世界的な大ヒットの「君の名は。」の新海誠展が満を持して大阪梅田でも開催されます。
そこで今回は東京でも大盛況だったこの展示会の所要時間や感想をご紹介します。
貴重な資料映像もたくさんでファン必見の展示の見どころをご紹介します。
目次
新海誠展が大阪に
新海誠さんといえば言わずと知れた「君の名は。」の監督です。
国内では1,900万人を動員したと言われており、世界でも大ヒット。
普段アニメに興味がない人でも、見て感動したり日本アニメの魅力を再確認した人も多いのではないでしょうか。
そんな新海誠監督のこれまでの作品のすべての魅力を知ることができる、展覧会が大阪でも行われます。
もともと、新海誠展は2017年末に東京で行われたもので、大盛況のうちに惜しまれながら会期が終了。
この時は劇中に出てくる新国立美術館で開催されたこともすごく話題になりましたよね。
そんな新海誠展は大阪では阪急梅田本店9Fにて行われます。
新海誠展 大阪の日程は
住所:大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店9F
開催時間:10:00~20:00(金土のみ10:00~21:00)
最終日は~18:00(最終入場はそれぞれ30分前)
アクセス方法:各線梅田駅・大阪駅から徒歩数分
入場料
大人:1000円
小学生以下無料
割引情報としては、阪急阪神お得意様カード、各種ペルソナカード、エメラルドSTACIAカードの呈示で、本人に限り、入場料から100円引となります。
会期が意外と短く、週末は3回しかありません。
ファンの方はいつ行くか早めに決めて、お見逃しなくですね。
新海誠展の見どころは?
新海誠展では氏のデビュー15周年を記念して「ほしのこえ」から大ヒットの「君の名は。」までの魅力をたっぷりと知ることができる展示がいっぱいです。
貴重な資料映像
普段世に出ることのない、新海誠監督による絵コンテ(映像の画、セリフ、動き、指示などを書いた台本)を見ることができます。
「あのシーンも最初はラフな絵コンテから始まっているんだ」と考えてみたり。監督がシーンに込めた思いを読み取ったり。
1つ1つじっくり見ると時間が足りなくなりそうです。
そのうえでもう一度作品を見返して…は本当に至福の時間になりそうですね。
私たち映画を楽しむ側は製作者の意図を100%いつも理解できるわけではありませんし、製作者もそれを求めているわけではないのかもしれませんが、少しでも監督の意図を知って作品を見ると、より作品を楽しめるのではと思います。
貴重なビデオコンテも
これまで開催された新海誠展ではビデオコンテも話題となっています。
ビデオコンテって絵コンテとどう違うの?と思われると思うのですが。
作品の設計図として絵と文字で漫画のコマ割りのように説明するのが絵コンテで、動画を作って説明するものが動画コンテです。
えっ、動画を作る、って最終成果物も動画なのにその前段階の動画ってこと?と思うのですが、専門のソフトを使用することで音楽、セリフなどいろんな要素をラフな絵を使いながら組み立てていくことができるのだそうです。
この動画コンテを作る意図としては、最終の作品の時間軸を整えるためで、作品全体の質を高めるのに貢献しています。
長編ものの作品を作る場合、本当にどうやって時間や場面の部分部分を切り取って見せていくか?というのはすごく神経をつかう部分になると思います、
素人の私からすると想像もつかないのですが、その一助となったビデオコンテが見られるのは楽しみですね。
大阪限定の展示もあり!?
公式ツイッターでは大阪限定の展示があるようなことをにおわせる発言もあります。
どんなものかは明かされていませんが、楽しみですね。
新海誠展、札幌会場は本日閉幕いたしました。沢山のご来場、誠にありがとうございました!次は3月14日から阪急うめだ本店にて開催いたします。大阪だけの特別な企画も、、、仕込んで、、、いるかも、、、お楽しみに!#新海誠展 #札幌芸術の森美術館 #阪急うめだ本店 pic.twitter.com/mnCS2KU1hS
— 新海誠展 公式アカウント (@Shinkai_ten) 2018年2月25日
新海誠展はムービーが必見
この展覧会のためにわざわざ制作されたクロージングムービーがよかった、との声が多数です。
あ、
新海誠展のオープニングムービーとクロージングムービーめっっっっっちゃ良いから、良すぎてやばいから、どこかで流してほしい、ディスク化してもいい、配信でもいいから。
新海誠作品全部知らなくても感動するから観て— らっせ@名刺作り (@rasse_0185) 2018年1月3日
何度も見たい、購入したい、今思い出しても泣けるという声も多く、大阪の展示でも心して見たい部分です。
新海誠展の所要時間と混雑状況は?
新海誠展を鑑賞するのにかかる時間はどれくらいでしょうか。
札幌での展示は東京の展示に比べ、オープニングムービー等ない部分があったとの情報もあるのですがおおむね同じという感覚でよさそうです。
今日は、札幌の芸術の森美術館で開催中の「新海誠展」へ。東京と違うのは、オープニングムービーが無くて、カブが展示されてたこと。あとは概ね同じ。グッズ売り場はチケットを買わないと入れないエリア内でした。 #新海誠展 pic.twitter.com/ROOt2h9cjf
— みずなぎ (@mizunagi0905) 2018年1月7日
細かい資料の展示も多く、3時間、4時間くらいは普通にかかる、という声も多数見られます。
写真撮影スポットや特設のショップもあり、これらをすべて堪能しようとするには半日くらい費やす覚悟が必要ですね。
ずっと行きたかった新海誠展にやっと行けた。全体的に素晴らしくって気がついたら5時間以上経ってた。特に最後に流れたクローズムービーはもう一度見たいので是非DVD化して欲しい。 pic.twitter.com/bInwwVEuuP
— デミナミ (@de373books) 2018年2月20日
閉館時間が迫って、最後の辺りの展示を駆け足で見てしまった、特設ショップで買い物ができなかった、の声も多数見られます。
個人的に、1,000円の入場料で半日楽しめる展示、ってかなり見ごたえとお得感があるものだと思います。
普通の美術展などだと同じ1,000円払っても2時間あれば見て回れるものが多いですよね。
混雑状況が気になる
そんな大阪でも大人気が予想される新海誠展ですが、混雑はどうなるのでしょうね。
東京では週末など混雑がひどくてゆっくり見られなかった、の声も多数見られます。
【拡散】快適鑑賞にご協力を3 #新海誠展
新海誠展も18日迄!皆様と一緒に少しでも快適な鑑賞を!
・土日は平日の倍以上混みます。平日来館が可能な方にはスムーズに鑑賞できる平日をオススメ!
・混雑ピークは昼13時半~夕方16時半頃。その時間帯を避けるだけでもだいぶ観やすくなります。— 新海誠作品PRスタッフ (@shinkai_works) 2017年12月10日
会期の後半になるほど混む、という声もちらほら見るのでゆっくり行きたい方は前半に行くのがおすすめですよ。
また、こちらの新海誠展の公式ツイートでは過去の展示で、チケット購入のための待ち時間、混み具合等をリアルタイムでツイートされています。
こちらも是非参考にしてみてくださいね。
新海誠展が大阪にやってくる! まとめ
いかがだったでしょうか。
全国で絶賛の声が聞かれる新海誠展。
あの圧倒的な映像美の生まれる過程を見られたら、より深く物語を楽しむことができそうですね。
ぜひ、お時間はたっぷり確保してお出かけください。