アイスランドに冬に行くからには、何としてもオーロラを見たいですよね。
全ては運しだい、なところはありますが、今回初めてアイスランドに行った私が簡単に参加できたオーロラのバスツアーの詳細を画像多数でご紹介します。
私も、例にもれず、「行くからには絶対見る!」と本当に思っていました。
前の記事にも書いた通り、母の夢だったこともあり、かなえてあげたいと思っていたのです。
さて、オーロラは見られたのでしょうか…?
アイスランドのオーロラツアーの感想
アイスランドはオーロラが見えやすい国のようですが、それでも曇っていれば見られないですし、街の明かりが強いとオーロラは見えにくいそうです。
少しでもオーロラを見られる確率を上げたい、と思ってゴールデンサークルツアーの記事でもお世話になったのと同じ旅行会社でオーロラツアーを予約しました。
自分ではどこでオーロラを見たらいいかもわからなかったのでこのツアーに参加してよかったなーと思っています。
ガイドさんもベテランな方のように思いました。
正直、アイスランドで自由に車が運転できる条件をお持ちでなければ個人でオーロラを見るのは結構難しいと思います。
市街地でも見えるときは見える、そうなんですがやっぱり人気の少ないところに行った方が見える確率はぐっと上がるようですね。
オーロラツアーに参加する夜はゴールデンサークルツアーから帰った夜だったのでかなりハードスケジュールではありましたが、オーロラと出会う確率を上げるため、
頑張りました。
高齢の両親には少ししんどかっただろうな、と今になって思います。
さてさて、ゴールデンサークルツアーから帰ると夕方で、ホテル内のレストランでコース料理を4人で頂きました。
これがまた、おいしくって。
新鮮な魚介類たっぷりで、白身魚は一切れが日本のものの倍以上あるしムール貝?はいったいいくつ入っているの?と数えきれないくらいたくさん出てきました(笑)
そして私は魚メインにしたのですが、ラムをメインに頼んだ主人は新鮮で柔らかくておいしかったーと絶賛していました。
ラムも量がすごく多かったので、満足感があったみたいです。
写真を撮っていなかったのが悔やまれます。
おいしい料理を囲んで、昼間に見た大自然の美しさやこれからのオーロラ鑑賞への期待など、話が弾みました♪
アイスランドのオーロラはバスで鑑賞ポイントまで移動
さて、夜も7時半くらいになり、ホテルまでまたバスが迎えに来てくれます。
今回は夜なのでかなり冷え込むだろう、とできるだけ着こんで準備万端で向かいます。
ヒートテックにフリース、その上にセーターを着てネックウォーマーをしてダウンコート。
足元はリブニットタイツの上にフリース張りのシャカパンをはいて。
アイスランドに持ってきた物詳細についてはこちらの記事をどうぞ。
おすすめ!⇒アイスランド旅行記②旅行の持ち物と予約やったことまとめ おすすめホテルも
夜に外へ出歩くのは寒かったですが、オーロラがこれから見られるかも、と思うと
もうテンションが上がって寒さはあまり気にならなかったです(笑)
バスはひたすら暗闇の中を走ります。
アイスランドは市街地以外はほとんど街灯がなく、暗い大地の中を走っていくのですがそれがまた普段にはない経験でわくわくしましたね。
荒野を走る!って言葉がぴったりでした。
観測するのは山小屋のようなところでした。
中に入って暖かい部屋で待つことになりました。
私たちのバスとは別のツアーのバスのお客さんもいて、結構にぎやかな
感じでした。
山小屋ではコーヒー等も売っていましたが、高めだったので我慢しました(笑)
なかなかオーロラが見られないと待ち時間も長いので、つまめるものや暇つぶしをできるものを持って行くといいのかもしれません。
ここでずっと待っていてオーロラを見逃したりしないのかな?と思いましたが、そこはガイドさん等が外で見張っていて、オーロラが見えだしたら小屋に来て外に呼んでくれる、というシステムでした。
なので小屋の中でぬくぬくしながらオーロラをひたすら待ちます。
そろそろ旅の疲れも出るころなのでずっと待っていると眠くなってきます。
でもまだ呼ばれないし、今晩はオーロラ見られないのかな?なんとか見えてほしい。
などと考えながら、ひたすら祈ります。
もうここ1年くらいの運をすべて使ってもいいから、今晩オーロラが見たい、
と考えていました。
見えない場合のことは考えられなかったです(笑)
アイスランドのオーロラが2月に見えた
1時間くらい屋内で待ったでしょうか。
突如ガイドのお兄さんが興奮気味に叫ぶ声が聞こえます。
どうやらオーロラが見えたようです。
オーロラは「ノーザンライツ」というんですね。
急いで主人と両親と外に出ます。
みんなが指さす方を見ると、そこにはうっすら緑色のきれいな光が。
あー、これがオーロラなんだ、と感動しました。
ついに出会えた、この何か月も会いたいと思っていたオーロラをついに目にしているんだ、という事実にドキドキしました。
写真は主人と父担当でたくさん撮ってくれました。
三脚が大活躍でした。
三脚がないと長時間シャッターを開けるオーロラの撮影はどうやっても手ぶれしてしまってできないんです。
また、周りにはスマートフォンやコンパクトデジカメでフラッシュを使って撮っている方もいましたが、フラッシュの一瞬の光の方が強すぎてオーロラをきれいにとることは難しいようです。
どんどん形、表情を変えるオーロラ。
正直、空全体が緑色に明るくなるほど派手なものではなかったのですが青白いオーロラは休むことなく、動物のようにどんどん動いて私たちを驚かせました。
もういったい何時間見ていたのか覚えていません。
でも本当にアイスランド来れてよかったね、オーロラ見られてよかったね・・・
と何回も何回も4人で繰り返し言って幸せを分かち合いました。
母の目にはうっすら涙が浮かんでいて、オーロラが見られて本当によかったな、と心から思いました。
帰りのバスのなかでもオーロラが輝いているのが見えました。
うっすら輝く辺りを見つめているだけで楽しい、幸せな夜でした。
テレビや写真集の世界の中だけだと思っていた景色。
それを実際に自分の目で生で見たという興奮を一生忘れないと思います。
そして「オーロラが見たい」と言った母の言葉から始まった今回の旅。
夢は見るものだな、そして準備すれば叶うんだな、というのも私の中で発見でした。
「いつか〇〇したい」を夢だけで終わらせないこともできる、と不思議な達成感に満たされた1日でした。
アイスランドのオーロラバスツアー まとめ
いかがだったでしょうか。
後から聞いた話ですが、この日はなかなかよくオーロラがきれいに見えた日だったそうです。
次の日は全く見えなかったのだそうです。
本当にオーロラに出会えるのもご縁なのだな、と思いました。
次はレイキャビクの街観光に続きます♪楽しいお店がいっぱいでしたよ。
→アイスランド旅行記⑥レイキャビク観光おすすめ全部見せ!
アイスランド旅行の全9記事をまとめたページも便利ですよ。