませんよ。
わびさびを感じられる写真が撮れること請け合いです!

何より、昔のレールの上を歩けるってロマンを感じます。
そんなことありませんか?
子供さんと行っても楽しいかも。

わりと近い京都市動物園

永観堂から西に12分ほど歩けば京都市動物園に着きます。
こちらなら、紅葉のシーズンだと特に混雑していることもなく、ほっこり楽しめますよ。
紅葉シーズンよりも春と9月10月くらいが一番混雑しているみたいですね。

京都市動物園は広すぎることもなく、ちょっと立ち寄るにも最適の動物園なんです。


京都市動物園はトンネル状になったケージの中をトラが歩く様子を下から見られたり、見せ方にこだわっているのが特徴で面白いですよ。

トラの大きさって実際に見ると怖いほどの大きさで驚きます!
ぜひ一度行ってみてください。

足を延ばしてリッチなティータイム

永観堂から哲学の道を通って銀閣寺方面へ、というコースも定番なのですが、そこまで行かずに南の方でゆっくりしたい、という場合は丸山公園周辺でゆったりするのもおすすめです。

永観堂からはなんと30分も歩きますが、こちらの長楽館では現存する洋館でリッチなティータイムができますよ。
紅葉時期も混雑必至かと思いますが、運よく入れたらラッキーです。

旅の疲れを忘れるくらい、素敵なティータイムが過ごせます。

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永観堂の紅葉の混雑はどれ程?永観堂の紅葉の見頃と周辺観光を知って賢く鑑賞
 さいごに

いかがだったでしょうか。
永観堂の混雑を少しでも避ける方法と周辺のおすすめ観光地をご紹介してきました。

永観堂の紅葉を見られたら、京都の紅葉の最高峰のところをみられた、といえるのではないでしょうか。
混雑は大変ですが、それでも行く価値はあります。

ぜひ永観堂をメインに据え、当日混み具合によって柔軟にサブの観光地の行く数を変えるなどして時間に余裕をもってお出かけくださいね。

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