楽天モバイルにMNP開通の手続きをしたはいいけど、なかなか電話とLTE通信が使えず遅い、と困っているあなた。
そこで今回は楽天モバイルへのMNPの電話での開通方法と実際に電話ができるようになるまでの時間をご紹介します。
MVNO同士のSIM変更ではアプリに影響がなかったのか?も実際のところをレポートします。
目次
楽天モバイルのMNP開通は遅い?
前回の⇒フリーテルから楽天へ キャンペーンで乗り換えてみたので手順と料金を紹介の記事で、フリーテルから楽天モバイルへのMVNO同士の乗り換えを行った件をまとめました。
その申し込みをしたのは3/4だったのですが、3/6に早速楽天モバイルのSIMが届いたので電話にて開通手続きをしました。
それについて詳細を書きますね。
まず、前提からお話しすると今回私が行ったのは、フリーテルで使っていた端末をそのまま利用して、楽天モバイルのSIMだけ申し込みを行い、フリーテル⇒楽天に通話SIMの乗り換えを行ったということです。
機種変更などは行っていません。
MNP開通までの所要時間は?
結論から先に言いますと、開通のための電話をしてから、実際に開通が確認できるまで45分程度でした。
ネットの情報では20分くらいで開通した、の声もありましたしそれぐらいで開通するのかと思っていたのですが、私の場合は平日の昼間に電話をしてから45分、という待ち時間でした。
「一応確認したけど、私のスマートフォンで楽天モバイルSIMが実は対応してない、とかだったらどうしよう」なんて心配性の私は45分の間、少し不安になりましたよ(笑)
MNP開通までできないこと
楽天モバイルへMNP開通をお願いする電話をすると、楽天の方で切り替えの手続きに入るのでその間に自分のスマートフォンのSIMを旧SIM(FREETEL)から新SIM(楽天モバイル)に差し替えます。
すると楽天の方で開通手続きが完了するまでの時間は、新SIMでの通話とモバイルデータ通信(3G、LTEなど)の利用ができなくなります。
無料Wi-Fiスポットや自宅のWi-FiなどはSIMカードに関係ないので、当たり前かもしれませんが使用できますよ。
楽天モバイルのMNP開通を電話で行う手順
では、楽天モバイルのMNP開通方法について見ていきます。
①楽天モバイルからSIMが届く
こんな風にヤマトの宅急便でSIMが届きました。
4日夜に申し込んで6日午前、とは早いです。
ありがたいです~
中に入っていたのはこちら。
大切なSIMカードは厚紙に保護されて入っています。
あとは光が反射して見えにくいですが、「楽天モバイルのユーザーガイド」が入っているのでこちらを見て手順に従って開通申し込みをすればOKです。
②通話SIMなのでMNP開通手続きの電話をする
⇒フリーテルから楽天へキャンペーンで乗り換えてみた話の記事にも書きましたが、私は楽天モバイル申し込み時に申し込みフォームの「MNPの利用」で「楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する」を選んでいるので、自分で電話をして「今SIMを受け取ったので楽天モバイルのSIMで電話を使えるようにしてください」ということの宣言?をしなければいけません。
これがMNPの開通手続きと呼ばれるものです。
今使っているMNP対象のスマートフォンから開通受付センターに電話(楽天モバイルのユーザーガイドに電話番号明記あり)をしました。
もちろん、この時点では旧SIMはまだ使用ができるので普通に電話をかけられます。
人が出てきていろいろこちらの情報を聞かれ、開通手続きを開始してもらうのかと思っていましたが、全くそうではありませんでした。
出てきたのは機械の録音で、「こちらの電話番号で開通手続きを進めてもいいですか?」という質問にプッシュボタンで回答するだけ、というシンプルなもの。
ほんと、電話をかけていたのは1分だけでした。
電話がつながるまで待つということも一切なく、ほんとストレスないです!
③新SIMカードをスマートフォンにセットする
電話が完了したら、送られてきたSIMを旧SIMと入れ替えます。
まずスマートフォンの電源を落とし、スマホ本体の裏蓋?を開けて旧SIMを取り出し、そこに新SIMを挿します。
私はnanoSIMにしたのでとにかく小さい!
注意深く行いました。
④スマートフォンの初期設定を行う
初期設定を行う、と書いたものの、ほぼ初期設定はいらないです。
私の場合はGoogleアプリが自動で立ち上がってきて「電話番号の確認」と出て、「電話番号が変更されているようです」と出ました。
これはGoogleがSIMカードの変更を検知した、ということなのでしょうね。
賢い。
でも電話番号は変わっていないので、表示されている元々の電話番号を確認してOKを押せば、「完了しました」と出て、何事もなく終わりました。
よかったよかったです。
⑤あとはMNPが開通するのを待つ
あとは先ほどの電話の後、楽天モバイルの方で事務手続きというか、実際に回線を楽天モバイルの方で使えるように手続きをしてくれているのでそれが完了するのを待つのみです。
電話をしたから即開通、ということではなく、人力でおそらく回線紐付け作業というか切り替え作業をされているんだと思います。
私は上述の通り、ここに45分程度かかって「まだかな~」と思いましたが、他のことをして待っていればすぐです。
一応楽天のユーザーズガイドには
・・・当日中に切り替え完了(所要時間:15分程度)
21:00~翌8:59までに開通受付が完了した場合
・・・9:00以降に切り替え完了(所要時間:60分程度)
と書いてありました。
24時間電話は受付されますが、可能な限り、夜中ではなく日中から夕方にかけた方が切り替え完了素早く終わる(すぐに新SIMが使えるようになる)、という感じですね。
なかなか切り替わらない、という方も日時によっては繁忙期などあるかもしれませんし、まずは上記の時間まで待ってみてくださいね。
SIMの変更によりアプリに影響はあった?
今回FREETELから楽天モバイルにSIM乗り換えをした私ですが、少しだけ心配していたのがアプリへの影響です。
SIMには通信のためのデータしかなく、いくらスマホデータは書きこまれていない、といってもSIMを変更することによってなにか影響はでないか?と不安になりますよね。
私が特に懸念していたのがGoogleの認証アプリ(Google認証システム Google Authenticator)です。
銀行や仮想通貨など、金融系のサイトの二段階認証をこちらで行っているので、アプリがリセットされてしまったりしたらこのアプリを利用して普段ログインしている二段階認証のサイトに入れなくなってしまいます。。
SIMカードを変えたことにより、何か設定が必要になったりして?と思っていましたが大丈夫でした。
新しいSIMでもこのGoogle認証アプリを使用して、二段階認証でのログインができましたよ。
影響があったのは先ほど④スマートフォンの初期設定を行う のところで書いた、Googleの「電話番号の確認」だけだったと思います。
私はそんなにたくさんアプリを入れているわけではないのであれですが、よかったら参考にしてくださいね。
ただ、こちらはもちろん機種変更をMVNO乗り換えと同時に行った場合はアプリには影響があると思いますので(新端末には新たにアプリのインストールが必要になりますもんね)、その点だけお間違えの無いようご注意です。
楽天モバイルのMNP開通は遅い? まとめ
いかがだったでしょうか。
MVNO同士のSIM乗り換えを今回してみて、思ったのが「とにかく楽でとにかく早い」ということです。
生身の人間に話してMNP転出のための予約番号を発行してもらうことも、MNP開通手続きをしてもらうことも不要でした。
待ち時間も全然ないですし、ほんと楽でよかったです。
もうお店に行かなくても、家で大体の手続きができる、便利な時代ですよね。
でもこれだけ楽にできるとMVNO業者の乗り換えのハードルも下がるので、また契約期間が切れそうになるたび、「もっと安くで契約できるところはないか?」という欲が出てきそうな気もしますが(笑)
おすすめ!⇒フリーテルから楽天へ キャンペーンで乗り換えてみたので手順と料金を紹介