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転職は女性の子持ちだと無謀?転職エージェントの面談体験と子持ち主婦転職の必須ポイント

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みなさんは今のお仕事に満足していますか。
今は1つの会社で一生働くのが当たり前の時代ではなくなっているので転職するのも普通のことですが、子供がいる女性の場合は難しそうですよね。

今回は子持ち主婦の管理人が転職は可能?と少し活動した結果について書いています。
転職エージェントの面談もしてもらい、子持ち主婦の転職に必須のポイントについても聞いてきましたよ。

  

転職は女性の子持ちだと無謀?

転職を考えだした理由

我が家は主人が2年ほど前に職場が転勤になり、それによって通勤先が家から2時間弱、という遠いところになってしまいました。
毎日通勤に3~4時間かかったうえで残業もある・・・ということで毎日ほぼ深夜に帰ってきます。

ずっとこのままの生活、というのは難しいので引っ越しを考えだしたんですよね。
ただ、引っ越しをするとなると私の仕事はやめざるを得ません。

そういったわけで、なんとか転職できないか?と思って転職を考え始めました。

ただ、前に転職したときは比較的若く、結婚もしていない時。
今は小さい子供がいるので転職するにはかなり難しい気がしますよね。

子持ち主婦の転職は無謀?と思ったのですが、まずは転職エージェントへの登録から始めました。

 

転職エージェントへの登録

転職エージェントは前の転職時に2社登録していたため、まだその時の登録情報が残っていました。

職務履歴や現在のプロフィールなどを書き変えます。
4、5年前の登録時とは大きく情報が変わっていましたね。
また、最初は各転職エージェントがやっているスカウトサービスに申し込んでみました。
こちらは自分の履歴書、職務経歴書等を匿名で企業に公開し、自分をほしい、と思ってくれた企業から個別にスカウトがもらえる制度です。

公開先の企業として、過去に在籍した会社を除外することもでき、現在の会社にもばれることはないので安心して使うことができます。
このスカウトサービスに登録すると、私がちょっとした専門職ということもあり、スカウトはかなりたくさんありました。1日あたり数件はありましたね。

意外と転職先はある!?

アラサー女性なのに、意外と求人あるじゃん、私って需要あるのかな?とおもいました。

中にはちょっと気になる企業もありましたが、待って、私まだ子持ちってこと言ってないからスカウトが来るんじゃ!?と思い直しました。
どの企業も私が普通に働ける人だろうと思ってスカウトしてきてるに違いない、だったら履歴書のところにしっかり書いて、それでもスカウトくれるところはどれくらいあるか見てみよう、と思ったんですね。

履歴書には配偶者のありなしを書くところはあっても、普通は子供のありなしを書くところはありません。
なので履歴書の自己アピール欄に「育休後、復帰して1年働いています。子供がいて転職するのが難しいことは承知していますが、引っ越ししたい理由があり、転職を考えています」というようなことを付け加えました。

子持ちを明記してもスカウトはされるのか?

これを書くとどうなったか?
もちろん企業からのスカウトはガクッと減りましたね。1/4くらいにはなったでしょうか。

スカウトしてくれる企業も保険の営業など、出来高制のような仕事が多かったですね。
保険の営業なんて、人と会って商品をバリバリ売るのが好きな人はいいですが、私は売り込みや値下げ交渉などそういったことがとにかく苦手です。

保険の営業の紹介のところには、自分で仕事量を調整できるし、融通がきく仕事、と書かれていましたが。
それはやっぱり自分が売った分だけお金になるし、逆に言うと売れなければ在籍してても仕事にはならないということですね。

また、保険の営業は大学時代の友人が新卒で最大手のところに就職していましたが、契約をとってくるという仕事が大変だったみたいで2年弱くらいでやめていました。
私にはハードルが高いと思いました。

保険の仕事以外でも雇ってくれるところはないのかな・・・と不安になりながらも届いたスカウトを1点1点読んでいきました。

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転職エージェントに子持ち主婦が面談してもらった体験談

そういったわけで、やっぱり子持ちで転職活動するのは難しそうだな、とわかったのですがスカウトしてくれる中で熱心にメールをくれる転職エージェントがあったので面談させてもらうことにしました。
転職エージェントのスカウトサービスで、さらに他の転職エージェントからスカウトがあることも多いんですよ。

面談も電話ならしやすい

しかも、そのエージェントは面談を電話でできました。
これなら会社を休むことなく面談しやすいですよね。

私は会社帰りの、まだ子供は保育園に預かってもらっている時間内で1時間程度、面談をしてもらいました。
こういった面談は久しぶりで、しかも相手の顔も見えないということでかなり緊張していたのですが、面談してくださったのは話しやすい雰囲気の女性の方でした。

なぜ転職をしようと思ったのかと転職の状況、希望する企業の条件などについて詳細に聞かれました。
転職をしたい理由は上記の、夫の仕事についていきたいから、ということを正直に詳しく話しましたが、エージェントの方から言われたのは「今の状況で転職が必須でないし、現状維持が賢明」とのことでした。

これはどういうことかというと、主人も今、職場に遠くても通えている、そして私も子供を保育園に入れて今の会社で働けている。
そんな状態では夫の仕事場に近いところに引っ越すのはもったいないのでは、とのことでした。

子持ち女性の転職の難しさ

女性が小さい子供のいる状態で転職活動をすると、残業できない、と言いにくかったり、時短勤務をさせてほしい、と言えなかったり。
また、就職後数年は2人目の子供を産むことは難しいこと、等も言われました。

この、「残業できない」や「急に子供の体調不良で会社を休む可能性がある」などの自分からの希望条件はできるだけ両親や義両親に協力してもらって、「子供はいますが、親が近くにいるのでいざという時は親に頼んで私はきちんと働けます」アピールが有効だそうです。

しっかりした心構えでこちらも転職活動をしないと、企業に対しても失礼だし、転職なんてそんな生半可な気持ちでできないこともわかっているのですが、親が近くにはいない私には難しいと思いました。

転職は高望み?

今の仕事でも働けないことはないのですが、主人の負担等を考えてなんとか私も転職できないのか?と思っていたのですが、やはり甘かったということでしょうか。

今子供がいても今の会社で働かせてもらっている、というありがたさはもちろんわかっているつもりですが、それでもよりいい条件として、主人の仕事場の近くで転職先を見つけられないのかな、なんとか子持ちでも転職できるような会社はあるのかな、と思ってやりだした転職活動(といっても調査だけですが)でしたが、現実を突きつけられた気がしました。

ちなみに、「今のまま転職しないのがベストかもしれないが、それでもいいから転職したいのでどこか会社を探してほしい」とのことならば、もちろん探しておすすめの求人を紹介するが、今よりも待遇などは下がることは覚悟してほしい、とのことでした。

まあ、子持ちの転職なんてそう簡単にはいかないよね、ということがよくわかった面談でした。
それならなぜ私にスカウトしてきてくださったんだろうか・・・という疑問はさておき(笑)。

また、私は引っ越しをして新しい地に近いところから通いやすい企業で働きたいという理由がありましたが、逆に言うと新しく住みたい場所もきちんと決まっていなかったんですね。
そこをエージェントの方に指摘されました。

実際に新しい家を契約して引っ越すとなると、新しい土地で保育園も新たに決める必要があります。
保育園に途中入園するのも厳しい地域が多いので、やはり引っ越しと転職はかなり計算して行う必要があります。

でないと転職できたのに保育園に入れなかった、なんてことになって結局仕事も続けられない事態になりかねない、ということなんですね。
ここはかなりハードルが高いと思いました。

 

子持ち主婦の転職で欠かせないポイントは?

その転職業者の方に面談をしていただいてからは転職活動をストップさせました。
今はスカウトサービスの利用も休止しています。

もっと自分を見つめなおし、なぜ転職しなければならないか?を掘り下げたうえで出直しが必要なようです(笑)

というわけで、今回転職エージェントのスカウト登録~面談でわかった、子供がいる女性の転職に必要なこと3つを簡単にまとめますね。

①なぜ転職しないといけないかを突き詰める

結局、これが一番大切です。
私は主人の仕事場の近くについていきたいから、と思っていたけれど他の条件を差し置いてでも(給料が下がってほしくない、時短勤務は続けたい、残業はできない等)実現したいか、というとYESとは言えませんでした。

子供がいるということは、それだけで前述の時短勤務は続けたい、残業はできない等の希望条件をこちらが出しがちで、勤務先を選べる範囲を大きく狭めているということなんですよね。
そこをいかにうまく折り合いをつけ、それでも譲れない条件のために転職活動をするか?ということになります。

②協力者を作れるかを考える

転職してすぐは、やはり時短勤務もとりづらいでしょうし研修などがあってお休みも取れないことも多いでしょう。
そんなときのために、協力者が身近にいることが大切ですね。

旦那さんや両方の両親、ファミリーサポートなどなど。
自分の親が近所に住んでおらず、頼れないからとあきらめる前にあらゆる可能性をさぐってみてくださいね。

③家族のイベント時期も明確にする

上述した家の購入や子供の2人目などですね。

まずはタイミングがいつくらいになりそうかだけでもいいでしょう。 
こちらは夫婦間でしっかり認識を合わせておき、そのうえでいつ転職に動くのが一番リスクが少ないのか?をじっくり考えてみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
子持ち主婦の転職活動には困難な壁が立ちふさがっていますが、なりふり構わず転職しないといけないときもありますよね。

自分のゆずれない条件だけは明確にして転職活動、すすめられてみてくださいね。

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