吉野の桜に車で行くのは可能？土日に行った時の駐車場混雑具合をレポート

吉野のお花見に行ってみたいけれど車で行くって混雑する？とお悩みではありませんか。

そこで今回は2019年の4月1週目（ちょうど見頃のとき）の土日に車で行ったときの駐車場料金、車の停め方や混雑状況等を詳しくご紹介します。

吉野の桜に車で行くのは可能？

吉野といえば古くからの桜の名所ですが、その見事さゆえにお花見シーズンは車が大変混みあう、ということも有名です。

私は関西在住なのですが、知り合いから4月の吉野に車で行って渋滞がひどく、大変な思いをした、という話を聞いたこともありました。

でも小さい子供がいると車は便利なので公共交通機関で行く、という選択肢はとれませんでした。

そこで、車で行くとどれくらい混むの？、駐車場には停められるの？という疑問にお答えすべく記録を残しておきたいと思います。

まず、1年で一番混む桜シーズンは「パークアンドバスライド」が実施されています。

これは、ひどい渋滞を緩和するために車の乗り入れを規制するものです。

大規模な交通規制があるので事前に内容を確認しておくことをおすすめします。

こちらは4/6の土曜に現地でもらったマップです。

（見えにくいと思うので、これがサイト上に公開されたページはこちら↓です。年度が変わると最新のものになっていると思います。）
吉野山観光協会　駐車場のご案内

地図を見てもらうとわかるように、4月の第一、第二週末の土日は吉野山観光駐車場（合計400台ほど）は予約したバス優先になります。

下千本の近くにある吉野山観光駐車場は普段、一般乗用車は無料で停められる広い駐車場ですが4月の第一、第二週末の土日はあまり停められない、と思っておいた方がよさそうです。

ちなみに私たち家族が停めた駐車場はこちらです。車どめや白線もなかったような駐車場だったと記憶しています。

私たちが停めたときは9:50くらいですが、まだ7割ほど埋まったくらいで、余裕がありました。

スタッフの案内に沿って停めましたが、特に何十分も待つこともなく、比較的スムーズに停められたと思います。

ここは吉野山観光協会のサイトにある「郊外駐車場」というものだそうで、下千本付近に何か所も用意されていました。

普段はオープンしていない臨時の駐車場も含まれているようで、地元のスタッフと思われる方が案内をしていて、「この奥の駐車場に行ってください」など案内をしてくれるのでそれに従えばOKです。

これらの駐車場はどこも、1日1500円の駐車料金のようでした。

上記の駐車場はロープウェイ乗り場からも少し離れているので、10分ほどかけて歩きました。

道は舗装されているので楽に歩けますが、駐車場の案内を待っている車が待機しているので小さい子供が歩くには気を付けてあげる必要があります。

そいういうわけで、吉野の桜のベストシーズンには山の上の方の駐車場には停められない、と考えて下千本付近の駐車場や臨時駐車場に案内の通りに停め、そこからシャトルバスやロープウェイを使って上に行って観光することになると思います。

実際、柿の葉寿司や吉野葛のお店が立ち並ぶ、山のメインストリート（金峯山寺などに面した通り）を歩いても車は全然見ませんでした。

歩行者天国になっているので車を気にせず、ぶらぶら歩けたのはよかったです。

私たちは4/6の土曜日の9:20頃に吉野川付近に着き、その後10時前には駐車場に停められたので思ったよりは混雑していなかったな、という感じです。

吉野川あたりから交通整理のスタッフがいらっしゃいましたよ。

周辺の道も全く進まずイライラする、なんてことはなかったです。

誘導の方がポイントごとにいてくれるので、それに従えば大丈夫でした。

駐車場の営業時間は7時からでシャトルバスの運行時間は8時からのようです。

（最新の情報は吉野山観光協会のサイトでチェックしてくださいね。）
吉野山観光協会　駐車場のご案内

また、帰りは14時ごろと早めに現地を出ましたが、その時間は全く混雑していなかったので楽に出ることができました。

帰りは行きに比べて皆さんばらばらの時間になると思うのでそんなに心配しなくても大丈夫だと思いますが、気になる方は早めに出ることをおすすめします。

いかがだったでしょうか。

吉野の山は混雑するので電車などの交通機関を使うのがベストですが、小さい子供や高齢者がいる場合は車を使っても行けないことはない、と思いました。

参考にしてみてください。