お宮参りに行こうと思っているけれど、何が必要?
初めての赤ちゃんとの本格的なお出かけなので不安、とお悩みではありませんか。
そこで今回は必要な持ち物を必需品・便利グッズ・季節に応じて必要な物に分けてご紹介。
赤ちゃんの急なトラブルにも対応しやすい完璧リストをお届けします。
お宮参りに必要な持ち物をチェック
お宮参りといえば、生後1~数ヶ月くらいで行うことも多く、小さなベビーを連れた初めての本格的なお出かけ、の方も多いと思います。
赤ちゃんのためにも、持ち物は準備万端にして出かけることをおすすめします。
どんなバッグに入れる?
まず確認したいのが持ち物を入れるバッグです。
お宮参りではフォーマルな小さめハンドバッグを持つママも多いと思いますが、当然その中には赤ちゃんグッズ全ては入りません。
一番いいのは、大容量のママバッグを持って行くことです。
マザーズバッグはカジュアルなデザインのものが多いのですが、それをお宮参りに持って行くのは仕方がないというか、デザイン的に浮くこともないと思います。
特に落ち着いた色合いのバッグだと持ちやすいと思います。
こちらのバッグはがしがし使いやすいキャンパス素材に本革のポイント使いもあっておしゃれなマザーズバッグです。
お値段抑え目なのも嬉しいです。
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お宮参り当日の荷物は多くなりがちなので、パパやおじいちゃんおばあちゃんにも協力してもらって、皆で荷物を持てればママの負担も減りますよ。
赤ちゃんとのお出かけの必需品
まず絶対に持っておきたいのがお宮参りに限らず、赤ちゃんとのお出かけの必需品ともいえるグッズです。
授乳グッズ
完全母乳の場合
赤ちゃんのライフラインともいえる授乳グッズ。
完全母乳の方は授乳ケープだけ持って行けば安心です。
ただ、神社や食事会のレストランなど、授乳室が用意されていないことも多いので事前にどこで授乳できそうか調べておくといいですね。
最低でも車の中や食事会の個室の部屋、などでは授乳が可能だと思います。
混合、ミルクの場合
母乳だけで足りるかわからない、ミルクを使っているという場合は調乳の準備が必要ですね。
いつも使っている、以下のようなものを持って行って下さいね。
- 哺乳瓶
- 粉ミルク(キューブ状のものが便利)
- お湯が入った魔法瓶
- 湯冷ましの水
2019年3月からは調乳いらずで便利な液体ミルクの販売が日本でも開始されているので、お出かけの時だけでもこういった商品を使うのも手ですね。
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液体ミルクなら哺乳瓶+液体ミルクのみ準備すればOKなので断然荷物が減りますし、時短にもなります。
おむつ替えセット
おむつ替えセットも全ての赤ちゃんに必要です。
- おむつ
- おむつ替えシート
- おしりふき
- ビニール袋
くらいの持ち物は必要ですよね。
おむつも数時間の外出で4枚~、と多めに持っておくと何かと安心ですよ。
赤ちゃんの着替え
赤ちゃんはいつおもらしをしたりするかわからないので、最低でも1枚は着替えが必要です。
なるべく白や紺色など、落ち着いた色合いのものを持って行くとお宮参りにも適当です。
タオル・ハンカチ
生後数ヶ月の赤ちゃんはおっぱいを飲んだ後など、吐き戻しをしやすいもの。
口から少しよだれが出ている、というときもハンカチでサッと拭いてあげるといいですね。
また、大人も手水で手を清めた後など、意外とハンカチは使います。
赤ちゃんの持ち物に意識がいって忘れがちですが、大人用もハンカチがあればいいですね。
母子手帳
母子手帳があれば、万が一出先で何かあった時にもすぐに病院にかかることができます。
休日の場合は#8000 (子ども医療電話相談事業)に電話すれば、お住まいの地域の小児科医師や看護師に相談することができるので覚えておくと安心です。
お宮参りに必要な物
次にご紹介するのが、お宮参りならでは、で必要なものです。
神社への謝礼(初穂料)
神社に祈祷をしてもらう際に必要なのが御祈祷料です。
金額としては5000円~1万円が一般的ですが、神社によって
- 金額が決まっているところ
- 最低金額だけ決まっているところ
- こちらの気持ち、なので決まっていないところ
があります。
神社のHPに祈祷代がいくらか書いてあることもありますので事前にチェックしてくださいね。
ご祈祷料の包み方
御祈祷料は紅白蝶結びのご祝儀袋か、その模様がついた封筒に入れます。
上段に「初穂料」、下段に子供の名前のフルネーム を書きます。
祝い着
主役の赤ちゃんが着る、祝い着についても詳しく見ていきます。
正式な祝い着スタイルとは
正式には白羽二重と呼ばれる着物を着せてから赤ちゃんを抱っこし、祝い着を掛けます。
また、白い帽子やスタイも合わせて付けます。
最近の定番の祝い着とは
白羽二重は祝い着の下で完全にみえなくなるため、現代では白いベビードレスで代用することが多いです。
ベビードレスも生後数ヶ月しか着られないものです。
祝い着を掛けていないときにはベビードレス姿も写真に収めることができるので、記念写真におすすめです。
また、ベビードレスは用意していない、という場合はフォーマルな色合いのロンパースで代用してもいいと思います。
帽子とスタイは必須?
帽子とスタイは必須、というわけではありませんが祝い着をレンタルまたは購入した場合は大概セットで付いてくるものになります。
また、ベビードレスにセットの帽子やスタイを付けてあげてもいいですね。
赤ちゃんのよだれは頻繁に出るため、スタイを付けてあげて大切な着物を守ってあげてください。
靴下やベビーシューズは気温に合わせて付けてあげるといいと思います。
家から祝い着はどうやって持って行く?
祝い着は赤ちゃんを抱っこした上に、抱っこする人の肩~脇腹にかけて結ぶようにして短時間だけ掛けるものです。
そのため、車に乗っているときや電車で移動中につけたままにするものではありません。
神社や写真館についてから、駐車場や待合室などで付けるものになります。
そのため、祝い着を家から持って行く必要があります。
おすすめなのは祝い着を軽く畳んで、ゆったりした口の広いバッグに(紙袋やエコバッグでも可)入れて持ち運ぶことです。
正絹でできた着物は優しく畳んで持ち運びすれば皺は付きにくいものです。
紐銭
関西などでは紐銭といって、お宮参りの掛け着に張り子の犬やでんでん太鼓、お祝い(硬貨など)を水引で結び付けて装飾を行います。
こちらをやる風習があるかどうか、は両家の祖父母に確認してみるといいですね。
季節ごとに用意したいもの
そのほかに、季節ごとに必要な物もあるので1つずつ紹介していきます。
春夏は暑さ対策と紫外線対策
春夏は紫外線が強い時期です。
赤ちゃんの皮膚は薄いので帽子を付けてあげる、日傘を差しかけてあげるなど配慮したいですね。
扇子があれば暑い季節には重宝します。
夕立が多い季節なら、傘の用意もあると安心です。
秋冬は寒さ対策グッズ
神社は板張りで冷えるところも多いので、防寒グッズが必要です。
ブランケットやおくるみが1枚あれば、寒い時に赤ちゃんを包んで温度調節ができますよ。
お宮参りにあると便利なグッズ
音が出ないおもちゃ
生後数ヶ月の赤ちゃんに「静かにしていて」ということは難しいです。
御祈祷中やレストランでも使い易い、音が出ないおもちゃが1つあるといいですね。
布製の絵本など、家でよく使っているおもちゃを持って行ってください。
ぐずった時用おしゃぶり
赤ちゃんにもよりますが、おしゃぶりがあるとかなり落ち着けてあげることができます。
我が家はヌークを使用していますが、定番のおしゃぶりで重宝しています。
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おくるみ
おくるみは秋冬に必要な持ち物のところでも書きましたが、料亭やレストランのお座敷などで赤ちゃんに寝転んでもらうときに下に敷くのにも役立ちます。
除菌シート
おしりふきシートは上でも書きましたが、除菌シートがあれば、外で赤ちゃんに触れるものをサッと拭いたり、何かと便利です。
エコバッグ
神社ではご祈祷後、お下がりやお守りを頂くことも多いです。
荷物が増えることもあるのでエコバッグが一つあると安心ですよ。
必要に応じて持って行きたい物
ベビーカー・だっこひも
車以外での移動の場合はベビーカーかだっこひもがあると便利です。
逆に車で神社、写真館、レストランとも移動する場合は持って行く必要は特にない、と思いました。
祖父母用手土産
祖父母には当日、忙しい中参加してくれた感謝も込めて手土産を用意するといいですね。
車で移動であれば重さのある手土産でもいいのですが、電車で帰る場合などは自宅に直接送るのもいいと思います。
上の子用グッズ
意外と忘れがちなのが上の子用のグッズです。
お兄ちゃん、お姉ちゃんがいる場合は年齢に応じて着替えやおむつ、熱中できるおもちゃなどを忘れないでくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
お宮参りに必要な持ち物について詳細にご紹介しました。
赤ちゃんはまだお出かけに慣れていないのでいろんな場合を想定して準備をすることが大切です。