七五三に頂くお祝いはいくらお返し不要とはいえ、もらいっぱなしは悪いし、ちょっとしたお返しを贈るべき?とお悩みではありませんか。
そこで今回は七五三のお返しではどのようなお祝い菓子が喜ばれるのか?
昔から七五三お祝いのお礼の定番である千歳飴やお赤飯を贈ったほうがよいのか?をご紹介します。
目次
七五三のお返しのお菓子は何がいい?
七五三のお祝いは本来、子供へのお祝いなので基本お祝い返しや内祝いは不要とされています。
ただ、もらいっぱなしというのも気が引けますよね。
食事会に参加してもらうのであれば、食事会を主催し、ごちそうすることでお祝いへのお返しとなります。
ただ、手ぶらで帰ってもらうのも悪い、と感じるのであれば手土産を用意するといいですね。
お祝いを頂いたお返しとして、相手の負担にならない程度の額のお菓子などをお返しするといいですね。
どちらの場合も、お返しはそもそも不要なので、金額が張らないものを選ぶといいでしょう。
ちょっとしたお菓子でも、お返しとしていただけると嬉しいもの。
また、七五三にちなんで縁起物をいただくと、「幸せをおすそ分けしてもらった」という気分になって先方にも喜ばれると思います。
というわけで、七五三内祝いにおすすめのお菓子をいくつかご紹介しますね。
ふきよせはかわいくって楽しい!
開けた瞬間、宝石箱のような楽しさで見た目にも大満足なふきよせってご存知ですか?
落雁やおかき、金平糖などをミックスしてとりあわせたお菓子なんですが、これがとってもかわいいんです。
縁起がいい感じもあって、七五三のお返しにもぴったりですよ。
また、手でお土産を持って帰ってもらう場合にもふきよせなら比較的軽く、楽に持ち運びができるという利点もあります。
こちらは銀座の老舗の吹き寄せです。
缶に入って趣のあるお菓子の数々は芸術品のよう。
これなら、どなたにでも自信を持ってお渡しできますね。
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もう少し低予算ならこちらもあります。
こちらはおかきのふきよせですね。
いろんな種類のおかきが少しずつ食べられるのは高齢の方にも喜んでもらえるはずです。
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「祇園紅葉」という商品名も素敵ですし、季節感のあるパッケージが七五三にぴったりですね。
起き上がり最中
何度でも起き上がる、という意味が込められた起き上がり最中です。
縁起ものなので七五三のお返しにもぴったりですね。
こちら、ギフト商品のラインナップが豊富なので予算に合わせて選べますよ♪
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添加物がたくさん入ったお菓子も多い中、余計なものは一切入っていないお菓子であるという点も、大切な人への贈り物にぴったりです。
紅白饅頭
お祝いごとの内祝いの定番、紅白饅頭です。
そういえば私の母も、私の入学式の内祝いや結納の親戚へのお返しなど、おめでたいときにいつも用意してくれていました。
それは近所のお菓子屋さんに事前に予約しておくのですが、近所に和菓子屋さんがない、という方もいますよね。
ネットで買えるこんな紅白饅頭もありますよ。
紅白饅頭 千寿の舞8個入【こうはくまんじゅう】【紅白まんじゅう】【御祝 お祝 卒業 卒園 入学 入園】
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お饅頭なのに5日間も常温保管ができるというのもポイントが高いですよね。
うっすらとお砂糖をまとった上品なお饅頭のビジュアルもよくある紅白饅頭とは少し変わっていて素敵ですよ。
お饅頭といえば、こちらも定番でおいしいですよね。
九州出身の友達にはよくおすそ分けでいただくのですが、これが嫌いな人はいない!ってくらい、みんな喜んでくれます。
卵やバターのふわっとした風味がおいしくて、1つで大満足の味なんですよね。
親戚への手土産と一緒に自宅用もたくさん買ってしまったり、と危険なお菓子でもあるのですが(笑)
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お煎餅も捨てがたい
お煎餅もおいしく、身内の人に気軽にあげるプレゼントとしては喜ばれますね!
私も歳をとって初めて、お煎餅のおいしさが身に染みるようになりました。
こちらはもち吉さんのおせんべい。大変有名なお煎餅のお店ですが、どれを買っても間違いなくおいしいです。
リーズナブルなお値段なのにたくさん入っているのがいいんですよね。
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七五三のお返しに千歳飴ってどうなの?
さて、七五三のお祝いのお返しに、当日同行してくれた両親に千歳飴を渡す、というのはよく聞きますね。
千歳飴はその字の通り、長く生きられますように、と長寿を願った縁起のいいお祝い菓子なんです。
かわいらしい細長い袋に入った千歳飴を子供が誇らしげに持って写真に納まった様子が、私はよくイメージとして浮かぶのですが、大人へのお祝い返しにも千歳飴は利用されているのですね。
ただ、千歳飴には1つ問題点がありまして。
その、長いという特性上、嚙み切れないんですね。
特に子供の力では難しいですし、大人でも高齢の方は食べるのが難しいと思います。
私も子供時代、七五三の時に千歳飴をもらって、開けるのを今か今かと楽しみにとっておいて、いざお母さんから「食べていいよ」と言われて食べてみると・・・
硬くて全然噛めない、口の中におさまらない、で満足に食べられなかったことを覚えています。
そういうわけなので、七五三のお祝い返し=というと千歳飴なのですが、高齢の両親に無理に千歳飴を用意しなくても大丈夫なのかな、とは思います。
上で紹介したようなお菓子でいいわけですもんね。
でも、やっぱり縁起物だし千歳飴はこんな機会でしかお目にかかれないからちゃんと渡したい、と思う方や両親がしきたりをきちんと守る方だ、という方には千歳飴をきちんと食べられる方法をお伝えしたうえでプレゼントするのがおすすめです。
千歳飴の食べ方
せっかくの千歳飴、見て写真に撮って楽しんだら、料理に入れてお砂糖代わりに使う、という方法がありますよ。
これなら高齢の両親にも使ってもらえますよね。
「千歳飴は食べにくい」ともし両親に言われたら、料理に入れて活用してね、とぜひ伝えてあげましょう。
お煮しめやぶりの照り焼きなど、砂糖をたくさん使う煮物系の料理に使うのがおすすめですよ。
しかも料理に入れると食卓を囲むみんなで縁起のいい千歳飴をシェアできる、という利点もあります。
最近の千歳飴はフォトジェニック
そして、今はこんなかわいらしい千歳飴がありますよ。
色合いがかわいらしくて、紅白のデザインも素朴でゆるかわいい感じです。
これは写真に撮ってもいい思い出になりますね。
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おじいちゃん、おばあちゃんにも千歳飴とお礼のお菓子を一緒に送りたい、という場合はこんなセットが喜ばれそうです。
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和のラッピングとバラエティに富んだお菓子が素敵です。
また、千歳飴ならぬ千歳巻、というバームクーヘンは御存知ですか。
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これなら、千歳飴は硬くて食べづらい、という方にも喜んでもらえると思います。
パッケージが紅白の華やかなものになっていますが、中はシンプルなバームクーヘン(チョコクリーム、ホワイトクリーム入り)なので食べやすく、おすすめです。
七五三のお返しといえば赤飯が必要?
さらにさらに、七五三の内祝いにお赤飯を炊いて配ったり、お祝いをもらった両親に持って帰ってもらうという慣例もありますね。
私の小さいときも、母が成人式や結納など、お赤飯を炊いて、お祝い返しの準備をしてくれました。
でもお赤飯って少し炊くのが手間なんですよね。
もち米を用意しないといけないですし、小豆(またはささげ)もいりますし。
赤飯に入れる小豆とささげの違いについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
CHECK!>>あずきとささげの違いとは?見分け方や値段 お赤飯に入れるのはどっち?
小豆の下茹でもいりますし、赤飯を炊くのに蒸し器や圧力鍋も必要です。
さらにお赤飯を入れるためのお重や折の箱(朱色のスチロールトレイのようなもの)も準備しないといけないんですよね。
私も会社帰りに「折の箱買ってきて!」という母のお使いで問屋さん街まで行って買い求めた記憶があります。
でも、それくらいお赤飯の準備って大変です。
今はネットでもお赤飯の購入ができます。
こちらは冷凍便で送られてくるので、レンジ加熱で食べられるとのことです。
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そして冷凍の赤飯はちょっと…やっぱり家でほかほかに炊いたものをあげたい!という場合はこんな楽ちんアイテムに頼るのも便利です。
炊きあがったおこわを急速乾燥させるという、特殊な製法を使っているからできるアルファ米。
これならお米をとぐ必要すらなく、炊飯器に水とともにセットするだけで赤飯が炊けます。
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私もアルファ米の赤飯は何度か食べたことがあるのですが、普通の赤飯と見分けがつかないおいしさですよ。
お値段も意外とお手頃でおすすめです。
炊飯器に入れてスイッチポン!で出来上がり!!本格一番 お赤飯 【お茶碗約12杯分】【七五三】※即日、発送できます!
ただ、七五三の当日は子供の着付けのお世話や親自身の着替えなどでバタバタするもの。
お赤飯を作るのも日本の文化習慣に倣っていていいのですが、ごく身内の両親とだけでする場合にはお赤飯が用意できなくてもしょうがない、で済まされるのでは?と思います。
最近は昔に比べ、内祝いにお赤飯を炊くお家も減っていますね。
ここはぜひお義母さんに相談して、内祝いには必ずお赤飯を炊くべきなのかの指示を仰ぎましょう。
うちの実家はとにかく内祝いといえばお赤飯、というくらいいつも炊いていましたので。
ところで、七五三というとスタジオで撮影される方は多いと思いますがこんな全国対応の出張撮影サービスもありますよ。
平日一律19800円、って出張撮影なのにでかなりお安いですよね。
神社でのロケーションフォトも撮れると一生の思い出になりそうです。
上のバナーからお住いの県で対応できるカメラマンのお写真も見ることができるのがいいサービスだな、と思いました。
七五三のお祝いのお返しのまとめ
いかがだったでしょうか。
七五三のお祝いに来てもらえるのは大変うれしいもの。
ぜひ、幸せのおすそ分けをする、という意味を込めて相手の負担にならない素敵な手土産を用意したいですね。
そうすれば帰宅してからも、七五三の楽しい余韻を味わってもらえることと思います。
母親の七五三時の着物の選び方について、わかりやすくまとめているのでこちらもぜひどうぞ。
おすすめ!⇒これだけわかっていれば大丈夫!七五三の母親の着物の選び方 柄や帯はどうする?