前回の記事で、アイスランド行きを決定した経緯については書きましたが、今回は準備について書きたいと思います。
旅って準備期間もものすごく楽しいですよね。
準備期間の方が楽しいくらい!?と思う時もあります(笑)
今回は自分でホテルや自然ツアーを組む方法や最低何日間あればアイスランドを満喫できるかをご紹介!
さらに冬にオーロラを見るのに、どのくらい防寒が必要だったのか、自然ツアーに参加するのにどのくらいの装備がいるのか。
体験談からたっぷりご紹介します。
目次
アイスランド旅行のための予約いろいろ
アイスランドのパッケージツアーも各種旅行会社から出ていますが、私たちは自分たちで航空券もホテルも現地の体験ツアーも予約する、という方法をとりました。
パッケージツアーを使った方が旅行会社にお任せできるので楽!ではありますが。
やっぱり自由度が低い、というのと高齢の両親がいるのでゆったりめのプランを組みたい、と思っての判断です。
また、アイスランドは治安がいいので、その意味でも個人旅行はしやすいのかなーと思います。
これが治安が悪い国であれば現地のガイドさんについてもらってバスなどのプライベート移動をしながらのパッケージツアーが安心ですもんね。
それでは、予約した順番に
②ホテル
③現地でのツアー
の順で予約した内容を書いていきます!
アイスランド旅行のための予約① 飛行機
旅行の準備もいろいろありますが、まずは足がなければ行けませんので、飛行機を押さえました。
私たちの旅行の目的はこちらのとおり、オーロラを見ることだったので行くべき季節は冬でした。
アイスランドでは1年中オーロラ現象が発生していますが、夏は白夜が起こるため、夜も明るくてオーロラが発生していても見えないとのことです。
2月の建国記念日をからめた土日に焦点を定めて、主人と私の会社に長期休みのお伺いを立て、10月くらいには飛行機を予約しました。
ANAでロンドンまで行き、そこでアイスランド航空に乗り換えてアイスランドへ、
その後アイスランドでホテルに4泊し、最後はアイスランドからベルリンまで飛び、その後日本に戻る、
というスケジュールです。
仕事の関係上、7日以上連続した休みを取ることが難しかったので今回はまる6日使っての旅行となりました。
ヨーロッパ方面に行くとなると飛行機だけで3日近くかかりますし飛行機代もかかるので最低6日間の旅程は組みたいところですよね。
今回私たちはレイキャビクとブルーラグーンしか行かなかったので6日間の旅程(うち観光は3日)でゆったりいけましたが、これをアイスランドの別地域も回る、となるともっと日数が必要になるかと思います。
アイスランドへの直行便はない
さすがにアイスランドまでの日本からの直行便は出ていないんですね。
ヨーロッパの主要都市を中継地としてアイスランドに行くのが一般的のようです。
私は飛行機の便には疎いので主人がどんどん予約をしてくれました。
というか、私だとこういう旅行って、「いつか行けたらいいなー」で終わって、その「いつか」がこない、ということが多いのですが。
主人の場合だと直近で候補となる連休の日を洗い出し、すぐに実家両親にも空いている日の確認を入れる、ということをぱっぱとやってくれたので助かりました。
まずは行ける可能性のある日を洗い出し、会社などの休みを調整して、早めに飛行機を押さえることが大切だと思います。
でないと行ける可能性は0になってしまいますもんね。
アイスランド旅行のための予約② ホテル
そして現地での観光を考えながら、ホテルを押さえます。
ホテルはトリップアドバイザーなどを参考に
ホテル レイキャビク セントリウム(TripAdvisor)
に3泊し、4泊目は空港付近に移動して
ノーザン ライト イン(TripAdvisor)
(ここはオーロラを見るのにピッタリなホテル!)に泊まることに。
同じホテルに3泊することになりますが今回は両親もいるので、あまり無駄に移動しない方がいいだろう、ということで同じホテルにゆったり3連泊。
これは結構よかったです。チェックイン&チェックアウトの手間も省けますしね。
ネットでホテルの予約が便利
今の時代は英語に自信がなくても簡単にネットで予約できるので本当に便利ですよね。
口コミを参考にすると、誰でもあまり不安なくホテル選びができると思います。
私もホテルの口コミサイトにはすごくお世話になりました。
アイスランドのホテルは日本と比べるとお値段高めだと思いますが、すごくいいグレードのホテルにしなくても、基本清潔なホテルに当たると思います。
アイスランドでのおすすめホテル
私たちは今回2か所のホテルしか泊まっていないので、アイスランドの他に比べてどうか、という比較はできないのですが、上記でご紹介したホテルは2つとも、清潔でくつろげてとってもいいホテルでした。
日本のホテルの感覚でおすすめできるホテルです。
詳しくはそれぞれ、以下の記事でホテルの簡単な説明、画像についても載せているのでよかったら見てみてください。
ホテル レイキャビク セントリウム・・・⇒アイスランド旅行記③いよいよ出発!ケプラヴィーク空港からの移動とホテルについて
ノーザン ライト イン・・・
⇒アイスランド旅行記⑦アイスランド国立博物館とブルーラグーンで贅沢な温泉体験!
⇒アイスランド旅行記⑧ブルーラグーンレストランとノーザンライトインで2回目のオーロラ遭遇なるか?
アイスランド旅行のための予約③ 体験ツアー
観光としては現地で3日間、まるまる自由に行動できる日があったのですがこんな感じで日程を組みました。
「ゴールデンサークルツアー」を1日予約
夜は「オーロラツアー」を予約
2日目・・・1日レイキャビクをぶらぶら観光
3日目・・・午前中は同じくレイキャビクで少し観光し、
ブルーラグーン(温泉)に移動して
夜はホテルから2回目のオーロラチャンス☆
アイスランドは自然がいっぱいなので、その自然を体験するためのツアーが多くの会社から提供されています。
それを事前にネットで予約しておきました。
体験ツアーを開催しているおすすめの会社
私たちはアイスランドでも大手のGray Line Icelandという会社で予約しましたよ。
ツアーも全部英語でしたが、実績も多い会社ですし特にトラブルもなく安心して回れるツアーでした。
旅程は1日目に詰め込みすぎたかな、とは思ったのですが、アイスランドについたばかりでまだ何をしたらいいかわからない1日目はツアーで連れて行ってくれる方が何も考えずに楽かな、と思い大定番のツアー2つを組み込みました。
3日目は絶対行きたかったブルーラグーンです。
ブルーラグーンの写真を見た瞬間、「なにこれ、絶対行きたい!」となりました。
高齢の両親もいるので最後に温泉に浸かってもらえたら旅の疲れも癒えるかな、と思いまして。
旅行する2月といえば、ちょうど私も仕事で忙しいプロジェクトが終了してひと段落する頃でした。
ホテルと観光する場所を決めると一気にわくわく感がアップ!
アイスランドを目指して、お仕事頑張りましたよー。
きれいなアイスランドの写真を見てテンションアップ
もう、アイスランドの写真を見ると、本当にモチベーションが上がりますよ。
なんでこれまで私こんなにきれいな場所を知らなかったんだろう・・・とすら思いました(笑)
あとは毎日オーロラ予報を見たり。
直前はオーロラ予報の内容に一喜一憂していました(笑)
せっかくアイスランドに行くからには、母に見せてあげたい!とオーロラ情報はこまめにチェックしていました。
アイスランド旅行に必要なものの準備
そしてお次は必要なものの準備です。
特に他の海外旅行と違った持ち物はないようには思ったのですが、やはり寒いだろう、とのことで防寒は意識しました。
手袋
フリースの耳あてつき帽子
ヒートテックインナー
リブタイツ
などを買い込みました。
防寒用品いろいろについて
ネックウォーマーや耳あて付き帽子は重宝しましたね。
かなり冷たい風がぴゅーぴゅー吹き付けるのであるとないとでは大違いだと思います。
↓こちらがその写真です。3点ともmont-bellでの購入です。
右下の黒っぽい物体が、わかりにくいですがネックウォーマー(筒状のフリース)です。
フリースの帽子、ネックウォーマーはじゃぶじゃぶ洗えて便利。
このネックウォーマーの上からニットのマフラーもまいていましたが、ネックウォーマーはあるとやっぱり重宝でした。
↑こちらはどれもお値段1000円弱~2000円くらいでした。
写真の中にある手袋は防水仕様の布のものが便利でした。
といっても、雪遊びをしたわけではないので別に分厚い手袋なら毛糸のものでも大丈夫だとは思います。
ゴムで履き口を留めて風が入ってこないようになっているのもよかったです。
リブタイツもシャカシャカするフリースが内に張ってあるパンツ(ユニクロで2000円弱くらい!)と重ね着しましたが、暖かく快適でした♪
パンツも防寒用のものをモンベルで買おうかと思いましたが、お値段が1万円弱くらいしていたので、ユニクロのシャカシャカパンツを選びました。
でも、これでも十分温かったので問題なかったです。
コートは日本で普段使っているロングのダウンコートのみでしたが、それで大丈夫でしたよ。
ただ、丈はロングが暖かいと思います。
アイスランドは洗濯物が乾きやすい
それと余談ですが、アイスランドの冬は乾燥しているので洗濯物も乾きやすかったです。
下着なども自分で洗剤を持って行って手洗い、で夜部屋干しして朝見事に乾いていました。
ですので下着や着替えは多く持って行かなくても大丈夫かと思います。
自然ツアーに登山靴は必要?
モンベルに行って靴も登山用の少しいいものを買いましたよ。2万円弱くらいはしたでしょうか。
(そういえば旅行以来使ってない、もったいない~!!)
これまでモンベルに行ったこともなかったのですが、いろんなアウトドアグッズがあって楽しかったです。
でも靴も滑りにくいものでさえあれば、ゴールデンサークルツアーに参加するくらいのアクティビティなら大丈夫かと思います。
登山専用のいいものを!と考えなくても大丈夫かもしれません。
他には、スノーブーツで自然ツアーに参加している人も見かけました。
靴は何足持って行く?
余談ですが、今回のアイスランド旅行にわたしは靴を2足持って行きました。
1足は上でご紹介した登山用の靴、もう1足は街歩き用にふくらはぎまでの長さのこういった感じ↓のムートンブーツです。
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できるだけ持ち物は減らしたかったのですが、自然の体験ツアー用と街歩き用で靴を履き分けたかったのでこうしました。
飛行機に乗るときはムートンブーツを履いて登山用の靴はトランクへ。
ブーツを履いて長時間座っていると足がむくむので、飛行機の座席では常にスリッパの状態でいるようにしました。
ムートンブーツはあたたかいので街歩きにも大活躍でした。
でも、ムートンブーツで自然のツアーに参加するのはさすがに滑りやすそうだったかなーと思います。
2足持って行ってよかったと思います。
オーロラ撮影に必須の三脚
あとは大切なのが、オーロラ撮影に欠かせないカメラの三脚!
もともと一眼レフカメラは持っていたのですが三脚はなかったので購入しました。
オーロラはスマートフォンやコンパクトデジカメで撮るのはかなり難しいと思います。
それは、シャッターを開けっぱなしにする間、カメラを固定する必要があるからです。
そしてシャッターをたくとオーロラは写ってくれません。
一眼レフカメラをしっかり固定して、シャッターを長く開いて撮る、のが正しい撮り方ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
旅行は準備から楽しいですよね。
アイスランドでの行先はいっぱい悩んで、楽しい準備タイムを
過ごしてくださいね。
さて、次の記事アイスランド旅行記③いよいよ出発!移動とホテルについて からアイスランドへ、いよいよ出発です!
アイスランド旅行の全9記事をまとめたページも便利ですよ。