なら燈花会(とうかえ)は2019年で21回目のイベントです。
2017年の期間の初日に行ってきましたのでそのときの感想をレポートします。
なら燈花会は、学生時代から地元の友達と楽しく行くイベントでしたが、今は私も子持ちの身。
なら燈花会は子連れで行ってもOKなのか、気を付けるべきポイントについてまとめました。
また、子連れなら特に利用したいバスはなら燈花会の点灯時間中混雑していないのかも見てきましたよ。
さらに、おまけ情報として、奈良公園一帯に多く生息する鹿が、燈花会時間中はどうしているのか?についてもご紹介したいと思います。
目次
なら燈花会は子連れでもOK?
夏は楽しいイベントが盛りだくさんですが、小さい子がいるとなかなか楽しむことは難しいですよね。
我が家も2歳の子がいるので、夫婦2人だけのときのように花火を見に行ったり、夜に遅くまでお祭りで遊んだりはしにくくなりました。
ただ、なら燈花会は小さい子供や赤ちゃんがいても比較的行きやすいイベントだと思います。
その理由を簡単に3つ挙げたいと思います。
花火大会などのように、昼間から場所取りをしないといけないイベントはベビーや子供がいると本当に厳しいですもんね。
そのためほかのお祭りなどに比べ、混雑しにくいです。人出が分散されるのですね。
また、1つ1つの会場もとっても広いため混雑しにくいです。
さらに自分たちのペースで見たい会場を回れるのをポイントです。
子供さんでもびっくりすることなく楽しむことができます。
小さい子なら夜だと寝てしまうこともあると思いますが、睡眠を邪魔することも少ないと思います。
いかがでしょうか。
なら燈花会は夏の夜のイベントの中でも比較的行きやすいと思うのでおすすめです。
今回参加はしたのですが、子供が体調不良気味だったので子供はお留守番でしたが・・・
でも、ママの視点でなら燈花会を見てきました!
①ベビーカーか抱っこひもどっち?
これは3歳くらいまでのお子さんがいる場合にはお出かけの時、いつも悩みますよね。
ベビーカーも抱っこひもも一長一短ですもんね。
ただ、今回なら燈花会に参加して、今度子連れで行くならベビーカーと抱っこひも、両方持って行くかなーと思いました。
というのが、なら燈花会では階段のある会場も多いです。
例えば「猿沢池と五十二段会場」では五十二段階段はもちろん階段ですので上り下りしなければいけません。
また、浮見堂会場も鷺池をぐるーっと回るのですが、途中段になっているところがありました。
浮見堂会場から浅茅ヶ原会場に移動する際も階段が結構ありましたね。
階段が多いので抱っこひもがいいのかと思いきや、やはりなら燈花会の会場は大変広いため、長い距離を歩くとなると平坦な道はベビーカーがある方がいいと思います。
近鉄奈良駅から興福寺を目指すときや、三条通を猿沢池あたりから東の方の浮見堂会場や浮雲園地会場を目指すときなど、ベビーカーはあると断然楽だと思います。
そのため、場所によってベビーカーと抱っこひもを使い分け、がいいと思います。
段差のない道ではできるだけベビーカーを利用し、段差があれば旦那さんにその時だけ抱っこしてもらうor子供に歩いてもらう、などとするのがおすすめです。
子供連れで来られる場合は大人二人以上で一緒に行く方が何かと安心ですね。
ベビーカーを押してこられている方は結構な数見ましたので、周りに気を付けながら使えば、全く問題なく使えると思いますよ。
また、奈良駅などで配られる燈花会のパンフレットには地図が載っていて、そこには車いすの方用のスロープで行ける経路も載っていました。
ベビーカーの方もその地図を参考にされてもいいと思います。
②子供が迷子にならない?
2017年の期間の混雑状況は⇒なら燈花会の混雑状況2017写真多数でレポ!春日野園地のスケールに感動の記事にも書きましたが、人が渋滞して進むのも困難、というような地点は1か所もなかったです。
そのため、普通の花火大会やお祭りに比べれば子供が迷子になってしまう可能性は低いと思われます。
私は京都の祇園祭も行きましたが、祇園祭は人、人、人でピーク時は大人でも迷子になりそうでした。
なら燈花会では、万一迷子になってしまった場合は近くの燈花会インフォメーションブースかグッズ売り場に申し出ればスタッフの方に探すお手伝いをしていただけるとのことです。
ただ、会場アナウンスはできないとのことです。
周りの方や運営の方に迷惑をかけないためにも、お子さんの手はしっかり握ってなら燈花会を楽しんでくださいね。
③暑さがが心配!
なら燈花会は1年で1番暑い季節に行われるということもあり、暑さは半端なかったです。
8月5日に行き、夕方19時の点灯時にはほぼ日は落ちていましたが、それでも30℃はあろうかというじっとりべたべたした暑さがありました。
お子さんを連れていかれる場合は、しっかりとした水分補給をしてあげることが大切です。
特に私が歩いていて暑い、と思ったのは猿沢池の燈火を見終わってから浮見堂を見終わる間です。
猿沢池から浮見堂や浅茅ヶ原などの東の方の会場までは距離が結構あります。
それなのにその間ほとんどお店などはありません。
水やお茶をあらかじめ用意して歩かれることをおすすめします。
猿沢池から浮見堂に行く場合、一ノ鳥居に入ってすぐのにぎわい縁日で飲み物を買うか浮見堂会場の池の南東側にある自動販売機を利用するか、くらいまで最悪飲み物を買える場所はありません。
私も浮見堂会場の自販機で水を買いました。
特に売り切れのものなどもなく、無事買うことができてよかったです。
ただ、お子さんだとこまめに水分補給を気にしてあげないといけないので、最低1本は飲み物を持ち歩くのがいいですね。
なら燈花会のバスは混む?
なら燈花会の期間中はバスが混雑する?と気になりますよね。
特にお子さん連れならなおさらです。
JR奈良駅や近鉄奈良駅から春日大社表参道や東大寺大仏殿、大仏殿春日大社前などまでバスが利用でき、駅から比較的遠い燈花会会場にも楽々行くことができますよね。
歩き疲れて、帰りだけ利用する、ということもできて便利です。
8/5の土曜日に見てきましたが、バスは全く混んでいなかったです。
特に、春日野園地会場まで行った帰りに21時過ぎごろ、東大寺大仏殿国立博物館バス停に近鉄奈良駅行きのバスが停まっているのを見ましたが、利用している人はあまりおらず、ゆったり座れそうでした。
皆さん、帰りもぶらぶら話しながらゆったり帰っている方が多かったです。
大人だけで燈花会に行くならなんとでもなるのですが、子供連れで行くなら、帰りの時間には子供も歩き疲れて寝ている可能性もあります。
帰りだけでもバス利用を検討してみるといいですね。
なら燈花会期間は鹿はどうしているの?
奈良公園といえば、鹿ですよね。
いつもかわいく観光客をお出迎えしてくれます。
それはなら燈花会の夜の時間も同じようで・・・
なら燈花会期間中は鹿もいつもより夜更かし気味だそうです。
こんな風に燈火があってもいつも通り過ごしている鹿の姿が見えました。
いつもより遅い時間まで鹿せんべいがもらえるのかも!?
こちらは興福寺会場です。
暗すぎてうまく撮れませんでしたが、これは一ノ鳥居から内側の道に入って浮見堂を目指す途中だったと思います。
暗闇にたくさん鹿がいました。
燈花会を楽しむのに忙しいと思いますが、お子さんと夜の鹿の生態を見ながら歩くのも楽しいかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
なら燈花会は子供さん連れでも満喫しやすいイベントです。
ベビーカーやバスを上手に利用しながら、楽しくお子さんと夏の夜を楽しんでみてくださいね。
2017年になら燈花会に行ってきたレポートはこちらにもありますのでぜひご覧くださいね。
CHECK!>>なら燈花会の混雑状況2017写真多数でレポ!春日野園地のスケールに感動