バレンタインにチョコをもらうと嬉しいものですが、お返しはどうしたらいいの?と少し悩みますよね。
特に、慣れていないと何を返せばいいのか、いくらくらいの相場であげるのが妥当なのか、何から何までわからないと思います。
そこで今回は職場でサクッと「間違いのない」お返しをするために、金額やもらって嬉しいものを徹底的にご紹介します。
目次
ホワイトデーのお返し 会社で義理の場合
ホワイトデーのお返しって正直なところ少し面倒ですね。
いくらのものを返すかの予算や何をあげるか、いつどうやって渡すかなど考えるべき点がたくさんあります。
ホワイトデーのお返しを職場できちんとする意味
でも、面倒であってもここでスマートにお返しをできれば、女性からのあなたへの評価は高まります。
お菓子のやり取りなどの遊びみたいなことで!?と思われるかもしれませんが、女性は「スマートなお返しをくれた男性」には無意識に好感を持ってしまうものです。
たいていの女性は会社でバレンタインの義理チョコを贈る際、特にお返しは期待していないと思いますが、やはり「もらえると嬉しい」ですし、お返しをくれた人のことはしっかりと脳にインプットされているものです(笑)
ですので、多少面倒であってもきちんとお返しをすることで、その後の仕事がやりやすくなる可能性も高いですよ。
スマートなお返しをもらえたことで、「あの人からの仕事の依頼は断れないなー」と思わせることもできますし、「気の利いた人」、「礼儀正しい人」と思ってもらうことができます。
とはいってもスマートなお返しをすることはそんなに難しいことではありません。
そこで今回は女性目線で「間違いのない」ホワイトデーの会社でのお返し方法を徹底的にご紹介します。
おさえるべきポイントは以下の3点です。
順に説明していきますね。
- ①お返しする金額
- ②女性がもらって嬉しい物
- ③当日の渡し方
ホワイトデーのお返しの金額 義理なら
それではまず、ホワイトデーでお返しするものの相場について考えたいと思います。
昔はよく、三倍返しなんて言ったものですが、バブルの時代はともかく、私の周りで義理チョコに3倍返しをしている人は見たことがありません(笑)
3倍返しをすることで、逆に女性からは
「下心があるのかな?」
「こんな高いものをもらっても恐縮してしまう」
なんて思われることもあります。
そもそも、最近は仕事よりプライベートにお金をかけよう、という風潮が高まってきていますので女性のくれたプレゼントより高いものをあげる必要は全くないです。
でも、そのうえで。
あなたと女性との立場や年齢を考慮して金額を考えてみてもいいでしょう。
あなたが女性よりも立場や年齢が上の場合
例えば、あなたが上司でお返しをする女性が皆部下である場合、もしくはあなたの方が女性より年齢が5~10歳以上上である、と言う場合には少しだけ多めのお返しをするのもいいかもしれません。
女性が500円くらいのものをくれたのであれば800円くらい、1000円くらいのものをくれたのであれば1500円くらいまでのものをあげると、「気前がいいな」と思われつつも、恐縮されないラインのお返しになると思います。
あなたと女性の立場が同等の場合
逆にあなたと女性が上司部下の関係でなく同等、という場合や年齢もほぼ変わらない、と言う場合は高めのお返しにしてしまうと逆に失礼だったり、気を使わせてしまう結果になるので気を付けてみてください。
また、女性が同じ部署やチームの方皆に義理チョコを配っている、と言う場合に、あなただけが明らかに高価なものをあげてしまうと、他の男性陣から「お返しのハードルを上げないでほしい」と思われる可能性もあります。
というわけで、スマートなお返しの金額は
・あなたが女性と同等の立場なら同額
くらいを目安に考えるといいですよ。
女性には基本同じものをあげる
ただ、上に女性との立場の違いで金額を変えてもいい、としていますが女性には基本同じものを一律にあげた方がいいです。
よっぽど一人の女性が何千円もするようなチョコレートをくれた、という場合は別として(それだと本命の可能性もありますが…)お返しは皆に合わせて高い方の金額をあげるのが無難かと思います。
例えば女性3人がバレンタインに義理チョコレートをくれたとして、
500円、800円、1000円
くらいのものをそれぞれ頂いたとしましょう。
そうすればお返しは皆に1000円ほどということになります。
女性は休憩時間等に男性のいないところで「〇〇さんからのお返しすごかったね」なんて話していたりするので、そこでお返しに差があることがわかって何か思われたりしないためにも、差はなるべくつけない方が無難かな、とは思います。
また、上の
500円、800円、1000円 の例でも
あなたがまだ年次が低い社員、という場合には皆に一律800円のお返しをする、などバランスを考えてやってみてくださいね。
このバランス、というのが難しいかもしれませんが…
一人の人が高めのプレゼントをくれていたとして、それに全員のお返しを揃えるのが厳しければ少し金額を下げてもOK,ということです。
義理なのに高価なチョコレートを頂いたときは
そして、私の主人が実際あったのですが、義理なのに5,000円くらいする高級な箱3段のチョコを後輩からもらってきたことがあります。
そのとき、すでに結婚していたのになぜにそんなに高いものを?と思ったのですが、OJTでつきっきりで仕事を見てもらってお世話になったから、というので高額なものをくれたようです。
そういった場合はその金額の半分~10割くらいを返すようにすればOKです。
そして、お返しをするときはその子だけに高いお返しになってしまいますが、明らかにもらったものが他の子より高い場合は例外的にその子だけいいものをお返しすればいいと思います。
これもデスクで渡しますが、他の女性に目立たないようにタイミングを見計らってさらっと渡せるといいですね。
でも、もちろんあなたが独身の場合等、「義理チョコです」と言いながら実は本命でいいチョコレートをくれている可能性もありますので、そこは難しいですが見極めてくださいね。
義理チョコがばらまき系の場合はどうする?
また、バレンタインでもらったチョコレートが1個100円前後くらいの「ばらまき系」だった、という場合もありますよね。
この場合はそもそも女性が個別でのお返しを期待していない場合も多いですが、やはり返してもらえると嬉しいもの。
私ならお返しも同じように「ばらまき系」でいいので、ちょっとしたお菓子を返してもらうとすっごく嬉しく思います。
そのあたりの「ばらまき系」へのお返しのおすすめの具体的なプレゼントはこちら↓のページでご紹介していますので参考にしてみてくださいね。
おすすめ!⇒ホワイトデーのお返し会社用の安いけど見栄えがするものは?まとめてしてもOK?
ホワイトデーの義理のプレゼントで嬉しいものは
では、次にホワイトデーの義理のお返しで嬉しいものを見ていきます。
会社でのお返しの場合、ホワイトデーには何を返せばスマートでしょうか。
ここは、私は絶対的に「お菓子」または「紅茶」などの食べられる系の消え物をおすすめします。
なぜか?それは
残る物を返すと必然的に好みがわかれやすくなり、難しくなったりセンスが問われるようになることと、
残るものを返すと必然的に高めのプレゼントになる
ということからです。
同じ消え物でもあげるのが難しいもの
また、会社のバレンタインのお返しに入浴剤やハンドクリームをあげるといい、という話もよく聞きますが、女性としてはそれは微妙な場合もありますのでご注意ください。
入浴剤となると「お風呂に入る」ところをイメージされますし、職場のそこまで親しくない男性に入浴剤をもらうというのがあまり良いイメージを持たない女性もいます。
また、ハンドクリームという女性ならではの繊細な商品を、仕事だけの付き合いの人間にもらうのはちょっと、と考える女性も一定数います
(私は現にそう思います。女友達にもらうのならいいのですが。なんだかよくわからないこだわり、と思われるかもしれません)。
また、ホワイトデーとなるとロクシタンなどの人気のハンドクリームをたくさんもらって使い切れない、なんていう女性の方の声もたまに聞きます。
ですので、入浴剤やハンドクリームをあげるのは少し難易度が高い、と思っておいて、「そんなにホワイトデーのお返しに神経使って選べない」という人は避けて無難にお菓子にするのが賢明なのでは、ということです。
どうしても残るもので返すなら
でも、食べてなくなる物以外をどうせならあげたい、という場合はおすすめなのがハンドタオル(タオルハンカチ)です。
ハンドタオルなら比較的低価格で購入できますし、皆が使用するものですよね。
また、消え物ではありませんが、「消耗品」というくらい、長くて数年くらいで買い替えるものでもあります。
ハンドタオルでおすすめなのはこのあたりの商品です。
女性に人気の北欧ブランド「マリメッコ」なら20代女性から年配の方まで喜んでもらえると思います。
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マリメッコ marimekko タオルハンカチ/フェイスクロス/ミニタオル 25×25cm 63837/68030 UNIKKO |
また、ちょっとブランド物はお値段が高い、という場合はもう少し低予算で無難な今治タオルのものがおすすめです。
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吸水力が高く、耐久性もあるので今治タオルをもらって嬉しくない女性はいないと思います。
どちらにしても、ハンドタオルをあげるなら「いかにも女性」というような甘いピンク色やハート柄、みたいなものを選ばないのが無難だと思います。
意外と甘々系のデザインが苦手な女性が今多いですよ。
シンプルな柄で、ブランドやメーカー自体に信頼や価値のあるところのものを選ぶと、「〇〇さん、わかってるー!」と一目おいてもらえるかもしれません。
会社でのホワイトデーお返しの渡し方
最後に気になるのがお返しの渡し方です。
お返しはどのように渡せばいいか、難しいですが一番いいのは手渡しをすることです。
手渡しをしつつ、「バレンタインの時はありがとうね。おいしかったよ。いつもお疲れ様。」なんて言いながらさっと渡せれば好印象だと思います。
渡すタイミングですが、会社の雰囲気にもよると思いますが「一番忙しい時間帯は避ける」というのだけ気を付ければ大丈夫だと思います。
私の会社の男性陣は
・終業の30分前
くらいに渡す人が多いですね。
あまりあさイチで渡されても、「今から仕事のタイミングでなぜ?」と感じる人もいますし、それよりは休憩時間の終わりや定時前の時間なら少し会社の雰囲気としても変な「忙しさ」が緩んで、渡しやすい雰囲気になっていることが多いと思います。
そして、渡すときはその女性のデスクのところに行って、で大丈夫ですよ。
「あげない女性もいるから陰で渡そう」なんて思って隠れて渡すと周りの人に見られたときに誤解されるかもしれないですし(笑)、バレンタインにチョコをくれなかった人は「あげない」という選択をしているわけですから、変に気を遣うのもおかしいです。
くれなかった人にまで気を遣ってホワイトデーのプレゼントをあげてしまうと、「来年から私もあげないといけないかな」と逆に気を遣わせてしまうので注意ですよ。
休んでいる人や出張中の人には
その日席にはいない女性にお返しをする場合は、デスクか開けてもいい引き出し等に置くようにするといいですね。
そしてその際には付箋などで「この前はありがとう。いつもお疲れ様。〇〇より」なんてメッセージを書いて添えておくとスマートです。
私の経験上、たまに差出人を書かずにデスクに置いてくれる人もいますが、「自分があげた」とわざわざ言うのも気が引けるなんて思わずにきちんと自分の名前は書いておくようにしてくださいね。
でないと、あとでその女性が出社した際に「これはだれがくれたのでしょう?」と周りの人に聞かなければいけません。
その手間は省いてあげた方がスマートではないでしょうか。
ホワイトデーのスマートなお返し 会社で義理の場合の金額や嬉しいもの まとめ
いかがだったでしょうか。
会社のバレンタインデー・ホワイトデー文化は本当に大変ですが、一度やり方がわかってしまえばこちらのものです。
普段一緒に仕事を助け合うパートナーにチョコレートやお菓子で楽しみながら日頃の感謝を伝える。
それが自然にできると職場のメンバーの一体感も増してより仕事がやりやすくなりますよ。
ぜひ、楽しみながらスマートなお返し、してみてくださいね。
低予算でのお返しをお考えならこちらの記事もおすすめです。
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