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運動会のかけっこのコツとは?本当に効果ありの速く走るための練習方法をご紹介

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子供の運動会のかけっこや徒競走で速く走らせてあげたい、練習を見てあげたいけれどどうやって?とお悩みではありませんか。

そこで今回は運動会のかけっこのコツや速く走るための練習方法についてご紹介。

かけっこの練習をしている子は少ないもの。ちょっとしたコツや練習できっと当日は自信を持って親子でかけっこに臨めるようになりますよ。

  

運動会のかけっこのコツ

運動会のかけっこでいつもびりだったり下から数えた方が順位が早い…なんていうのは辛いですよね。

私自身が子供の時も、いつも6人中4位か5位くらいで「頑張って速く走ろう、と懸命にやっているのになぜ?」なんて悲しく思ったものです。

ただ、以下にご紹介する方法を中心に教員をしている親戚に教わり、練習をしたところ順位が5位くらいから2位くらいに上がったのでとても嬉しかったことを覚えています。

できることから、1つでも2つでも試してみてください。

練習すれば速くなる

幼稚園・保育園~小学生くらいまでは、部活もあまりありませんし、本格的に毎日走り込みをして陸上の練習をしている子供というのはあまりいないと思います。

かけっこの速い、遅いはこれまでの遊びや運動の量による、「体の使い方を知っているか」や「筋肉の量」で大きく決まってくるんですよね。

だからこそ、子どもがちいさいうちは、運動会がある少し前から練習するだけで、他の何もやっていない子に差をつけやすい、ともいえます。
時間があれば1か月間、時間がなくても1週間前くらいから公園などで親子で練習してみませんか。

その際の速く走るためのコツは以下の4つです。

かまえ
走るフォーム
コーナリング
心構え

ではその4つを1つ1ずつポイントを解説していきます。

運動会のかけっこで速く走るための練習方法

スタート時のかまえ

私自身も人から指摘されるまで気が付かなかったのですが、かけっこではスタート時に力んでしまい、そのせいでスタートダッシュができない子供さんがよくいます。

「いよいよスタートだ。何としても速く走ってやる!」という一生懸命な思いからの力みが逆効果だなんて悲しいことです。

これを解消するには、子供にかけっこのスタート時のかまえ~「よーいドン!」でスタートダッシュをやってもらって力が入っていないか親が見てあげるのがおすすめです。

以下のチェックポイントを確認してあげてください。

【チェックポイント】
・握ったこぶしに力が入っていないか
・全身をリラックスさせて前傾姿勢をとれているか
・ゴールをまっすぐ見ることができているか

そのうえで、スタートの時から勝負は始まっていて、力を抜いてリラックスした方が速く走りだせることを教えてあげてください。

その際に有効なのが、一度スタートの前傾姿勢をとる際に子供の体を支えてあげて、「力を思いっきり抜いて、これ以上抜くと前に倒れるくらいのつもりで力を抜く」ということをわからせてあげることです。

走るときのフォーム

当たり前のことかもしれませんが、走るときのフォームは大切です。

特に腕・脚の振りをしっかりできるように腕振り、もも上げの練習をすることがおすすめです。
園や学校では速い走り方を教わる、ということも少ないと思います。

その結果、我流で「とにかく速く、がむしゃらに走ろう」という走り方だけしていて、走るときのフォームで損をしていることも多いものです。

ぜひ、腕、脚それぞれのパーツに分けて個別に練習をしてみてください。


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腕振りの練習

肘は直角に曲げて前後に振ります。
このとき、腕が伸びてしまっている子がいるのですが、それでは手と脚が連動して速く走ることができません。

肘を90度に曲げ、その場で前後に腕振り練習をさせてあげてください。
このとき、大人が子供の後ろにしゃがんで両掌を子供の肘の高さに出し、腕を振ったときの肘が手に軽く当たるようにするといい練習になります。

また、腕振りをするときも余分な力が入らないよう、肩などが力んでいないか大人の方が見てあげてください。

もも上げの練習

脚の筋肉がないと、一生懸命に走ってもスピードが出ません。
また、普段からスポーツをしていない場合は脚をうまく使えていないことも多いのです。

この場合もその場でのもも上げ練習がおすすめです。

まずはゆっくりとフォームの確認です。
片脚のももを腰の高さを目安に引き上げますが、この時に背筋、反対の脚ともにまっすぐに伸ばした状態になるようにします。

これを左右連続してゆっくり行い、上手にできるようになってきたらスピードを上げて行います。脚を上げるリズム感も身につきますよ。

また、もも上げも腕振りと同じように大人が子どもの正面にしゃがみ、子どもの腰の高さに両てのひらを構えます。
その手のひらめがけて子供のももがしっかり当たるようにもも上げをさせるといいですよ。

また、足が地面にバタバタと当たると速く走ることはできません。
もも上げに慣れてきたら、ベタベタ足を下ろすのではなく、静かに着地し、足が地面から離れる際には最後につま先で地面を押すようにすることをイメージしてみてください。

コーナリング

かけっこでコーナリングがある場合は、その回り方も練習しておくと他の子に差をつけることができます。

・コーナーの直前に来たら、体全体をややコーナーの内側に傾けるようにし、目線もまっすぐではなくカーブの先を追うように走る。

・コーナーを回る際にはコーナーの外側の腕を内側の腕よりも力強く振るように差をつける。

コーナリングは公園の遊具の周りを回るなどして、コツをつかませてあげてください。

心構え

最後に、早く走るために必要な心構えをまとめます。
かけっこにおいて、イメージトレーニングも結構重要だったりしますので、あなどらずにやってみてください。

速い人についていくつもりで走る

これは私が子供の頃、担任の先生に教わって即、効果が出た方法ですが、同じ徒競走の組で走る速い子は誰か?をあらかじめチェックしておき、スタートしたら「とにかくその子についていく」つもりで走ることです。

「自分がそんな速い子についていくなんて無理」なんて思わずに、横目で追いながら同じように腕、脚を振ることでテンポよく走れ、いつもより1段速く走れてしまいますよ。

目線は前

走ることに自信がない子どもの場合、真下の方を見て走ってしまう、ということがあります。

「目線はまっすぐ前方を見て」とアドバイスし、そのように走れているかも大人がチェックしてあげてください。

真下を見ていると視界が狭く、ふらふらしやすくなってしまいます。

そして、ふらふらしていると走る距離も長く、損をしてしまいますので注意が必要です。

回数を走りこむ

幼稚園、小学生くらいの体力では50m、100mくらいの距離を走りこんでいないという場合に、それだけで不利になってしまいます。

普段から外遊びをたくさんしている、というわけでない場合は公園で端から端まで走るのを繰り返すだけで、かけっこを最後まで駆け抜ける体力ができ、それだけでも速く走れるようになります。

子どもの場合、ただのかけっこはつまらない、と言う子もいると思いますが球技をする、体を使ったゲームをするなど親が工夫して体力がつくようにしてあげてください。


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運動会のかけっこのコツ まとめ

いかがだったでしょうか。

走ることはすべてのスポーツの基礎の部分なので、走ることに自信がつけば、他の運動も積極的にやってみよう!というように心にも変化が出てくると思います。

特に、「私は運動神経が悪いから走るのが遅い」と思い込んでいる子も多い(私も現にそうでした)ので、ぜひ親子で練習をして、「しっかり練習すれば確実に速く走れるようになって、結果に返ってくる」という成功体験をぜひつかんでくださいね。

応援しています!

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