祇園祭に合わせて京都に旅行。
そんなとき、せっかくの京都旅行だから、祇園祭以外にもいろいろ観光を楽しみたいですよね。
そこで今回は京都に来たなら足を延ばして訪れたい観光スポットやお参りしたい寺社、必食の京都の夏グルメまで欲張りにお伝えします。
目次
祇園祭と合わせての観光のおすすめは?
祇園祭が行われるのは一番の京都の中心部、となるわけですがそこから数十分で行ける観光スポットがたくさんあります。
おすすめを3つ紹介しますね。
竹林の小径
嵯峨野にある青竹がすがすがしいとてもきれいな道です。
晴れた日の竹林に差し込む日差しは神々しいほどです。
CMでもよく使われている場所なので、行ってみると「あっ、あのCMで見た風景!」となるかもしれません。
近くに天龍寺もあるので合わせて観光するのがおすすめです。
嵐山の鵜飼
鳥の鵜を飼いならして鮎などの魚をとるのが鵜飼ですが、これを嵐山の屋形船で見学するショーがあります。
夏の夜に伝統的な船の上から見物する鵜飼は風流で一度は見てみたい催しです。
有名な歌人、在原業平の和歌にも詠まれている、夏の風物詩なのです。
趣ある提灯が下がった屋形船に乗るだけで気分がわくわくしますね。
鵜飼見物は平安時代の貴族の優雅な船遊びだったんですよ。
下の動画では鵜飼の様子が見られます。
食事をしながら見られる屋形船もあります。
祇園祭の頃は京都は観光客でいっぱいですので、早めの予約をおすすめします。
京都府立植物園
祇園祭の行われる四条周辺からは地下鉄で15分くらいで行ける、北山駅からすぐのところにある植物園です。
とっても広々としており、ゆったりと植物を見て楽しむことができます。
写真を撮る人、スケッチをする人など思い思いに植物園を楽しんでいる人が多いです。
大きな温室もあり、多種多様な植物がみられますよ。
祇園祭の見物で疲れたら、植物園の木陰でほっと一息、おすすめです。
また、帰りは地下鉄北大路駅に向かって下っていけばすぐに鴨川が見えてきます。
鴨川のベンチに座って川の表情を見てぼーっとするだけでも癒されるので、おすすめですよ。
祇園祭のついでに周辺の寺社もお参り
祇園祭といえば八坂神社ですが、他にも有名な寺社はたくさんあります。
夏に行くのがおすすめなところをいくつか紹介しますね。
三室戸寺の蓮
三室戸寺は京都の宇治にあるお寺です。
少し祇園界隈からは離れていますが、十分足を延ばせる範囲内かと思います。
三室戸寺はアジサイが美しいことで有名なのですが、祇園祭の頃は蓮が見ごろを迎えていますよ。
その美しさは下の動画でご確認ください。
天龍寺のお庭
先ほど竹林の小径のところでもご紹介した嵐山の天龍寺です。
天龍寺は美しい庭があることで有名で、池を臨む庭が涼しげで夏にぴったりです。
緑に囲まれた回廊からの景色も本当に美しいですよ。
私のおすすめは縁側に座って庭を愛でることです。
縁側に座って庭をじっと見つめれば暑さも和らぎ、心が洗われますよー。
京都の夏グルメのおすすめ
夏の京野菜
京都の夏グルメはいっぱいありますが、夏野菜は賀茂ナスに万願寺唐辛子など、いろいろあるのでぜひ食べてみてくださいね。
最近は京野菜をバイキングでいただけるお店もたくさんあり、リーズナブルにいろんな野菜料理を楽しむことができます。
貴船の川床
夏の京都といえば川床も大人気ですが、祇園祭の頃の祇園界隈の川床はどこも大賑わい。
少しその喧噪を離れたい、という場合は貴船の川床、おすすめです。
貴船神社と合わせて訪れたいスポットです。
祇園にある川床より川が間近に感じられて、涼しさも一段上な気がします。
貴船神社については、ちょうど祇園祭の頃に行われている七夕ライトアップもおすすめですよ。
CHECK!>>貴船神社の七夕笹飾りライトアップは混雑する?デートの楽しみ方とディナー情報
かき氷
京都にはたくさんの甘味処がありますね。
かき氷の種類が多種多様でおすすめはいっぱいありますが・・・
私の特にお気に入りのお店をあげておきます。
●祇園NITI
天然の氷がおいしい!蜜も他にないフレーバーでこだわっています。
私はかぼちゃプリン味(だったと思います)を食べたことがあります。
氷の中から出てくる仕掛けが楽しい、遊び心あるかき氷なんです。
天然の氷だからか、キーンとしにくい気がします。
●弥次喜多
宇治抹茶味がおすすめ。抹茶が深い味わいでしみじみおいしいです。
冷房がないお店なのですが、昔ながらの甘味処、という感じで風情があり、暑さも忘れます。
●古の花
フルーツ系のフレーバーがおすすめ。
果物からこだわって作られた蜜がおいしいです。
氷はとにかくふわふわでさらっと食べられます。
こちらのお店はご飯ものもやっているのですが(というかごはんがメイン)、夏の頃はお客さんみんなパステルカラー色のかわいいかき氷を頼んでいて、見ているだけで和みますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
祇園祭に京都に来たついでに足を延ばしたい、観光スポットや夏グルメをご紹介しました。
京都は観光スポットが比較的近くに集まっているのでいろいろ行きやすいんです。
ただ、夏の京都はとにかく暑いので余裕をもったスケジュールで行かれることをおすすめします。
楽しい旅になりますように!
祇園祭に行く準備は万全ですか?
こちらのページで宵山の楽しみ方から山鉾巡行の穴場スポット、買うべき祇園祭のお土産までまとめていますのでぜひご覧くださいね。
CHECK!>>⇒祇園祭まとめ~宵山の楽しみ方から山鉾巡行の穴場スポット、後祭りまで