京都の夏を彩る祇園祭。
今年は宵山の7月14日~16日が土日祝ということもあり、祇園祭に出かけるには絶好の日程です。
いつも以上の人出が予想されますね!
祇園祭の宵山の混雑はすごいと聞くけれど、いったいどれほど?と思われてはいないですか。
そこで今回は2017年の宵山に行ってきましたので、そのときの写真盛りだくさんで、宵山の魅力をお届けします。
大人気の長刀鉾のちまき情報もありますよ。
祇園祭の宵山の混雑状況は?
祇園祭の宵山は1か月の祭り期間中、特に人気の催しですね。
そのため、7月14日、15日、16日は毎年大変な人出です。
今回(2017年)7月14日の夕方、17時ごろに烏丸駅(四条駅)に寄ってみました。
14日は3日間ある宵山の日程のうち、一番早い日なので一番混雑としてはましなはずだったのですが、結構な人でしたよ。
警官の方もかなりたくさんいました。
今回は時間の都合上長刀鉾、函谷鉾の近くしか行けませんでしたが、祇園祭の宵山の雰囲気を存分に楽しむことができました。
あの山鉾の朱赤の色を見るだけで心が躍るのはなんでなんだろう・・・
紅白はやはり日本の色。おめでたい色ですね。
人ごみといえば気になるのが子連れで行けそうかどうか?だと思うのですが、私が行った14日の17時頃はベビーカーを押した方は一人もみませんでした。
抱っこひもで赤ちゃんを連れている方は数人見ましたね。
14日の17時頃だと身動きができないほど混んでいる、ということはないのですが、いたるところに警官の方がいて、人の整理をされています。
四条通もまだ歩行者天国にはなっていなかったのですが、歩道部分を2つに分けて右側通行、など指示がされていました。
そのため、ベビーカーが通るスペースはほぼないと思っていた方がいいと思います。
ただ、15日、16日になって歩行者天国が作られるとベビーカーがOKな場所も結構ありました。
ベビーカーを持たれる際は、抱っこひもと両方持っていって、パパ&ママで協力して場所によって抱っこひもとベビーカーを使い分けるのがよさそうです。
大人でもうっかりしているとカバンからすられそう、と思うくらい人はたくさんいますので注意が必要です。
こちらは四条通の長刀鉾近くの歩道からとった写真です。
長刀鉾は人気なので、私を含め(笑)、写真に収めようとする人がたくさんいました!
そうするとまた混雑が起きるのですよね。
こちらは四条烏丸の交差点の様子です。
やはりこうやってみると人がかなり多いですよね。
これでまだ14日(宵宵宵山)の17時ごろなんですよ。
ラクエの周りも人がいっぱいです。
また、気になるのが宵山中の付近の飲食店の混雑状況ですよね。
こちらは四条烏丸を上った左手にあるマクドナルドですが、外から見る限り、店内は満員、といった感じでした。
京都の一番の繁華街とはいえ、やはり普段とは違う混雑具合です。
祇園祭に直接は関係のなさそうなファストフード店だとは思うのですが・・・
祇園祭の宵山の写真 2017年ver.多数あり
宵山の2017年の時の写真をたくさん貼っていきますね。
ちなみに今回は14日の17時前後ver.です。
15日の宵山も夜に行ってきましたので、暗くなってからの状況を知りたい方は⇒祇園祭の宵山混雑状況2017年は?歩行者天国に実際行ってきた写真レポ!の記事も参考にされてくださいね。
やっぱり浴衣姿の方は多いです。素敵な夏の風物詩ですよね。
子供もたくさん着ていました。
また、これは京都ならではだと思うのですが、浴衣ではなく着物の絽などを着ている雅な方もちらほら見かけましたね。
函谷鉾を遠くから撮った写真です。
函谷鉾を近くから見るとこんな感じです。
提燈の模様が素敵ですよね。風に揺れているのがまたいいんですよ。
夜になって明かりがともるともっと素敵なので、今年の宵山にもう一度夜に行きたいです。
→実際すぐ次の日に行きました(笑)。その時の記事はこちら。
17時頃からお囃子が鳴っていましたが、太鼓や笛の音って生で聞くととっても素敵ですね。
コンチキチンの音を聞くだけで、心が沸き立つというか、これだけで来てよかったー!という気分になりますよ。
また、17時頃だと、こんな風にコンビニやレストランの前に屋台を出す準備が始まります。
こちらはファミリーマート。
冷やした飲み物や冷やしキュウリもあります!
コンビニなのにすごいですね。
コンビニだと普通の屋台より良心的な価格設定なのかなーと思いました。
他にも四条烏丸を上った右手のところにある鼓月の和菓子屋さんではみたらし団子を実演販売されていて、何人かの方が並ばれていました。
とっても香ばしいにおいが漂っていましたよ。
フード類の屋台は15日以降がより盛り上がり、たくさんのお店が出るということです。
CHECK!>>祇園祭の宵山グルメを食べてきた!山鉾巡りも一緒に 提燈写真多数!
祇園祭の長刀鉾のちまきは売り切れる?
宵山の期間中はたくさんの山鉾が通りに建てられ、その美しさを競っているのですが特に人気なのが長刀鉾です。
くじ取らずで毎年山鉾巡行の先頭を進む長刀鉾はお稚児さんが乗る、ということもあってか一番有名な山鉾です。
そのため、長刀鉾で売られているちまきも毎年早い時間に完売しているのですよ。
今年2017年7月14日も、17時前に行ったのですが、すでに長刀鉾のちまきは完売していました。
長刀鉾の「長」の赤い文字がプリントされたTシャツを着た方が販売されています。お守りや手ぬぐいも見えますね。
手ぬぐいも多色刷りでかわいらしかったですよ。
こんな風に「本日分完売」の張り紙が。
ただし、宵山の期間中は毎日その日販売分が確保されているようで、「明日は朝9:30から販売」という張り紙も一緒に貼られていました。
朝も早い時間から販売されているのですね。
ちなみに長刀鉾のご利益は厄病除けです。
また、他のグッズもこんな感じのラインナップであります。
こちらも、「のれん」や「申着」は3千円、2千円するのに売り切れの文字が。
やっぱり長刀鉾は大人気なのですね。
長刀鉾のグッズを入手したい方は夕方と言わず、朝から準備してお出かけされることをおすすめします。
また、長刀鉾は何か長刀鉾のグッズを購入すると鉾に乗らせてもらえるんです。
ただし女人禁制であるため、鉾の部分まで乗れるのは男性のみなのですが。
長刀鉾に上がるための建物のところには「申し訳ありませんが女性は2階までしか上がれません」と書かれていました。
その建物の2階から木でできた橋を渡って山鉾に上るんですね。
ちょうど写真で言うとこんな感じです。男の子とお父さんが上られていて楽しそうです。
女性も2階までは可能、とのことで上るための列に並んでいる方は結構いましたよ。
長刀鉾は女人禁制、というのは結構有名で「鉾の近くに行くことも許されないのかな」なんて思っていましたが、鉾の部分に入らなければ、近くで見ることは可能なんですね。
提燈にはビニールが被せてありました。
急な夕立から守るためなんでしょうか。
阪急の烏丸駅の17時ごろの様子です。
週末なのでもともと多い曜日とはいえ、やはりいつもより確実に人は多いです。
今年の祇園祭の宵山は週末なのでいいですが、四条界隈の会社に勤めていてこの混雑は大変ですよね。
まだ14日の17時なので「人が多い」だけで済みますが、これが15日、16日の18時~20時くらいだと身動きがとれないほどの人になるんでしょうね。
ちなみに阪急烏丸駅は宵山の一番の最寄り駅であるため、7/14~16日の間規制(2017年の場合、出口ごとに上り専用、下り専用等一方通行になっていました)がある可能性が高いです。
お帰りにも普段より時間がかかるので余裕をもってお出かけくださいね。
祇園祭の宵宵宵山の混雑状況 まとめ
いかがだったでしょうか。
14日の宵々々山の雰囲気を感じていただけたでしょうか。
祇園祭は人が多いし、暑いし・・・と思いがちですが、思い切って行ってみると山鉾の魅力を感じたり、お囃子に心踊ったり非日常が味わえますよ。
ぜひ混雑状況には十分注意して、宵山を存分にお楽しみくださいね。
また、2017年の宵山実況レポ第2弾として⇒祇園祭の歩行者天国2017年は?宵山混雑状況を写真レポ!一方通行情報も!の記事もあります。
こちらは7月15日の混雑情報がありますのでぜひご覧ください。
祇園祭の宵山の楽しみ方はこちらのページにまとめています!
こちらもぜひ参考にされてみてくださいね。
CHECK!>>⇒祇園祭まとめ~宵山の通な楽しみ方から山鉾巡行までご紹介します!