意外とシビアな幼稚園の入園。
補欠になったけれどこれってどれくらい合格の可能性があるものなのか?と不安に思っている人も多いと思います。
そこで今回は、去年2の園の補欠をもらった我が家の体験談をご紹介します。
目次
幼稚園の補欠は繰り上げされる?
頑張って幼稚園の説明会に参加したり、悩んで志望する園を決めたり。
それなのに願書提出や試験で補欠になってしまったら本当にショックですよね。
幼稚園の抽選にコツはある?専願併願を聞かれたらどうする?3園受けた体験談
の記事で書いた通り、私も去年子供の幼稚園入園に3園を受けたのですが、2園で補欠の判定が出ました。
そのうちの1園では全体の一人しか落ちないのにその一人に選ばれてしまったと言う悲しい事態もありました。。
もうね、だれかが補欠にならないといけないのはわかっていますし別に悪意があってわが子が選ばれたのではない。
それもわかるのですが「なんでうちが落ちないといけないの??幼稚園入園を楽しみに準備してきたのにこの気持ちを返して、時間を返して!」なんて行き場のない気持ちになってしまいます。
幼稚園の補欠が繰り上げされるかは園によって年によって異なる
身も蓋もない形になってしまいますが、実際のところ幼稚園の補欠が繰り上げになるかというのは園によってもまたその年度によってもかなり異なると思います。
転勤族の方がかなり多い地域ですと10人単位で繰り上げされるなんていうことも聞きますし、逆にほとんど動きがない地域だと3月の会社の転勤の季節に一人辞退の方が出るかどうかなんてこともあります。
ですので、各園でどれぐらい補欠の繰り上げがあるのかというのは難しい話なのですが、あくまでも参考として私の体験談としてお聞きください。
補欠1番だったA園
まず、全体で1人だけ落ちるところ、その1人になってしまったA園についてお話します。
こちらは願書受付の当日に親が願書を提出し、定員よりも志願者が多かった場合に抽選して補欠何番かの紙を貰って待つ、というタイプの園でした。
願書提出に何日も前から並ぶのは禁止、とされているので理不尽に夜並ぶ必要がなかった点はよかったのですが。
兄弟枠(兄弟が過去も含めて通っていれば無条件に入園できる)ですでに10人強は入園が決定していたので、一般枠で15人が入園できるということでした。
そこで抽選に外れて見事1人だけの補欠に選ばれてしまいました。
「補欠証明書」に「1番」と書かれたものを手渡されましたが、その園の場合、補欠の有効期限は10月末までだったので、「それまでに他の園に決まったりして補欠を辞退するときは電話連絡をください」ということを言われました。
この辺はその地域の幼稚園の選考日がいつ頃なのかにもよるのですが、その園の場合は地域の幼稚園の選考がすべて終わる頃には補欠の有効期限も終わってしまうということです。
3月くらいに親の仕事の都合での辞退⇒繰り上げもありそうなものですが、そこまで繰り上げの権利は持てないということですね。
そして、補欠1番ならわりとすぐに繰り上げの連絡がありそうなものですが、それが全然なかったです…
(その園では繰り上げの場合は電話連絡があることになっていました。)
実際には補欠有効期限の2日前、10月の28日頃に他の園から合格を頂いたので、このA園にはそれから補欠辞退の電話をしました。
その際には電話に出た先生から「他の園に決まられて良かったです。こちらではお力になれずにすみませんでした」というようなことを丁寧に言ってもらったので、補欠になってがっかりしていた気持ちが少しおさまりました。
ただ、繰り上げの電話がいつあるのか?、「今日電話があるかもしれない」と携帯に着信があるたびそわそわして落ち着かない1か月を過ごしました。
気休めではありますが、希望の園の電話番号はアドレス帳に登録しておいて、電話が鳴ったときはすぐにわかるようにしておくといいですよね。(必ずしもその番号からかかってくるかもわかりませんが…)
ちなみに、入園が決まると合計8万円ほど(入園料や考査料、入園グッズ代)をすぐ支払う必要がありましたが、補欠だったので不要でした。
幼稚園を併願していて複数の合格をもらうと入園料なども複数支払わないといけないのは安全料とはわかっていても辛いものがありますよね。
補欠何番かはわからなかったB園
そして2つ目に補欠をもらったのがB園ですが、こちらは願書は一斉に提出するのではなく、決められた期間に提出してその後園が非公開で抽選をする、というシステムでした。
1学年で80人ほどの受け入れがあるため、ここは受かるだろう、と思っていましたが郵送で送られてきた結果を見ると、これまた「補欠」でした。
しかも補欠何番かは書かれていませんでした。
この、何番かはわからないけれど「補欠」になるケースは実は結構あるみたいですが、もやもやしてしまいますよね。
実際には園の方でこの人は補欠〇番、と順位がつけられているのだとは思いますが。
ただ、この園の場合は特殊なケースで、補欠だったのにその書面が来たその日のうちに電話連絡が来て「教諭の手配ができたので追加で子供さんを受け入れる体制ができました」と繰り上げ合格となりました。
その園から電話があったときには「ダメ押しで補欠の電話連絡かな」と思いながらとったので、繰り上げと聞いて本当に嬉しかったです。
幼稚園の補欠で合格になる可能性
ここまで書いてきましたが、幼稚園の補欠で合格になる可能性、というのは本当に未知数、ということですね。
うちのように補欠1番であっても繰り上がらないこともありますし、補欠何番かわからない状態でも、園が受け入れ体制を整えて繰り上げ合格になることもあります。
正直、補欠1番なら繰り上がるかな、なんて思っていましたが、あまり幼稚園を併願しないうちの地域では甘かったようです。
ところで、繰り上がり合格がありそうか知るのに、一番いいのはその園に子供を通わせている先輩ママの情報を聞く、ということだと思います。(我が家にはそんな知り合いは全くいませんでしたが・・)
また、不安なら園に「参考までに、ここ数年の繰り上げの状況を教えていただけないでしょうか」と聞いてみるのも手ですね。
また、繰り上げは何月まで可能性があるのかをしっかり確認するのも大切です。
10月末までなのか、3月末まで可能性があるのかでは全く異なってきますので。
ただ、補欠となるとあくまで補欠なので、「もし繰り上げの連絡がきたらラッキー!」くらいに考えて、他のこれから入園できる園の可能性を探した方がいいのかな、とは思います。
補欠になったその時点からでも受けられる他の園や、冬頃に二次募集をするような園もありますので。
他の園の準備をしているうちにもし本命の園の繰り上げの連絡があればそれはすごくラッキーで嬉しいことで、その時に喜べばいいわけですし。
いったん補欠になってしまった園のことは忘れて、子供が入園できる可能性を広げるためにできる何かをするのは大切ですよね。
幼稚園の補欠で繰り上げはされる?まとめ
いかがだったでしょうか。
我が家の幼活の補欠繰り上げについて体験をご紹介してきました。
秋のこの時期、補欠が繰り上げてもらえるかなんて自分の力でどうにもできない、とわかっていながらも本当に神経がピリピリしますよね。
どうか無事に希望の園に進まれることをお祈りします。
入園の抽選に落ちてしまったときのやるせなさはこちらの記事でも詳しく書いていますので、お時間あればこちらも見ていただけたらと思います。
おすすめ!>>幼稚園の抽選に落ちた!外れた場合にやることと心の立て直し方体験談