子供たちに大人気の絵本といえばエリックカールさんの「はらぺこあおむし」ですよね。
こちらの原画展が京都であったので家族で行ってきました!
今日はそのレポートとなります。
親もとっても楽しめたアート展だったので前売り券やお安くチケットを購入する方法について。
また、混雑状況はどうだったか、かわいいグッズはあったのか?などなどをブログでご紹介します。
目次
エリックカール展京都に行ってきた!
「はらぺこあおむし」はわが子も大大大好きな絵本です。
保育園で先生に読んでもらってから大好きで、家に帰っても「あおむしーあおむし!」と寝ても覚めてもあおむしばかり。
ついに絵本も購入し、お弁当箱やコップ、タオルまであおむしだらけになっています。
大人が読んでもはらぺこあおむしの絵本は素敵で、読み応えのある絵本なんですよね。
今日はそんなはらぺこあおむしの作者であるエリック・カールさんの原画展に行ってきました。
私も今は会社がお盆休みということもあり、家族でどこか、さっと行けるお出かけをしたいなーと思っていたのでちょうどいいボリュームのイベントでした。
京都に原画展が来ていると知ってから数日、でしたが即行くことに決定しました。
子供が小さいと、1日かけてお出かけをすると親子ともにへとへとに疲れてしまうので、近場で半日くらいでささっと行けるお出かけ場所って重宝するんですよね。
そんなエリック・カール展の情報はこちらです。
開館時間 午前10時~午後8時(入館締切:閉館30分前)
入館料(一般)(税込) 当日:800円 前売:600円
小学生未満は無料とのことでした。
前売り券と当日券では200円も価格が違うのですね。
これはぜひ前売り券を手に入れたいところです。
エリックカール展の前売り券購入方法は?
前売り券の購入期間は2017年6月10日(土)~7月28日(金)までとのことです。
つまり、私が行こうと決めたときにはもう販売期間は終わっていたということです。
まあ、たいてい前売り券って美術展の期間が始まる前に販売期間は終わりますよね。
最初から行こう、と決めておいた人のために安くする制度ですもんね。
でもでも、前売り券をかえなかった方のために、少しですが入館料を安くする方法があるんです。
私も行くまで知らなかったのですが、当日入館券を購入する窓口で対象のクレジットカードやICカードで購入すると一般の800円⇒700円に安くなりました。
100円ですが、大きくありませんか?
対象のカードは何があったのか、数は20種類くらいあったように思うのですがぱっとカード画像を見せられただけで覚えておらず・・・
でも、LucuaのカードやICOCAが対象だったのは確かです。
我が家はICOCAで支払いを行い、大人2人分1600円だったところを1400円で購入できて得した気分になりました。
そういったわけなので、家にあるクレジットカードとICカードはいろいろ持って行かれることをおすすめします(笑)
こちらが当日買ったチケットです。
半円形の券って初めて見ました。
エリックカール展は混雑していた?
エリックカール展は京都では京都伊勢丹7FのえきKYOTOという美術館でありました。
こちらへのアクセスは、JR京都駅から普通に伊勢丹に入り、伊勢丹内のエレベータで7Fに行ってデパートフロア内のえきKYOTOに行くだけ、という簡単なものです。
でも、ときはお盆。
帰省客と観光客でごった返すJR京都駅は大混雑でした。
伊勢丹2Fからエレベータを使いましたが、ベビーカーではスペースの問題でなかなか乗りづらく、2回ほどの上がりのエレベータを見送ってからようやくベビーカー・車いす優先エレベーターを使用して上がることができました。
えきKYOTOの前は子供たちでいっぱいでした。
やっぱり夏休みですもんね。
はらぺこあおむしの対象年齢でありそうな就学前と思われるお子さんが美術館前のグッズ売り場にいっぱいでした。
こちらはえきKYOTOの入り口の写真スポットです。美術館内はもちろん撮影禁止なのですが、こちらは写真OKでした。
待たずにとることができましたが、ちょっと撮影待ちをしている時間帯もありました。
はらぺこあおむしの大きなちょうちょの絵と撮れて子供も嬉しそう。
実は見えていないのですが、子供のTシャツもはらぺこあおむしなんです!
入り口にベビーカーを預けて(混雑を避けるため必須とのこと)いよいよエリックカール展に入場です。
エリックカール展の中はカラフルな原画がたくさん。
通路の両側に原画が飾ってあるので、どこから見ようと迷います。
通路には親子で来ているお客さんがたくさんでした。
お客さんがびっしり、とまではいきませんでしたが午前中12時前の段階でまあまあの混雑でした。
どうしてもはらぺこあおむしなどの有名な作品の原画の前ではみんなゆっくり足をとめ、混雑気味になっていましたね。
わが子もはらぺこあおむしの原画を見て大興奮。
「いっしょー!いっしょー!」といつも見ている絵本の絵があることに喜んでいました。
でもはらぺこあおむしの今日本で買える絵本のバージョンの原画とはちがうものが来ていたと思います。
絵の表情や色使いが私の記憶していたものとは微妙に異なっていました。
これはエリックカール氏が何度も絵を改版しているからなのだそうです。
改版を重ねる理由は何なのでしょうか・・・
全部のバージョンを見てみたいですね。
日本との関係
そしてはらぺこあおむしの穴の開いた仕掛け絵本を最初に作ったのが日本の会社だそうなんです。
はらぺこあおむしといえばあの穴の開いたシンプルに楽しいしかけが素敵ですが、当初アメリカではあの仕掛けで本を作ってくれる会社が見つからなかったんだそうです。
生産技術やコストパフォーマンスの面で断られたんでしょうね。
でも、日本の会社により無事に出版することができた、と聞くと日本人としてなんだか誇らしい気がします。
また、そういったエピソードがあるのでエリックカールさんは日本には思い入れがあるとのことで、今回鑑賞できる原画の中には日本の文化をモチーフにしたものが最後の方にあります。
エリックカール氏の「和」の表現を実際に会場で楽しんでみてくださいね。
ボリュームと混雑具合は
さて、原画展に興奮して話題があっちこっち行っていますが原画展は1時間弱くらいで見終わるボリュームと混雑具合でした。
1つ1つの絵はあまり大きくないものの、点数が多いため見ごたえがありましたよ。
逆に子供さんはあれ以上点数が多いと飽きて見切れないかもしれません。
また、12時過ぎに見終わりましたが伊勢丹のレストラン街はどこのお店も行列状態で子連れで並ぼう、とは思えない雰囲気でした。
やはりお盆の混雑は甘く見るとダメですね。
伊勢丹の土日のランチはいつも混雑しているとはおもいますが。
伊勢丹京都店7Fには赤ちゃんの休憩所もありますし、エリックカール展は子供のお世話を万全にしてから親子でゆっくり楽しみたいですね。
子供の美術館デビューにもおすすめです。
エリックカール展をレポートしたブログとなりました
はらぺこあおむしが切り絵でできているのはなんとなく聞いてはいましたが、原画を見るとどういう風に作ってあるのかよくわかります。
作品ごとに「アクリル絵の具で着色したものをコラージュ」などのように説明もありました。
カラフルに塗った紙を切って張り合わせて作った原画が多かったです。
でも、アクリル絵の具だけではなく、虫の薄い羽根の部分は色鉛筆を使って透明な感じを出すなど、それぞれの違いも面白かったです。
また最初の「アクリル絵の具での着色」というのがラフに色を塗ってあるようで、とってもリアル。
サンゴ礁のざらざらした感じの表現から貝殻の光沢まで。
水の波打つ様子を表す筆のタッチから動物のふわふわした毛並みまで。
素材を生き生きと表現していて興味深かったです。
今回原画展に行けてよかったなーと思ったのが、一番はこの素材のリアルな表現を間近で感じることができたことです。
絵本でも筆遣いなどは読み取ることができるのですが、原画を見ると本当に細かいタッチまでわかって鳥肌物ですよ。
そしてエリックカールといえば、あの見ていて元気の出る色使いですよね。
鮮やかな色同士なのに全体が調和している見事な色合わせの原画を実際に目にすると、感動します。
エリックカール展のグッズも素敵です
気に入った絵のレプリカがいくつもミュージアムショップにあったので1枚1万円していましたが購入したかったです・・・
今回はこちらの¥150の絵葉書を購入しました。
果物たくさんのイラストははらぺこあおむしのものですが、右側のなまけものが描かれたイラストは「ゆっくりがいっぱい」という本の1ページです。
この絵が本当に色鮮やかで原画が素敵だったんですよね。絵葉書だとどうしても同じ発色にはならないようです。
こちらは子供にせがまれて買ったあおむしのぬいぐるみ。¥1880
リンゴを食べているバージョンです。
サイズもいろいろ、体部分が黄緑と緑の2色バージョンか緑1色バージョンか、などタイプがいくつかありました。
どのあおむしを連れて帰ろうか悩む家族連れは我が家だけではなかったようです!
そのほかにもエリックカール氏が今回の日本での原画展用に新たに描いた日本語のモチーフつきあおむしのクリアキーホルダーがとってもかわいかったです。
キーホルダーは800円台といいお値段がしていましたが、あのデザインは購入の価値ありだったと思います。
買ってこなかったことを今更悔やんでいます。
他にもかわいいマグカップやランチバッグ、手帳や携帯ケースもついつい欲しくなるかわいさでした。
なかなか美術展でたくさんグッズを購入することはないのですが、エリックカール展はかわいすぎて悩んでしまいますよ。
エリックカールさんの英語日本語の絵本もたくさん置いてあり、購入が可能なのも嬉しかったです。
最近本屋さんも少なく、はらぺこあおむし以外のカールさんの絵本を目にすることがなかったので。
まとめ
いかがだったでしょうか。
我が家はエリックカール展を満喫できました。
夏休みに親子で楽しめるエリックカール展、ご都合がつけばぜひお出かけしてみてくださいね。
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