祇園祭の後祭りで大船鉾に登ってきた!写真多数でレポート!浴衣姿の人はいる?

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7月も後半になると祇園祭もいよいよ大詰め。
後祭りも24日の山鉾巡行に向かって宵山が盛り上がります。

2017年7月23日の後祭りの宵山に実際に行ってきました。
そして2014年に復活した大船鉾にも上らせてもらいましたのでそのときのレポートを写真多数でお送りします。
これを読めば大船鉾の山鉾搭乗はどんな感じか、人出はどの程度なのか?わかりますよ!

後祭りの概要については⇒祇園祭の後祭りとは?日程と楽しみ方、屋台は出るかをまとめて紹介!の記事もぜひ参考にされてみてくださいね。

  

祇園祭の後祭りで大船鉾に搭乗!

さて、今年の後祭りは2017年7月23日の宵山に行ってきました。
明日は後祭りの山鉾巡行を控え、宵山最終日ですね。

2014年に復興された大船鉾に一度上らせてもらいたくて、楽しみに来ました。

大船鉾はやはり人気のようで、遠くから見ても明らかな人だかりができていましたよ。

とっても立派ですね。
大船鉾は禁門の変で大部分を焼失し、祇園祭ではずっと休み鉾となっていました。
しかし町の人の努力の甲斐あって平成26年には鉾本体の復興がされています。

神功皇后の戦に勝って凱旋するときの船を表したものが大船鉾なんですね。
神功皇后は応神天皇を見もごりながら海を渡って戦勝したとのことですよ。パワフルすぎます。
そのパワーにあやかりたいところです。

あでやかな浴衣姿の方がちまきや拝観券を売っていました。

拝観券は500円でした。
私は普通の拝観券を購入しましたが(これにも大船鉾の説明のパンフレットがついています)、大船鉾の冊子付きのセットは1000円で売られていましたね。

大船鉾拝観時間(2016年時)
7/20   18時~22時
7/21~23 10時~22時

そして、なんと舞妓さんがプライベートで来られているのに遭遇しました!
お知り合いの方と「おつかれどすー」と会話されているのを見て、やっぱり立ち振る舞いが美しいなーと思って見とれていました。
この暑い中、お着物+コート(雨よけ用)まで着られていても涼しい顔でいるのは、プロだなーと思って拝見していました。

提灯が美しいです。

入り口のところで拝観券を渡し、靴を脱ぎます。
靴は番号札を付けて、浴衣姿の係りの人が預かってくれるシステムです。

ちょっと急な木の階段を上って2階へ。
まず最初にご神体にお参りするよう案内があり、お参りをさせていただきます。

山鉾と渡り廊下でつながった2回の部屋は結構な人で、冷房もきかせてくれているのですが、やっぱり人の多さのせいか暑かったです。
中では飲食もできませんし、十分な水分補給をしてから行くのがおすすめですね。

お参りが終われば渡り廊下の前で列に並んで自分の番を待ちます。
15分くらい待ったでしょうか。
大船鉾は女性も乗らせてもらえる鉾ですし、子供さん連れもよく見ましたよ。
お船の鉾だよ♪と言うと子供も上るのが楽しいでしょうね。

下から見ていた、この↓渡り廊下を進んでいよいよ大船鉾に登らせてもらいます。

大船鉾の大部分は木でできています。
平成26年復興ということは、まだできて4年なんですね。
木のいい香りがしました!

また、ビニールカバーがかかっていて見えにくいのですが、金色の飾りのように見えるものは大金幣というそうです。文化10年(=1813年!)に製作されたものなんだそうです。
すごく硬そうに見えますが、和紙を張り合わせたものに金箔を貼ってあるものなんだそうです。
力強くかつ美しい!です。

船の北の船首です。

こちらは南。

鉾に登っているとしたから見上げて写真を撮っている人も見下ろせます。
想像していたほど高くて怖い、ということもなかったです。
建物の2階の高さですもんね。

でも、船の中はこんな風に木でできた仕切りが多数あり、これをまたぐのは女性の方は結構大変だと思います。
浴衣やスカートで行かれる時はかなり注意して進む必要がありますね。

山鉾の上は結構混雑していて、次の人も待っているのでなかなかゆっくりは見られない感じでしたが、初めて鉾に登ることができ、しかも人気の大船鉾に登れてとても満足できました。ありがとうございました。
こんなに豪華な大船鉾を復興するには町の方の並々ならぬ思いがあったのでしょうね。

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祇園祭の後祭り 宵山写真コレクション

南観音山です。
こちらも搭乗可能とのことで、行列ができていました。
提灯に描かれた模様がかわいらしく、色もパステルカラーでかわいらしいです。

南観音山の側面をよく見ると、すごく凝った女性の絵が施されているんですよ。
このあたりも実際に見てみると豪華さに驚くと思います。

こちらは北観音山です。
北観音山は一般拝観はないので注意してくださいね。

遠くから見るとこんな感じです。

お次は鯉山です。

橋弁慶山は昼の3時頃だというのに明かりがともっていました。
提灯といえば暗闇の中、パキッと光るイメージですが、昼の光の中で控え目に光る提灯も趣があっていいですね。

 

祇園祭の後祭りで浴衣姿の人はどれくらい?

前祭りの宵山の時は昼間から浴衣姿の人はたくさんいたのですが、あと祭りでも多少割合は下がるものの、浴衣姿の人は多かったですよ。
数としては浴衣の方は全体の1割満たないくらいでしたね。

子供さん連れも多く、子供はかわいい甚平を着ていたり!

そして山鉾町の方でしょうか、町の方でおそろいの浴衣を着られている方もお見掛けしました。

祇園祭後祭りも浴衣で楽しむのも素敵ですね。
CHECK!>>兵児帯の大人女性の結び方 簡単な方法からアレンジまで粋に大人かわいく

時間があまりなかったのですが、⇒祇園祭の後祭り宵山に行ってきた!人出はどのくらい?屋台はあるの?の記事にも書いた通り、時間があれば新町通りのきもの屋の問屋さんの露店で来年の浴衣を探してもよかったなーと後悔しています。

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祇園祭の後祭で大船鉾に登ってきた! まとめ

いかがだったでしょうか。
祇園祭あと祭りの大船鉾は本当に一見の価値ありです。

後祭り宵山の混雑状況についてはレポートをこちらにまとめていますので、こちらも参考にされてくださいね。
おすすめ!>>祇園祭の後祭り宵山に行ってきた!人出はどのくらい?屋台はあるの?

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