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読書感想文の書き方小学生ならあらすじはどう書く?書き出し方法と量をご紹介

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読書感想文を書くのは大変、まずは書き出し部分を書きたいけれどあらすじの書き方も難しい、とお悩みではありませんか。

そこで今回は、小学生の読書感想文のあらすじの役割と書き方をご紹介。

さらにどのくらいの量に収めればあらすじとして長すぎないのかも合わせてご紹介します。

  

読書感想文の書き方小学生ならあらすじはどう書く?

読書感想文は書くべき長さが長いことも多く、⇒読書感想文の文字数が足りない!あと30分で完成するための4つの膨らませ方の記事にも書きましたが、低学年で原稿用紙2枚800字、中学年高学年で原稿用紙3枚1200字の量を指定されることが多いですね。

そうなると、つい「あらすじ」で原稿用紙を埋めたくなってしまいます。

ところで、読書感想文でのあらすじの役割とは何でしょうか。

読書感想文でのあらすじの役割とは

読書感想文とは、本を読んだあなたが他の人に対して「〇〇の本を読んだけどおもしろかったよ!XXのところが面白くて感動したよ!」などのように文字通り「感想を伝える」という作文になります。

ですので、その読書感想文を読む人がすでにその本を読んだことのある人の場合もあれば、全く読んだことのない人の場合もあります。

その本のことを全く知らなかったとしても、「この本はこういった内容の本なんだ」ということを理解してもらえるように本の内容を短く説明してあげる役割を持つのですね。

読書感想文にあらすじは必要ない?

読書感想文は文字通り、「感想文」ですのであなたが本を読んで感じたことを書くのがメインであり、一番大切なことです。

ただし、先ほども上で書いた通り、みんながみんなその本のことを知っているわけではありませんので、皆があなたの感想文を読んで理解しやすいように、あなたと読み手の立場を近づけるためにあらすじは必要なのです。

ですので、その本に書かれた内容を最初から淡々と長く書いて説明する必要はありませんが、(長くあらすじを書くとあなたの感想を書ける文字数が減ってしまい、感想文としての評価は下がる可能性があります。)全く本の内容を紹介せずに書くというのは逆に難しいです。

「読書感想文は感想を書く作文なのだからあらすじは書いてはいけない」と堅苦しく考える必要はなく、文章の最初の方に、必要に応じて適当な長さのあらすじを書けばOKです。

読書感想文のあらすじの書き方

特に読んだ本が長いお話だった場合、読書感想文のあらすじを書くのも難しく感じるかもしれませんが、次の方法で書けば大丈夫です。

①いつ
②どこで
③誰が
④何を
⑤どうした

を書けば大丈夫です。

この中でも、いつ?というのやどこで?というのが特に本に書かれていなかったり、重要な点でなければ書かずに省略しても大丈夫です。

でも、誰がどうした、という内容はどんな本であっても、必ずあるのではないでしょうか。
(でないと本の中身がないので、本として成立しないと言えるかもしれません。)

一番大切なのは、「誰がどうした」なので、そこをわかりやすくまとめてくださいね。

【桃太郎のあらすじ】
このお話は、桃から生まれた桃太郎が、仲間と共に鬼が島で鬼退治をして人々を助ける物語です。

今回は昔話の桃太郎を例に出したので1文で短くまとまりましたが、必要に応じて、もう少し長くなったり2文以上になっても大丈夫です。

読書感想文のあらすじの書き出し方

読書感想文のあらすじをどのように書き始めよう、というのは少し迷うかもしれませんが、難しく考えず
「このお話は・・・」
「この本は・・・」
というように書き出して、あらすじを書き、

「・・・という物語です」
「・・・という話です」

と結べばOKです。

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あらすじの応用編の書き出し例

また、ちょっとしたポイントですが、あらすじを少しかっこよくまとめようと思えば以下のような方法がとれます。

あらすじの結びの「〇〇という物語です」という部分を、「〇〇の成長を描いた物語です」としたり、「〇〇が悩みながらも強く生きる様子を描いた物語です」とするなど、「この本で作者が描きたかったことは何なのか?」という内容を一言で表した文でまとめるときれいに締まると思います。

もし余裕があれば、作者がこの本で書きたかった内容は何なのか?を考えてみてくださいね。

読書感想文のあらすじの量はどれくらいまでOK?

読書感想文のあらすじはあくまで読み手の理解を助けるためのわき役の存在です。

読書感想文のあらすじを書くなら、できるだけわかりやすくかつ短く書くのが好ましいです。
目安としては、文章全体の1割以内の長さに収めるようにしてみてください。

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読書感想文の書き方小学生ならあらすじはどう書く? まとめ

いかがだったでしょうか。

読書感想文の粗筋の書き方について小学生におすすめの書き方と書き出し例をご紹介してきました。

あらすじを書くと文字数が稼げるので長く書きたくなってしまいますが、そこは書きたい気持ちをぐっとこらえて、わかりやすく、短くまとめられるよう気を付けてみてください。

短くかけた方が、いいあらすじになりますので。

また、肝心の「感想」部分の書き方についてはこちらにいくつかの記事に分けて書いていますので、こちらも参考にされてくださいね。

おすすめ!>>読書感想文の書き方 早く終わらせるための 本の選び方から例文まで

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