生活の知恵

スーツの静電気を防止するには?素材も関係する?ほこりも寄らせない工夫まで

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さむーい季節になると途端に困るのが静電気ですよね。
私も静電気がたまりやすい体質なのか、冬は毎年悩まされています。

今日はスーツのまとわりつきや車から降りたときにバチっとくる静電気を防止する方法をご紹介します。
さらには毎日のように着用するスーツの素材も静電気が起こりやすいかどうかに関係している!?というところについてもお教えしますよ。

また、静電気によって引き起こされやすいほこりの寄せ付け問題まで解決したいと思います!

  

スーツの静電気を防止するには?

冬になると毎年悩まされるのが静電気です。
私も毎日のように、ドアノブ、金属製のロッカーなどでバチっとなって被害にあっています。
毎日のことなのに、つい無意識で触ってしまい、あまりのバチっとさにしばしフリーズ・・・なんてことも(笑)

さらには人に少し触れただけでお互いバチっとなることもあり、気を遣いますよね。
そんなスーツの静電気はどのように防止したらよいでしょうか。

今すぐできる!電気を逃がす方法

静電気が起きるのは、体にたまった電気が原因です。
それを逃がすには意識的に石や壁、コンクリートや木に触れるようにするといいですよ。

これなら今すぐできますし、お金もかかりません。
私もよく仕事場のロッカーでばちっと来ていたのですが(笑)、更衣室の壁に触ってからロッカーに触れるだけで静電気がぴりっとくることはほぼなくなりました。

また、足元に静電気がたまり、ズボンが足にまとわりついて気持ち悪い、というときがありますよね。
そんな時は地面に指先を軽くつけると放電ができます。

車から降りるときに気を付ける方法

車から降りる時に気を付ける方法もありますよ。
車から出るときはドアの鉄の部分に触れながら地面に足をつけてください。
そうすれば放電がうまくできるため、ばちっとなることを防げますよ。

女性におすすめのスリップ

まずは、女性の方におすすめなのがスカートの下にはいてまとわりつきを防止できるスリップです。
1枚、こういったものをスーツの下にしのばせておくだけで、まとわりつきはかなり解消できます。

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↑の商品のレビューにも、具体的にどう静電気に効果があったかも口コミがありますので是非参考にしてみてくださいね。

パンツスーツの下にはけるものもありますよ。

 

ひとふきで静電気対策ができるスプレー

そして、静電気防止のスプレーをすれば、かなり衣服のまとわりつきを抑えてくれます。
でも、そもそもなぜスプレーで静電気を防止できるのでしょうか。

理由としては、通常の静電気防止スプレーにはアルコール成分に溶けた界面活性剤が入っています。
界面活性剤があることで、摩擦が起きても静電気を起こりにくくしてくれるのです。

こちらのスプレーはかなりお求めやすい価格ですよね。
私は静電気防止スプレーってもっと高い金額なのかと思っていました。
30件以上のレビューもあり、参考になりますよ。

静電気防止ブレスレット

また、腕につけて静電気を防止できるリストバンドもあります。
こちらのものはデザインもシンプルで男女関係なく使えるのでおすすめです。

静電気防止の靴も

静電気を逃がしてくれる靴もあります。
これなら特に普段通りに靴を履くだけで、簡単に静電気対策ができます。

こちらは安全衛生のためのグッズを多く取り扱うミドリ安全さんの商品です。
見た目も普通のビジネスシューズですよね。

工場などで働くとちょっとした静電気の火花でも引火がしやすく、危ない環境があります。
そういったところでも安全に作業できるように、と静電気を逃がす工夫を普通のビジネスシューズにも取り入れた靴なんですね。

 

スーツの静電気は素材も関係する?

スーツに起こる静電気は衣服が何の素材でできているか?が大きく影響します。
これまでは静電気を防止する対策についてみてきましたが、スーツの素材を見直してみるのも1つの方法です。

この四角の中に書いた素材は上にいくほどプラスの電気を帯びやすいもの、下に行くほどマイナスの電気を帯びやすいものです。真ん中の方に書かれた、木綿や麻は帯電がしにくい、と言われています。

ナイロン
ウール
レーヨン


木綿

アセテート
ポリエステル
アクリル
塩化ビニル

そのため、上の方にある、プラスの電気を帯びやすい素材(例えばウール)と下の方にあるマイナスの電気を帯びやすい素材素材(例えばアクリル)を組み合わせると、静電気が発生しやすくなります。
中央の方に書かれた木綿、麻などの組み合わせは静電気は発生しにくいです。

また、プラス同士、マイナス同士など似たもの同士の素材の組み合わせなら比較的静電気は発生しにくく、安心と言えます。

スーツで一般的な素材はウールですよね。
ウールのジャケット、パンツを着たら中のシャツやセーターにアクリルやポリエステルのものを選ぶと静電気が起きやすくなります。
代わりに綿やナイロンのシャツを選ぶといいですね。

また、ポリエステルでできたスーツもありますので、その場合もウール素材のマフラーやコートとの組み合わせは避ける、などコーディネートを考えてみてください。

スーツに組み合わせるものといえば、コート、マフラー、手袋、シャツ、ベストorセーターなど多岐にわたります。
これらの素材を上手に静電気が発生しにくい組み合わせにするだけでもかなり静電気は防げますよ。


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スーツの静電気はほこりも寄せ付ける?

スーツに起こる、悩ましい静電気はバチっとなるだけではなく、埃を寄せ付け、集めてしまうこともこまった問題です。

これを防止するためにも、上述の静電気防止グッズを使ったり、衣服の組み合わせを考えて静電気を起こしにくいコーディネートを考えるのが大切です。

ただ、それでもほこりがついてしまう、という場合はコロコロやエチケットブラシでこまめに取り除くことも大切です。
特に就活の面接や転職活動の採用試験では第一印象が本当に大切です。

気になる場合は面接前にお手洗いなどで今一度ほこりを取り除き、万全の態勢で臨むと自信を持って面接がうけられます。
下のコロコロクリーナーならスリムな形状なのでバッグに忍ばせておけますね。

埃が目立たないものを選ぶ、という方法も

また、黒一色、紺一色のプレーンなスーツではほこりが目立ってしまうものです。
グレーや茶色で素材もツイードなど目が粗めのものを選べば埃やちりが目立ちにくいです。

ツイードのものだと多少カジュアルな印象にはなってしまうので、就活などのスーツには選びにくいとは思いますが・・・

これからスーツを選ぶ、という場合はぜひ、そのようなことも念頭に置いて選ばれてみてくださいね。


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まとめ

いかがだったでしょうか。
スーツの嫌な静電気を防止する方法は参考になったでしょうか。

寒い季節は長く続くので、効果のある対策を知って、快適に冬を過ごしたいものですね。
いつバチっとくるのか・・・とひやひやせずにお仕事に集中もしたいですし。

今すぐできる小さな防止策から取り入れて見てくださいね。

また、静電気は湿度が低く、放電がされにくいことが原因で冬に起こりやすい現象です。
加湿器を使っても対策はできますよ。
加湿器の困った問題についてはこちらの記事も是非参考にされてくださいね。

⇒加湿器の結露の原因は?対策はどうする?
 

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