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浴衣の汗対策6選と涼しく着る方法! 汗止めの秘密兵器も使って徹底的に

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浴衣での楽しいお出かけの約束。

でも、汗をたくさんかくのが心配なあなた。

私も汗はよくかくので見られて不安な気持ち、お察しします。

そこで今回は暑い浴衣を少しでも涼しく着る方法、汗を見せない方法の両面から徹底的に浴衣姿を涼やかに見せるポイントをご紹介します。

  

浴衣の汗対策6選

浴衣でのお出かけは夏ならではで楽しみですね。

特にデートで浴衣姿を披露するとなると気合を入れておしゃれをしたいところです。

でも、気になるのが浴衣の汗問題です。
ゆかたって涼しそうに見えて、実はかなーり暑いですよね。

浴衣が暑いのはどうしようもない!?

一年で一番暑い季節に、決して薄くない生地の長袖トップス×ロングスカート状態なので本当に暑いです。

また、汗が表に見えなければまだいいですが、浴衣の背中が汗でぐっしょり、浴衣の脇部分に汗染みが見えるなんてところを想像すると恥ずかしくてせっかくのお出かけをあまり楽しめないかもしれません。

そこで、今から2つの視点に分けて浴衣を涼やか美人に着る方法をご紹介します。

①浴衣を涼しく着る(浴衣の暑さ対策)
②汗を表に見せない

浴衣を涼しく着る方法

まずご紹介するのが浴衣を涼しく着る方法です。

浴衣を準備・着つける段階~お出かけ真っ最中まで、そのタイミングごとにできることはいろいろあります。

できることはすべてやって、少しでも涼しく着こなしてくださいね。

浴衣を涼しく着る方法① 涼しい浴衣を選ぶ

1つしか浴衣を持っておらずこれから購入の予定もない、という場合はこの方法は使えませんが、浴衣にも涼しめのものと、暑くなりやすいものとがあります。

暑くなりやすいもの…綿コーマ(綿の平織のもの)
          化繊
          
比較的涼しいもの…綿麻のもの、麻100%のもの、生地に凹凸があるもの(綿絽など)

 
綿コーマというのは一番市販の浴衣の中では出回っているものです。

生地が詰まっていて暑く、透け感はほとんどないので安心して着られますがその分暑くなりやすいです。

また、ポリエステルなどの化繊も汗をかくとはりつくので不快に感じやすくなります。

また、麻は涼やかな素材といわれていますが、本当に綿と麻では涼しさが全然違いますので、もし麻のものをお持ちなら、それを選んで下さいね。

こちら、綿麻素材の素敵な浴衣です。

麻100%のものは高価なことが多いのですが、綿麻素材なら比較的お手頃に買えます。

また、綿のものでも生地に凹凸がある綿絽などは肌に触れる面積が少ないので通気性があり、涼しく感じられます。

こちら、綿絽素材の浴衣ですが生地に少しレースのような透け感があるので、見た目にも涼し気な着こなしができます。

普通の綿コーマの浴衣よりワンランク上の着こなしもできますよ。

浴衣を涼しく着る方法② 冷房をかけて着付けをする

浴衣の着付けをしたことがある人はわかると思うのですが、浴衣を家で着るだけで、汗をかきますよね。

約束の時間までに着付けができるよう、時間に追われながら浴衣を着用すると思った以上に汗をかくものです。

私も実は何度も経験済みです。

着つけたばかりなのにもう汗でベタベタ!?なんてことは避けたいですよね。

ですので、着付けをする部屋は普段より数度低めに空調を効かせるようにするといいですよ。

こちらにて他にも浴衣を自分で着て準備をする際のお役立ち情報をまとめています。
おすすめ!>>浴衣の髪型とメイク着付けの順番は?自分で着るのにかかる時間とコツもご紹介

また、浴衣を着る前に時間に余裕があればさっとお風呂に入るのもいいですね。

体感温度が涼しく感じられるハッカ油のお風呂についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
CHECK!>>ハッカ油の涼しいお風呂の入り方 寒くて危険にならないための適量をご紹介

浴衣を涼しく着る方法③ 衣紋をしっかり抜く

浴衣を着るときにきっちりきつめに着つけるのではなく、少し余裕を持たせて着付けをすると風の通り道ができ、熱がこもらないですみます。

おすすめなのが、首後ろの衣紋をしっかり抜くことです。

女性の場合、浴衣は首元の前側ではなく、後ろ側をしっかりあけて露出させる着方が粋とされています。(男性はあけません。)

浴衣を自分で着つけるときに衣紋がきちんと抜けていない人は意外と多いです。
こぶし1つ分後ろの襟元に余裕を作るように背中側の浴衣をおはしょり部分から下に引っ張って調整してくださいね。

浴衣で涼しく過ごす方法④ 保冷剤を持って行く

どうしても浴衣は暑くなるので、冷凍庫で冷やした保冷剤をハンカチに包んで持っておくといいですね。

暑さで耐えられなくなってきたら首の後ろ側を冷やしたり、胸元に入れたりすればかなりすっとして効果的です。

また、私は荷物に余裕があるときは凍らせた500mlのペットボトルも持って行って体を冷やしていますよ。

おすすめ!⇒花火大会デートの持ち物は?便利な物や持って行きたい食べ物まで

浴衣を涼しくする方法⑤ 扇子かうちわを持つ

これは当たり前の方法かもしれませんが、扇子など風を送れるものがあるとないのでは全く違いますよね。

暑くても手であおいでいるとはたから見ると上品さに欠けるので、ぜひお気に入りの扇子や団扇を1本用意しておしゃれに扇いでくださいね。

浴衣を涼しく着る方法⑥ ハンカチでこまめに汗を拭く

暑いときは汗が滝のように止まらない時もあるかもしれませんが、辛抱強く小まめに汗を拭くのがいいです。

汗をそのままにしておくとよけい暑いので、浴衣の中ではない部分の汗はさっと拭きとるのがスマートです。

そのためにもハンカチはタオルハンカチなど吸水力のあるものがいいですね。

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浴衣の時の汗を見せない方法とは

では、次に浴衣の時にどうしても出てしまう汗を少しでも見せなくする方法について見ていきます。

汗をかかない方法① ベビーパウダーをはたく

着付けをする前に体の汗をかきやすいところにベビーパウダーをはたいておくと、汗をかいてもパウダーが水分を吸い取り、さらさらになります。

また、同じように制汗剤を使うという方法もありますね。

さらさらの状態ですと汗をかいても不快感が減るので「たかがパウダーや制汗スプレーで涼しくなるの?」と思わずにお試しくださいね。

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浴衣で汗を見せない方法② 腰回りに補正を兼ねたタオルを入れる

浴衣で一番汗をかくのが、帯を巻き付けている胴の部分です。

ここに一番布が重なりますし、臓器が集まっている部分なので一番熱がこもりやすいんですよね。

そこで、ウエスト部分の汗をしっかり吸い取るために、下着の上にタオルで補正するのがおすすめです。

タオルを重ねると暑いのでは?と思いますが、汗がたまって蒸れ蒸れになるより、しっかり汗を吸い取る方が涼しく快適になります。

この補正は浴衣の着崩れを防ぐ効果もあります。

また、ウエストがしっかり寸胴に補正されていると驚くほど着付けも楽にきれいに決まりますよ。

補正の仕方はこちらの動画が参考になります。

また、そのほかにも浴衣のインナーを工夫して涼しい素材のものにすることでかなり暑さは軽減されますので、詳しくは⇒浴衣の肌着が透ける!最適な色と種類は?インナー暑い問題の回避方法までをご覧くださいね。

こちらも、インナーを着ないより、しっかり汗を取ってくれたり脚さばきがいい下着をつける方が涼しくなるのでぜひ試してみてください。

浴衣の時の秘密兵器 汗止め

でも、少しでも涼しく着る方法はわかったけれど、なるべく汗をかかないようにしたい、特に顔(顔汗)と上半身!という方は多いですよね。

そんな方におすすめなのが脇にあるツボを刺激して顔周りの汗を抑える、という舞妓さんも使っている方法です。

舞妓さんって、真夏でも本当にあの豪華な着物を着て歩かれています。

⇒祇園祭の後祭りで大船鉾に登ってきた!写真多数でレポート!浴衣姿の人はいる?の記事でも書いたのですが、7月の暑い京都の祇園祭でも、着物に雨よけのコートまで着られて、それでも涼しい顔でいらっしゃったのを見たときはすごい!の一言でした。

でも、そんな舞妓さんたちが使っている汗対策の一つに脇のツボを押さえて、顔周り~脇の上半身の汗を止めるという方法があります。

これは、私もNHKのテレビで紹介されているのを見ました。

そんなツボ押しを簡単にできるようにするアイテムがこちらです。

涼しく浴衣を着る方法と合わせて、こちらも是非お試しくださいね。

そしてどんな場合でもやはり、夏の暑い時ですから水分補給はしっかりお忘れなくですね。

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浴衣の暑さ対策 まとめ

いかがだったでしょうか。
浴衣をすずしく着る方法についてみてきました。

浴衣をさわやかに着こなすのに憧れますが、夏のおでかけは誰しも汗をかくのが当たり前です。

できる対策をした後は、「汗をいっぱいかいたらどうしよう?」なんて思いは忘れて、思いっきり夏のお出かけを楽しんでくださいね。

おすすめ!⇒浴衣の肌着が透ける!最適な色と種類は?インナー暑い問題の回避方法まで

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