仲のいい友人の結婚が決まれば、とっても嬉しいもの。
さらに式まで招待されたとなるとダブルで嬉しく、当日は思いっきりお祝いしてあげたいと思いますよね。
ただ、問題なのが気の進まない結婚式に招待された時です。
招待してくれたのは嬉しいけど、本音を言ってしまうとそんなに仲良くないし、という時があると思います。
そんな場合のマナーを押さえた結婚式参列の断り方をご紹介します。
欠席時のお祝いの方法についてもお伝えしますね。
目次
結婚式に出席したくない!?
結婚式に出席したくない、気が進まないと悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
私も過去に何度かそういう時がありました。
結婚式を欠席したい理由をいくつか見ていきたいと思います。
①そこまで仲良くない
過去3回くらい結婚式・披露宴に出席したくない、と思ったことがあったのですが、そのうちの2回はずばりそこまで仲良くないです。
結婚式、披露宴となると最低でも3時間かかり、さらにその前後の移動の時間、女性はヘアセット等の時間も合わせると1日がかりで結婚式に参列する必要があります。
仲のいい友人ならどんなに忙しくても出席したいですが、特に最近連絡も取っていなかった友人から招待があったときは失礼ながら「わたしを呼んだのってもしかして人数合わせ!?」と思ってしまってもしょうがないです。
私のそこまで仲良くなかった、という2人の友人の場合は、なんと二人ともネットワークビジネスを頑張っており、私にもしつこく勧めてきた過去がある、というのが断りたかった原因でした。
料理教室やエステに参加しないか、よいサプリがあるから買わないか、という類です。
(その2人ともそれぞれ違うところでできた友人でその2人は全く知らない者同士ですが、同じネットワークビジネスをしていました)
「〇〇ちゃん(私)のためを思って言っているのに。なんでやらないの?」といような言葉をそれぞれから聞いたときには唖然としました!
さて、話が脱線しましたがこんな風にそこまで仲良くないというお友達の結婚式は招待されても気が進みませんよね。
言っては悪いですが、行くだけお金と時間の損!もしかしてご祝儀目当て?と思ってしまうかもしれません。
②自分のときにはお祝いをしてもらわなかった
自分の結婚式の時にお祝いがなかった場合も微妙です。
〇〇ちゃんから今回式に招待されたけど、そもそも私の時はお祝いをされていないし・・・
でもそれって私が式に呼ばなかったからしょうがない?
などと考えてしまいますね。
でも、式に呼ばなくても結婚の報告があれば、親しい友人でお祝いしたいと思う間柄であればご祝儀やプレゼントを贈ることは可能だったはずです。
打算的な言い方になりますが、「私が結婚するといったときには何もしてくれなかったのに、自分の結婚式だけ呼んで、3万円以上の負担を強いてくるの?(友人のご祝儀の相場は3万円であるため)」と思ってしまいますよね。
私も1回この経験はありました。
自分の結婚式が先にあり、その時から知り合いだったのですが友人Aから特にお祝いはもらいませんでした。
でも、その後、友人Aが結婚するときに式に招待されたのです。
確かにわたしが結婚するときにはお互いまだそこまで仲良くなかったし、仕方ないのかなと思って招待してくれた友人Aの式には列席させてもらいましたが、何かもやもやが残りましたね。
招待してくれる時に「あなたのときはお祝いしてなくてごめんなさい」とか一言あるとまた違ったんですけどね。
でも、いちいち自分の時と比べてもしょうがない、「この友人とは今後もお付き合いしたい」と思ってこの友人の式にはきちんと参列しました。
③お金がない
お金がない、というのも理由の1つになりますね。
特に春や秋の結婚シーズン。
就職後数年しての結婚ラッシュの時は1シーズンで複数の友人から結婚式に招待されることもあるかと思います。
そして結婚式のご祝儀の友人の相場は3万円、とかなり高額です。
独身で自分の好きにお金が使えるときはまだいいですが、自分が結婚して子供もいる、というような立場になると結婚式の招待はご祝儀代にヘアセット代、ベビーシッター代まで超高額の出費は正直痛いな、と思ってしまうのもしょうがないです。
でも、お金がないので出席したくない、と思ってしまうのは結局のところ①の「そこまで仲良くない」というところに起因しているのかな、と思います。
本当に大切な友人であれば「お金がないので」なんて考えずに「ちょっと他のことを我慢してでも結婚式に出てお祝いしてあげたい」と思うからです。
いかがだったでしょうか。
やむを得ない理由があるわけではなく、出席の「気が進まない」結婚式は人生何十年も生きていれば誰でも経験すると思います。
そんなときは
①自分の結婚式の際にお祝いをしてもらったか
②今後もその友人とお付き合いを続けたいか?、自分の結婚式をこれからもしするならその友人をお呼びしたいか?
を考えてみるのがおすすめです。
①で自分の結婚式の際に出席してもらった、というなら「相手がよっぽど積極的に嫌なことを自分にしてきた」ということでもない限りできるだけ結婚式に参加してお返しするのがマナーです。
でも①がNoのうえで②もNoなら、出席する必要はありません。
次の断り方を見てみましょう。
結婚式に招待された時の断り方
では、気が進まない結婚式はどのように断ればよいでしょうか。
結婚式はたいてい2~3か月前に予定を聞かれることがおおいので、「断るとそんな前から他の予定が本当にあるの?」などと疑われるとどうしよう、と思ってしまいますよね。
でも、ここは行かないと決めれば1つだけ理由をつけて毅然と断ることが大切です。
理由としては、「どうしようもない」と思ってもらえるような理由にすることがマナーだと思います。
これが仕事が多忙なため、でもいいのですが、その理由だと私の式より仕事が大切なの?と思われたり、断り方のマナーも知らない、と思われるかもしれません。
おすすめなのは親戚の結婚式と日が同じなのでそちらを優先させてもらう、です。
結婚式はよい日取り、良い気候のときを選ぶことが多いので日程が被るのはよくある話です。
あまり深く考えず、親戚の式と日が被ったのでごめんなさい。でもお祝い送るね、という返事がいいかと思います。
行けない理由を書くときにダラダラと長く言い訳を書くと言い訳がましいというか、本当は行けるのに無理やり理由つけて断ってるのかな?と思われてしまいます。行かないと決めたら端的にきっぱりと返事をするといいですよね。
早めに返事をしてあげることも大切ですね。
また、普段そこまで仲良くしているわけでもない友達の場合は「どうしても都合がつかないので」や「残念ながら先約があって」という理由でも構わないと思います。
そう言われれば、大人であればそすんなり受け入れてもらえると思います。
そこを「先約って何?」「何か月も前から入っている予定って何?」とか聞いてくるようなデリカシーのない友達は今後も親密なお付き合いはできない、と判断してその後の一切のお付き合いをやめるのもいいかもしれませんね。
ちなみに私は先ほどのネットワークビジネスをしつこく勧めてきた友人(笑)にはメールで結婚式招待の打診があったとき、「先約があってごめんなさい」とシンプルに断りました。
とにかく、すぐに断るのがポイントです。
ここで時間があいてしまうと「先約がある」という理由を使いずらくなる(先約があるならすぐに不参加の判断をできるはずだから)ので注意してくださいね。
「先約があってごめんなさい」と言ったのは結婚式の4か月くらい前だったはずで、「いったいどんな先約?」と聞かれると思ったのですが「そうなのー??残念。」というようなメールの返事だけですみました。
判断を先延ばしにしないことが大切なポイントかと思います。
結婚式を欠席するときのお祝いはどうする?
欠席をするものの、今後もその友人との関係は続けていきたい、という場合はお祝いを贈るようにするといいですね。
一番無難なのは現金1万円で、郵便局で現金書留で送るようにするといいですよ。
現金書留を利用すると封筒代や手数料がかかりますが、それでも5~600円で送ることができます。
お金だけではちょっと冷たいかも、と思われる場合は式の日の電報を頼むといいですね。
電報があると意外と嬉しいものです。
電報は1000円台から、ぬいぐるみや花束のついたかわいいものまでいろいろありますので工夫してみると喜ばれると思います。
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今はかわいい電報をネットショップから簡単に贈ることができます。
どのくらいのものを相手に贈るか、というのは本当に相手との関係次第だと思います。
相手と今後は最低限のお付き合いしかしない、と考えているならお祝いも考えられる最低限のものになってしまっても仕方ありません。
実際私は先ほどのネットワークビジネスをしつこく勧めてきた友人には私の結婚時、友人と連名で1人千円分くらいのプレゼントをもらっただけだったこともあって、お菓子のギフトセット5000円を結婚祝いとして送っただけでした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
結婚式に招待されたけれど、気が進まないという時はしぶしぶ参加しなくて大丈夫だと思います。
本当に大切な友達であれば、遠方であろうと迷ったりすることなく「参加する!」と即断できると思うんですよね。
迷ってしまう、というのはその友人との人間関係に何らかの判断が必要な時かもしれません。
歳をとれば人間関係もある意味断捨離が必要かと思います。