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ムートンブーツのかかと修理は自分でできる!すり減りをお安く直す方法

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ムートンブーツのかかとがすり減ってしまって困っているあなた。

修理したいけど、街の靴の修理屋さんでああいうゴム素材のソールって修理できるの?もしかして捨てざるを得ない?そもそもお金かけたくないし、
といろいろ悩むことと思います。

そこで今回はムートンブーツのかかとを自分で格安に直す方法をご紹介。大切なブーツを長持ちさせてお得に履いてしまいましょう。

  

ムートンブーツのかかと修理は自分でできる!

ムートンブーツって暖かいから冬はつい毎日のように履いてしまいますよね。
でも、気が付けばかかとがつるつる、驚くほど減っていたっていうことがあります。

私の持っているこのCelticのブーツも思いっきり減ってしまいました。
かかとがこんな感じに減ってしまっています。

こんなにすり減っていたなんて・・・
靴にはかわいそうなことをしています。

外出から家に帰ってくるとほっと手を洗ってすぐ座りたい、とか思うのですが、本当は毎日、靴を脱いだらすぐにメンテナンスするのが理想なんですよね。

でも、すり減りが蓄積されたソールを今から、これを使って修理したいと思います。

ムートンブーツのかかと修理をセルフでするとき使うもの

使うのはこちら。シューグーという商品です。

 
これは、靴底に塗って補修できるタイプのチューブで、成分は樹脂や合成ゴムです。
これを塗って乾燥させるだけなので、私みたいな素人でも簡単に補修ができます。

色は白、黒、ナチュラルの3色があり、私はナチュラルを購入しています。
どの色か迷ったときは、ナチュラルがおすすめですよ。あとでナチュラルの樹脂の色を見せますが、半透明の黄濁色という感じで汎用性があります。

しかもこちら、上記で価格1,155円となっていますが、この1チューブで何足も修理ができますのでかなり格安に修理ができます。
これまでに4足修理しましたが、まだ残っています。

ムートンブーツをお店で修理するとどれくらいするんだろう?と思ってネットで調べてみたのですが、2000円~くらいが相場ですね。
また、わざわざ持って行って、また受け取りに行くのも結構手間ですので家でできると本当に便利!

スニーカーなんかにも使えるので便利ですよ。

底が固いパンプスやヒール靴のヒール部分って、硬いので自分で直すのは少し難しいですが、ムートンブーツやスニーカーなど、合成底のものならこのシューグーでたいてい直せると思います!

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ムートンブーツの底の修理方法

では修理方法を写真で説明していきますね。

シューグーを塗る部分の準備

まずはシューグーの樹脂の定着をよくするために、底をきれいにします。
こちらは100均で買った靴ブラシです。これをかかと全体、側面にかけて汚れを取ります。

 
そして次はシューグーを塗る部分にやすり掛け。
このやすりはシューグーに付属しています。

この手順はシューグーの使い方の説明にあるのですが、底の素材によってはあんまり傷がつかないことも。
今回のムートンブーツもほとんど傷ができなかったです。
でも、それによって定着が悪くなってすぐはがれた、なんてことはこれまでなかったのであまり気にせず次の手順に行きます。

 
ガムテープを切って端から折り返してくっつけ、粘着部分と、ガムテープがくっついて二重になった部分両方ができるようにします。
下の図はわかりにくいですが、下から1/3の幅のところを折っているところですね。

そしてこれをムートンブーツのかかとに貼ります。
これでシューグーを塗るときのガイドになるわけですね。

シューグーを塗る

では、いよいよシューグーを塗っていきます。

チューブから直接出してOKです。
においは少しありますが、頭が痛くなるほどではないです。玄関でやる人はドアを少し開けてやってもいいですね。

色はナチュラル(自然色)だとこんな風に透明の黄濁色です。

 
さらに、シューグーにはアイスの棒のようなヘラがついているので、それをさっと水で濡らし、シューグーの塊をならしていきます。

平行に塗るよう、少し気を付けるくらいで大丈夫です。

あとは1日以上、乾燥させます。
私はムートンブーツの扱いに困ったので、玄関の段差に立てかけ、スリッパを中に入れて重しにする、という方法で放置。
私は結構大雑把な人間なのでこんな方法ですが、もっとムートンブーツが型崩れしにくい方法がある場合は、そちらでやってみてください。

シューグーでのかかと修理後

1日半、私は置いておいたのですが(時間に余裕があれば、長く乾燥させた方が強度がアップするそうです)ガムテープをはがすとこんな感じです。
すごくきれい♪にはできていませんが、底が減っていた部分が埋まっていますし、自分で履く分にはこれで十分です。

底からみたところです。
こうやってみると自然色はソールの茶色とマッチしていませんが、外を歩いているときは、外の土?埃?がつくのでうまいことカモフラージュされて塗っていることがほとんどわからなくなります。黄色っぽい色が、グレー~茶色っぽい色になりますので、この色の差はあんまり気にしなくても大丈夫ですよ。

また、このシューグーは樹脂、合成ゴムでできているので塗って乾燥させた後も、がちがちに硬くて歩き心地が悪くなった、ということもないです。
少し柔軟性もある樹脂、という感じでいいですよ。

先ほどもお伝えしましたが、スニーカーにも使えるので1本置いておくと本当に便利です。
このシューグーの存在を知らずに、今まで何足スニーカーを捨ててきたことか・・・もったいないです。

スニーカー、ムートンブーツなど合成ゴムのソールの靴を捨てるときって、たいていがかかとが傷んで捨てることが多いと思うので、ぜひこの簡単にできる修理、試してみてくださいね。

私のこれまでの感じだと、1本で5足くらい修理できるので、1足の修理は¥200ちょっとでできますよ♪

すり減りが直っても、ムートンブーツのにおいや汚れが気になる、という場合は一度プロにきれいにしてもらって長く履くのもいいですよ。
今は宅配の靴クリーニング、なんて便利なものがあります。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

ムートンブーツのかかとを自分で修理する方法についてご紹介してきました。

ムートンブーツって安いものではありませんし、履けば履くほどシープスキンが体になじんで愛着がわきます。
ぜひこまめに靴底のお手入れをして、長くお付き合いしたいですね。

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