今は幼稚園も激戦で抽選があるので何としても受かりたい、でも受かるのにコツはあるの?とお悩みではありませんか。
そこで今回は昨年私立幼稚園を3園受けた管理人が考える、幼稚園を受けるにあたって知っておきたいことや専願併願を聞かれた時の対処方法などについて詳しくご紹介します。
目次
幼稚園の抽選にコツはある?
わが子が入園を希望したのはいわゆる地元系の私立幼稚園です。
お受験をして、面接や試験を受けて入るようなお受験系幼稚園ではないものの、3年保育のこども園タイプの幼稚園なので人気があります。
こども園だと自治体が認定を行っているので幼稚園児(1号)と保育園児(2号)の受け入れがあり、幼稚園の月謝は市が規定する、親の収入に合わせたリーズナブルなものになっていることが多いです。
また、こども園は幼稚園児保育園児の受け入れがあるので14時以降の預かり保育も積極的に行っていることも多いですよね。
今回、こども園タイプの幼稚園に何としても入れたい、と思って家から行ける3つの幼稚園に入園申し込みをしたので、そのときのことについて詳しく書きたいと思います。
まず前提として、うちの区では公立幼稚園はどこも2年保育となっています。
そして私立幼稚園は3年保育のところがほとんどです。
子供には早くから集団生活に慣れてほしい、コミュニケーション能力を身につけてほしいと思っていたので3年保育を希望して私立の幼稚園を希望しました。
3園のうち、1つは地元で歴史のある仏教系の園で、あと2つは比較的最近できたのびのび系の園でした。
ここから9月からの3園の幼活について、やったことを時系列に見ていきたいと思います。
9月 説明会に参加
スケジュールとしては3園とも、9月後半に入園説明会があります。
説明会の予定については各幼稚園のホームページで、7月ごろから案内が出ているようでした。
説明会当日にいきなり行けばOKなところもあれば、事前に予約が必要な所もあります。
予約が必要なところは予約受付期間も決められているところがあり、私はうっかりその期間を見逃していたのですが、ダメ元で問い合わせをすると予約を受け入れてもらえました。
説明会は土日に行われるところもあれば、平日のところもあるのでスケジュール調整が大変ですが、子供を入園させる可能性があるところにはできる限り行っておいた方がいいな、と思います。
やはり説明会で園の状態を見ることができますし、在園児の様子や先生の感じなど実際に見て参考になることはたくさんありました。
特に、先生の感じは実際に見ておくことは大事だと思います。園によってすごくカラーが違うというか、3園比べることで「この園の先生にぜひ、お世話になりたい」というのははっきりありました。
そして、説明会では願書が配布されます。
願書が1通1,000円、と有料のところが仏教系の1園で、あと2園は無料でいただけました。
説明会では仏教系のところでは仲のいいママ友同士で来ている人が多い、という感じがありましたが他2園ではそんなこともなく、ほぼママ友がいない私でしたがあまり気になりませんでした。
9月後半 願書を書く
9月後半に願書を書いていきます。
自分の学校の願書や就職活動の履歴書を書いたときを思い出して緊張します。
特殊なことを書くところはあまりなかったですが、「子供の長所・短所」を書くところは少し悩みました。
また、仏教系の園では家族全員で写っている写真を貼るところがあり、普段全員で写真を撮る機会があまりないのでわざわざ撮ったり、と大変でした。
願書は先に鉛筆で下書きをしてから見直して清書、というのもちょっと大変でした。
10月1日 1園目の抽選
そして10月1日に仏教系の園の抽選がありました。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
CHECK!>>幼稚園の抽選に落ちた!外れた場合にやることと心の立て直し方体験談ただ、結論から言いますと抽選には落ちてしまいました…
こちらの園は仏教でちょっと先生が厳しそう、うちの教育方針とは合わなさそうなど思っていたこともあったので正直第三希望くらいでしたが、やはり落ちると凹みますね。
上の記事中にも書きましたが、「他の園と併願していることは言うべきではなかった」というのが敗因かな、と思っています。
他は結構専願で来られているおうちも多そうでしたし。
ただ、補欠1番目をもらえた(入園金などの費用の支払いはなし)のでそれを持って他の園の抽選を待つことになりました。
10月1週目 2園目の願書提出
気を取り直して、2園目の願書を提出に行きます。
こちらはのびのび系の幼稚園なのですが、先ほどの仏教系の園とは違って、一斉に願書提出ではなく、1週間ほどの期間の間に親が願書を提出に行く、というスタイルです。
希望者が多かった場合のみ抽選となり、園のみで厳正な抽選を行い、その結果は園から電話がかかってきて伝えられる、とのことでした。
ただ、この2園目の園で問題だったのが願書に「専願・併願」のどちらかに〇をするところがあった点です。
正直、この2園目の幼稚園は家からは一番遠く、第一希望ではなく、第二希望でした。
ですので正直に併願で〇をしてしまったのです。
園での説明会では、希望者が定員よりも多かった場合は専願の人を優先します、とのことでした。
まあ、これが普通かもしれません。
でも、その園は結構地域の外れにあったということもあって、「みんな併願の人が多いだろう」なんて甘い考えであまり深く考えずに併願を選んでしまったのです。
でも、しばらくして抽選の結果の電話が園からあってびっくり。
「専願の方だけで埋まってしまったので抽選はしていません。併願の方は全員入園できません。」とのことで、落とされました。。
ちょっと衝撃でした。
これを聞いて、「えっ、専願の人だけで埋まる可能性があるなら併願とは時期をずらして専願⇒併願の順に説明会や願書受付をしたらいいのに!」と悲しく思ってしまいました。。
だって、せっかく説明会や願書提出に行ったのに、併願の人には結局1%の入園可能性もなかったわけですからね。
幼稚園で専願併願を聞かれたら
これを経験して、勉強になったのは「専願・併願を聞かれたら迷わず専願を選ぶべき」ということでした。
これはモラル的にどうなの?(専願にしてしまって、他に第一希望が受かって辞退するときにどうするの?)と思われる方もいると思いますが。
でも、幼稚園や保育園の入園の申し込みのときの専願・併願は専願にしておかないと選ばれる土俵にも上がれなくなる、ということなんだなと思いました。
今回落ちた園は入園金などの手数料が一切不要のところでしたが、もちろん受かったとたんに入園金を払わないといけないところもあると思います。
でも、それでも「どこにも入園できなかったときのリスクを避けるためにいくつもの園に入園金を納める」という考えも必要なのかな、と思います。
理不尽なことには思いますが。。
また、実際に他に第一希望が受かって第二希望なのに「専願」としていた園を辞退するときにどのようにお伝えするか、というのも問題がありますが、それはそうなってしまったときに考えるしかないのかな、と思います。
(虚偽を書いて願書を出すのは道義的によくありませんので、自己責任・自己判断をお願いします。)
また、今回はやっぱり本当は併願なのに専願と嘘をついて出していた人も一定数いたようで、こちらの園では「二次募集」が12月にありました。
受かったのに結局キャンセルをした人がいたようですね。
10月後半 3園目の願書提出
そういうわけで、2つの園に願書を出したものの、2つとも落ちてしまいました。
3園目が実は第一希望のところでしたが、一番願書提出期間も遅い日程、というちょっとついていないスケジュールでした。
(2園目と3園目の願書提出スケジュールが逆なら先ほど落ちた園は専願、で迷うことなく出せました。)
3園目は専願・併願を書くところもなく、普通に提出期間の2週間ほどの間に提出に行って終了。
我が家はその他2園に外れているのでもうここしかない、と思いながら3園目の結果を待ちます。
3園目は希望者が定員よりも多い場合、園で(非公開で)抽選をして郵送で結果が送られてくるパターンでした。
ポストに届いた園からの郵便物がとても薄かったので「これはもしや落ちたということ!?」と不安がよぎります。
そして開けてみると、やっぱり「希望者多数のため補欠」という結果でした。
えー!?、3つ受けて1つも受からず、2つ補欠、と愕然としました。
ただ、その日の夕方にその園から電話があり、「補欠で結果を出させてもらいましたが、今調整をして、保育士の手配ができたので補欠から合格へ変更させてもらいます」とのことでした。
補欠で悲しんだところからの入園許可で驚いたり喜んだり忙しかったのですが、とにかく1つ受かって本当にうれしかったです。
ただ、1ヶ月ほどの「幼活」でしたが、結構疲れました。
実際に落とされてみると別に試験で落とされたわけでもないのにそれなりに凹みますし、「この準備時間と落ち込んだ気持ちをなんとかして!」って思ってしまいます。
幼稚園の抽選は運だけじゃない!?
そんなわけで、まとめますと幼稚園の抽選に受かるためのコツとして、
・説明会などの口頭では落とされる原因になるような質問はしない
・専願・併願を聞かれたら専願を選ぶ(自己責任でお願いします)
・落ちても11月、12月にかけて二次募集がないかチェック
・他に行ける園がないのか、他市なども調査する
などが大切かと思います。
特に4点目については、今回結局第一希望の園が受かったのでいいのですが、意外と二次募集があることもある、ということがわかったので書きました。
これもくまなく園のホームページを見ているとわかると思います。
また、5点目については、幼稚園の場合は園バスが出ていることもあるので、隣の市、などちょっと遠いところでもぎりぎり通えることもあります。
今回3園に幼活をしましたが、後から調べるとあと2園、家からなんとか通える範囲に幼稚園があることもわかりました。
可能な限り情報は広くキャッチしておいて、どこかの園に行けるようチャンスは広く持っておくのはすごく大事なことかと思いました。
幼稚園の抽選にコツはある?まとめ
いかがだったでしょうか。
かなり長い記事になってしまいましたが、結局のところ子供はみんな、順応性があるのでどこの園でも大丈夫なのかな、なんて思います。
親はどうしたって、希望の園に行かせたい、とやきもきしてしまいますが。
おすすめ!>>幼稚園の抽選に落ちた!外れた場合にやることと心の立て直し方体験談