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なら燈花会の来場者数とおすすめスポットをご紹介。屋台も出ます!

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夏の奈良の一大イベントといえばなら燈花会です。
毎年お盆前~お盆最終日の直前の14日あたりで行われているので地元に帰省した際に行く、という方も多いのではないでしょうか。

1999年から続き、ますます大人気のなら燈花会。

私も何回も行き、大好きなイベントです。

なら燈花会の混雑がどのくらいなのかとおすすめ会場について、さらには気になる屋台の情報についてもお伝えしますよ。

  

なら燈花会の来場者数はどれくらい?

なら燈花会は近年、毎年90万人の来場者数を誇る、奈良の夏の一大イベントとなりました。
毎年10日間のイベントですので単純計算して1日9万人の来場者数、となります。
これが週末となるともっと人出は多くなりますね。

ちょっと前のツイートになりますが、混雑についてこんなツイートもあります。

2012年の8月12日はお盆の日曜日です。

このときの人では19万人弱!
結構な混雑ですよね。

なら燈花会は混雑が分散されやすい!?

関西で有名な花火大会といえばこれ!の天神祭奉納花火大会は2016年の人出はなんと130万人!

これは一晩での数です。

私は天神祭奉納花火大会も2回ほど行ったことがありますが、人の多さたるや、花火終了後に駅へと向かう人の混雑は通勤ラッシュ時の電車の中か!と思ったこともあります(ずっとではありませんが、瞬間的にそれくらい混雑していたということです)。

それが、なら燈花会の場合は10日間全期間での来場者数が90万人強、です。

しかも、なら燈花会が行われる奈良公園の広さをご存知でしょうか。

502ヘクタールもあるんですね。

また、会場も10会場用意されています(一部なら燈花会期間の中でも数日間限定の会場あり)。
そのため、混雑は比較的分散されやすいのです。

このようなツイートもあります。

こちらの方は、花火大会は人混みが苦手で行っていないが、なら燈花会は混雑はしづらいので行きやすい、という風に言われています。

比較的ゆったりな夏イベントがなら燈花会

私も実際なら燈花会は何回も参加しましたが、人が多すぎて身動きがとれない、ということはありませんでした。

確かに大人気のイベントなので人の数は多いです。
でも、奈良ならではの良さが表れた、比較的ゆったりと回れるイベントであることは間違いありません。

花火大会やにぎやかなお祭りのような派手さはなく、激しい動きもありません。

でもそこにあるのはいにしえから続く奈良の地を活かした、かざらずとも美しい火の原点のような炎の美しさです。

2019年もなら燈花会は混雑が予想されますが、大きな花火大会に比べればその人出は抑え目で、比較的誰もがゆったりと楽しめるイベントです。

2019年は8/5(月)~14(水)の19時~21時45分に行われますよ。

やはり、私が何回か行って思ったのも、お盆期間の土日は他府県から帰省して出かける人もいたり、仕事が休みで足を延ばす人もいたりで混みやすいようです。

2019年は8/10~12が土日祝(12日が山の日の振り替え休日)ですので、このあたりが一番混むかと思います。

混雑が心配な方は期間中前半の平日に行かれると大混雑には巻き込まれずにしっとりと楽しめるかと思います。

参考にしてみてくださいね。

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なら燈花会のおすすめスポットはどこ?

さて、私のおすすめ会場を3つご紹介しますね。

どこも甲乙つけがたいのですが、初めての方が全会場のうち、部分的に回るなら・・・と考えて選んでみました。

水面に映る明かりも楽しめる浮見堂会場

次のツイートに載っていますが、水に映る燈火がとっても美しいんです。

ただ、やっぱり大人気の会場の1つであるため、混雑には注意です。

例年歩行者も一方通行になっていますので気を付けてくださいね。

竹細工が美しい 浅茅ヶ原会場

毎年竹細工が印象的なのが浅茅ヶ原会場です。
竹を曲げて繊細に作られたオブジェが雅で、なら燈花会、といえばこちらの会場を思い出す人も多いのではないでしょうか。

浅茅ヶ原会場へのアクセス
時間がない方はバスを利用し、バス停の春日大社表参道乗り場で降りてすぐです。

新デザインが楽しみな春日野園地

今年新デザインがお目見えすると話題なのが春日野園地です。
これまではカラフルなカップを使い、色使い鮮やかに様々な絵柄を描いていた会場でした。

今年はどうなるのか?楽しみですね。
新デザインを見たいと混雑も予想されます。

春日野園地会場は東大寺南大門近くで、近鉄奈良駅からは最も遠い方のエリアになります。

会場がたくさんあって、それぞれが大きいなら燈花会。

歩きやすい靴でお出かけくださいね。

なら燈花会に屋台は出るの?

なら燈花会にも例年、屋台が出ています。
特にお店の数が多いのが下に紹介する2つのスポットです。

甍(I・RA・KA)会場の屋台

なら燈花会には例年甍(I・RA・KA)会場に屋台が出ています。

スタバやサーティワンなどのおなじみフードも屋台が出ている!とちょっとした話題です。
例年、こちらの場所が一番屋台数が多いようです。

2019年の情報はまだ発表されていませんが、2015年は甍(I・RA・KA)会場に17もの店舗が並んでいたとのことです。
※地図は最後にまとめて載せますね。

東大寺前の参道にも屋台が!

東大寺前の参道も屋台が並びます。
もともとお土産物屋さんがならび、修学旅行などでも定番の、昔ながらの趣があります。
東大寺の参道って広く、悠々としていて素敵なんですよね。
あそこを歩くだけで背筋がぴんとするといいますか。

ただ、注意が必要なのが屋台のある甍会場、東大寺前参道のどちらとも近鉄奈良駅からは結構歩くんです。
徒歩にして20分は歩くでしょうか。

そこで、上に書いたおすすめの燈花会会場と屋台を効率的に回るコースを考えてみました。

【おすすめコース】
①近鉄奈良駅、JR奈良駅ともに1番乗り場から「春日大社本殿行」、「市内循環」、「高畑町行」のいずれかに乗り、春日大社表参道のバス停まで乗ります。
②バスを降りて三条通を少し西に行けばすぐに浅茅ヶ原会場がありますので鑑賞します。
③さらにそこから南の方に行くと浮見堂会場があるので鑑賞します。
④東大寺前の参道へと続く道を北に上っていき、東大寺前参道の屋台を楽しみます。
⑤参道から東の方に行き、春日野園地会場を鑑賞します。
⑥さらに南下し、奈良春日野国際フォーラム(甍会場)で屋台村を楽しみます。

いかがでしょうか。
最初に春日大社表参道までバスで出ておくのがポイントです。
これにより、20分の徒歩をショートカットでき、体力を温存することができますね。
また、人気の会場や屋台スポットも効率的に回ることができます。

正直、なら燈花会の期間中は道路も混雑しますので、春日大社表参道までのバスの時間も遅延しそうで不安だという方は、もちろん奈良駅から歩けばOKです。

でも、なら燈花会はどの会場もとっても魅力的なので、お時間の許す限り、体力の続く限りいろんな会場をまわって夏の幻想的な風景をお楽しみくださいね。

最後にこのページに出てきた場所を地図でまとめます。
各地点につけた〇付きの数字は上記のおすすめの燈花会会場と屋台を効率的に回るコースにつけた番号と一致します。

各なら燈花会の会場については広い範囲となりますので、下の地図上ではおおよその場所を目印1点のみでの表示しかできていないことをご了承ください。
また、当日は歩行者も一方通行などの規制がありますので会場での指示に従って回るようにしてくださいね。

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まとめ

いかがだったでしょうか
なら燈花会の例年の混雑状況やおすすめ会場、おすすめルート、屋台スポットについてご紹介してきました。
幻想的な雰囲気を味わっていただけたでしょうか。

会場で実際に目にされると歴史ある奈良の地と光とのコラボレーションに感動すると思います。
ぜひ楽しみにお出かけくださいね。

実は2017年のなら燈花会の初日に参加してきました!
そのレポートで、特にデートでおすすめだと思ったスポットをこちらの記事にまとめています。写真たっぷりで雰囲気もつかんでもらえると思います。
⇒なら燈花会でデート!一客一燈もおすすめ!浴衣率は?2017年レポ写真つき

また、できるだけ多くのなら燈花会の会場をまわりたい、という方には管理人がぐるーっと全て徒歩で歩いたコース、感想、写真なども載せているこちらの記事がおすすめです。
⇒なら燈花会の混雑状況2017写真多数でレポ!春日野園地のスケールに感動

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